台風10号(ハイシェン)は観測史上最大級とか最大瞬間風速が70mとか、危険である台風です。
観測史上とは、全国各地にある観測所で記録を始めた時からということになります。(1951年から正式に記録開始)
東京がもっとも古くて1876年から、気象台は都道府県ごとに2か所ぐらいで1940~1950年頃から、アメダスは1976年からです。
今回の台風10号(ハイシェン)は、1959年の伊勢湾台風に似ているということで、被害が広がらないことを望みます。
気象庁のホームページに台風の順位がありますが、「統計を開始した昭和26年(1951年)以降に発生した台風の統計において」と書かれています。
室戸台風は1934年に発生した台風なので、ニュースでは過去の台風映像として出てきますが、観測史上には含まれないようです。
昭和初期、大正、明治にも大水害があったかもしれませんが、口伝えや主観的な記録しか残っていないので、客観的な記録が残っている1951年以降が正式な「観測史」になります。
80歳以上の高齢者なら、「子供のころの台風がすごかった」ってのも、本当に台風10号(ハイシェン)より強かった可能性もあります。
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