はぎおの「ツボ」note

興味がかなり偏ったはぎおが「ツボ」にはまったことを、のんびりと、時に激しく?!思いつくまま綴ってます…

妖精だって休息は必要 。

2023-08-19 15:10:32 | 記録:宝塚

今日は宝塚のお話。

星組主演の礼真琴さん。
以前から心配されていましたが、結局休演となってしまいました。

礼さんの念願だった演目「1789」
東京公演は無事に千秋楽まで・・・と思っていましたが、途中での離脱。

想像でしかないですが、私が観劇予定だった公演の中止も、コロナではなく、礼さんの不調が原因だったのではないか?
他の組が今のところコロナの対応が上手くいっているだけに、なぜ星組だけ?と思っていたので、そう思わざるを得ません。

 

トップや2番手の休演。
宝塚を見るようになってから、何度か目にしてきました。

ケガでの全休とか、急病での途中離脱とか。


何度か書いてますが、2018年には、実際に代役公演を目にするという事態に遭遇したこともあります。


今回も、結局「代役公演」という形になりました。
結果論でしかないですが、この公演の後「休養」を発表していたということは、すでに不調だったことがうかがい知れますし、最初の公演中止のことを考えると、大劇場は最初から「代役公演」でもよかったのではないかと。


個人的には、無理を推しての出演よりも、代役での上演に賛成です。
なまじ「スター制度」を導入しているから、批判があるのだと思いますが、
チケットを販売している劇団なので「公演の上演」が優先だと思うのは私だけでしょうか。
コロナで何度も公演中止になり、チケットを確保しながら煮え湯を飲まされた方はこの数年で何千、何万人もいるはず。元々代役での稽古もやっていると聞いているし、痛々しい姿でハラハラしながら見るより、代役でも、可能な限り上演してもらいたいものです。
 
代役公演。緊張感があって、一人変わるだけで公演全体の印象も変わって、観客としては、それはそれで楽しめたと思います。(2018年の実体験)
 


「1789」は礼さん本人の念願の公演だし、責任感の強い方だと聞いているので、どうしてもやりたかったのだと思われます。
すべてにおいて、全力で演じられる礼さん。
この休演は、礼さんの責任ではない。
コロナでの全公演休止、緊張感の中での公演再開。思うようなパフォーマンスができないというストレス。最近のファンもスターに対して期待度・要求が高すぎる。
そしてやはり、酷使してきた劇団の責任も大きいと思います。

経営陣が変わってから、コロナ禍以降表舞台にほとんど出ず、全てSNSで一方的にお知らせ、というのもいかがなものでしょう…


以前から何度も書いてますが、宝塚って「本業以外の仕事」が多すぎるんですよね。
「働き方改革」と言って稽古時間を減らす反面、本業関係ないメディアやイベントへの出演や「スカステ」の正直どうでもいいコーナーがどんどん増えてる。
どうせ出るなら、勉強を兼ねて、外部の舞台やドラマ出演とかしてほしいのに。

「スカステ」は、過去の名作を放送してくれればそれで満足です。コロナ禍で、本来放送されるべきだったものが制作できず、過去の作品を数多く見られて、結構楽しめました。
高額な契約料を払ってるんだから、全ての公演を放送してほしいです。

 

 

今回の休演を聞き、2002年、花組の匠ひびきさんの時を思い出しました。
ダンスが得意だった彼女。その彼女が疲れによる体の炎症で思うように動けなくなって、東京公演はほぼ休演。千秋楽だけの出演だったかな?映像でしたが本当に痛々しくて、挨拶も含め、見ているのが辛いほど。お披露目&退団という、今でも謎の公演の最中、誰よりも本人が一番辛いよねぇ。

 

星組と言えば、全トップ、紅ゆずるさんも、千秋楽での熱演のあまり、声をからしてしまう、という映像を見ました。
体育会系、全力疾走の星組のイメージ、とても良いことですが、体調管理も難しいところです。(星組って、かつてはエレガントな組、というイメージだったんだけどなぁ)

 
 
 
 
「妖精」だって、休息は必要。
責任を感じることなく、また、軽やかに飛び跳ねるような礼さんが見られることを願っています。

そして、急きょ代役として主演する暁千星さんと星組の皆さん。新たな「1789」が見られることを楽しみに(収録はないだろうな)、無事乗り切られるよう応援しています!


8月24日追記
結局、礼さんは千秋楽前に復帰することに。またあの週刊誌がいらん事を書いてたし。
ファンが暴走して代役公演に猛反発したのではないかと。わからないけど。
本当にファンならば、完全回復するまで休養を願うと思うなぁ。
礼さんの将来を考えたら、私は復帰に反対ですね。きっと、しんどさを隠してめいっぱい頑張ることは目に見えてるし。
劇団も、本人も、他の星組生の頑張りを信じて欲しかった。
何故か、劇団はいつも無かったことにする代役公演。このまま千秋楽まで続けば、配信見ようかな?と思ったけど、復帰となると、見ていて複雑な気持ちになりそうなので、止めておきます…

3時間の公演を1日2回、多かれ少なかれ、みんな何かしらの不調を抱えながらのパフォーマンスになると思いますが、今回は特に目立ってしまったから、余計にね。

最近、休演者が多すぎます。
コロナ禍以降、理由はいろいろあると思いますが、やはり、忙しすぎるスケジュールの見直しをお願いしたいです。
あとは、ファン側の冷静な対応。。本当に「羽根問題」とかどうでもいい😥羽を背負う方が珍しかった時代が懐かしい。
今回の代役公演、立ち位置や衣装など、完全に再現されてたそうで、素晴らしいことです。というか、興行収入を得ている劇団なんだから、役者が変わっても上演する。これが当たり前なんですよね。
今回は、本拠地での開演直後から、何となくザワザワした感があり、結果、休止、休演、代役公演、復帰、週刊誌ネタ…コアファンでなくても、なんか、複雑な思いでいっぱいです。とにかく、皆さんお疲れ様でした。無事に千秋楽を迎えられ、ゆっくり休息が出来ることを願うだけです。


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