はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

BS松竹東急で放送中「嵐シリーズ」

2022-08-13 14:30:00 | 気になる:テレビ番組
猛暑が続くお盆ですが、いかがお過ごしですか?

暑いので墓参りと買い物以外は出かけてません😁適当にテレビを見て過ごすくらい。

さて、

「奥様は魔女」の記事でも触れましたが、4月に開局した

BS松竹東急

では、「松竹」という冠があるので、懐かしい「歌舞伎」や藤山寛美さんの「松竹新喜劇」などの舞台作品と、他の局以上に懐かしいドラマを放送してます。
なかなか渋いです。

そして、40年近く前の昼ドラ

「愛の嵐」


(BS松竹東急HPより)

も放送していました。

後で一気見しようと思って録画していたのですが、先日の突然の訃報に、序盤の少しだけ見始めたところです。

例のCMとともに、渡辺さんを知った一つのきっかけになった作品かと。

ストーリーはこちら↓
甲州の大地主、三枝家で何不自由なく育てられた娘・ひかる。ひかるの五歳の誕生日に、父・伝右衛門が孤児である猛を連れ帰り、猛は使用人として三枝家で暮らし始める。地主の娘とその使用人、この二人の幼い愛は成長につれて恋に変わり、許されぬ愛に胸を焦がす。やがて戦争をはさんだ激動の時代が、二人の運命の歯車を狂わせていく。(Wikipediaより)

原作は、エミリー・ブロンテの「嵐が丘」。
宝塚でも上演されましたが、結局見ずじまい。

いやもう、懐かしくて。
忘れかけていたストーリーとともに、まだ学生だったのに、なんかドロドロ?した大人の世界にはまっていた頃を思い出しています。

 

その次に放送されたのが、「華の嵐」


こちらの方が、よく見ていたかも

絶対的家長の父親を中心に、緊張感のある華族の家庭のお話。
ストーリーはこちら↓

昭和初期から戦後まもなくの時代を舞台に、華族平民の愛と激動を描いた作品。城北大学剣道部主将・結城一馬の父は男爵海軍中将の南部雅春の身代わりになって殉職した巡査である。一馬は父の仇として南部家と南部雅春に深い恨みを抱いて成長した。苦学の上で入学した城北大学では剣道部の親友にして後輩の氏家直弥と剣道の稽古に励んでいた。その氏家の婚約者として現れた南部男爵の娘・峰子と出会う。南部を憎む一馬と、海軍中将である父と南部男爵家とを誇りに思う峰子は激しく対立するが、ある日暴漢に襲われた峰子を一馬が救った事から、二人の距離は急接近。氏家が出征し不在の中、激しく惹かれ合いながらも、憎しみ合うこともやめられない二人。そして時代は第二次世界大戦へと向かっていく。(Wikipediaより)


家族同士で「ごきげんよう」があいさつだったのが、衝撃的でした。ホントにもう別世界
そして、渡辺裕之&高木美保コンビ誕生です。

高木さんのプライドの高いお嬢様、柳子(りゅうこ)様!最高にはまってました。
華麗なる華族から、戦後没落し、紆余曲折あって、逞しく生き抜く姿は、どんな状況でもとても美しく、凛として素敵でした。

HPを見て初めて知りましたが、原作ベースは「風と共に去りぬ」だそうで。
なるほど、彼女はスカーレットだったのか。全く負けてないです。

渡辺さん、人を激しく恨む目つき(と言ったら失礼だけど)、睨みがすごく、怒りをエネルギーに変えて強く生きていく、という役柄が本当にはまっていた気がします。

 

この後、「夏の嵐」と続き、昼ドラ「嵐シリーズ」三部作となりました。この「夏の嵐」のオープニング曲は、葉加瀬太郎さんが所属していたクラシックのグループ、G-CLEFの演奏。この、ドラマティックな楽曲が衝撃的に印象に残ってます。

ストーリーは若干似たり寄ったり💦なんだけど、学生時代だったはずなのに、よく見ていたのはなぜでしょう。明確に覚えてませんが、録画してたのかな?

 

三部作全てに登場したのが、今はスマート・ダンディな印象の長塚京三さん。
設定はもちろん違いますが、必ず主人公の男性の強烈なライバルとして出てきます。
インテリ、お金持ち、品があるけど、嫌み、ずる賢い。昔はそういう役が多い方で、またそれがお似合いだったですよね。長塚さんがいるから、主人公が引き立つ、というもので。

 

今時の、「優しい」か「胸キュン」、「猟奇的」か「リアルで複雑」系のドラマが本当に苦手で。
ハラスメントなにもあったもんじゃない、生きるために必死、とにかく熱量の高い、ヒリヒリするストーリーに、ついつい吸い込まれて、気がつけば時間が経っている感じ。

そういえば奇しくもこのシリーズは、戦前・戦後を逞しく生きた人たちが描かれていますね。架空とはいえ、そういうドラマで、少し前の時代を知る事も楽しいかもしれません。


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