少し前ですが、羽山紀代美先生の訃報を聞く。
今上演中の花組公演の振付も手掛けられていたとか。
あまりに突然の訃報に驚きました。
「いかにも宝塚らしい」振付、群舞。
何を持って「らしい」か、説明が上手くできませんが、羽山先生の振りが「らしい」と、子どもの頃から見ているファンとしては、そういう感じです。
真似なんてできないけど、覚えてる振り、いろいろあります、思い出します。
93期初舞台生の「シークレットハンター」のラインダンスは、今でも忘れられません。
あとは、「燕尾服」ですね。
20年近く前ですか。振付家30年記念公演
「ゴールデン・ステップス」
ダンスに疎くても、どの場面も美しく、カッコよく、素晴らしいショーでした。
ビシッとした、キメ!みたいな「様式美」。
それだけ、宝塚の良さを引き出す、素敵な振付家でした。
「EXILE」や「坂道グループ」みたいな、最近のフワッとした群舞って、私は宝塚ではちょっと違うなぁ、と。
そういえば、20年前でしたか、TRFのSAMさんが振付に加わったことがありましたね。ちょっと時代が早すぎた感じで、個人的には違和感があったのですが、今やそれが主流みたいで・・・
そういえば、20年前でしたか、TRFのSAMさんが振付に加わったことがありましたね。ちょっと時代が早すぎた感じで、個人的には違和感があったのですが、今やそれが主流みたいで・・・
ダンスの技術は昔に比べたら格段に高いのですが、最近、燕尾服を美しく見せるダンサー、いるのかな。
同じ時期に、夏まゆみさんの訃報も。
こちらも驚きました。とてもお若いのに。
こちらも驚きました。とてもお若いのに。
近年の「アイドルの振り」といえば、夏先生。
モーニング娘、初期のAKB・・・辛うじて曲と振りが思い浮かびます。
かつてのアイドルのような「フリフリ」ではなく、言わば「群舞」的なカッコよさ。
そこに絶妙に可愛さがあって。
そこに絶妙に可愛さがあって。
宝塚も手掛けていたようで。(どの公演だったんだろう)
多くの方に影響を与えられていたようで、改めて残念でなりません。
なんといいますか、「振付」でそのグループ、個性の印象が変わるものだな、と、振付家お二人の相次ぐ訃報で実感します。
最近ご無沙汰していた
「ローザンヌバレエコンクール」
を久しぶりに見ました。
後半のコンテンポラリー部門だったので、素人にはなかなか難しかったですが、音楽と振付。踊る人の身体能力、体つきに合ってるかどうか。同じ振りでも際立って個性の違いが出ました。
いつ見ても、見ごたえのあるコンクールです。
音楽も大事だけど、振付も欠かせない。
振付家の存在の大きさを、改めて感じる時期でした。
振付家の存在の大きさを、改めて感じる時期でした。
心よりおふたりのご冥福をお祈りします。
スカステさん、「ゴールデンステップス」やトーク番組の放送をありがとうございます!
良き時代の思い出に浸りながら、追悼したいと思います。