早起きは三文の徳

何気ない喜びや驚き、発見は日常の中にある

美脚自転車のマドンナ

2023-10-20 18:42:01 | 日記

 通勤時に気になるヒトがいる。自宅から最寄り駅まで歩く途中、自転車でオレを追い抜いていく女子高生だ。平日はほぼ毎日、見る。なぜ気になるのかというと、脚のキレイさだ。ふくらはぎ、足首は見事に締まり、太ももも適度なふくらみを持ちながら引き締まっている。ただ痩せているわけではない。内からあふれるエネルギーに満ちた、はち切れそうな見事なフォルムなのだ。そして、これも見事な小麦色。想像をたくましゅうするに、きっと、テニス部か陸上部なんだろう。

 最初に気付いた時は、模様のない黒いリュックだったが、夏前になると、何て呼ぶのか知らんが、女子高生がよく持っているカバンを背負うようになった。「部活を引退したんだな」と思っていた。

(写真・本文とは関係ありません。マドンナは膝上20センチ以上)

 おカオを拝顔したいと思っていたんだが、いかんせん、よほど高級車に乗っているのか、近付く音が聞こえない。ちなみに、オレは日陰を選んで左側歩行をしている。気が付くと黒い自転車とキレイな脚が通り過ぎていく。そしてすごいスピードで視界から消える。同級生にほのかな恋心を描いた数十年前を思い出した気分だった。

 それが、夏休み明け、リュックに戻ったが、脇にはいくつかのマスコットをぶら下げていた。そして、驚くほどスカートが短くなっていた。夏休みに何かあったのかな? と思っていたが、最近、信号待ちでなんと隣あったのだ。まぶしくて正視できなかった・・・のは数十年前だろうが、しっかりとご尊顔を見させてもらった。

 篠原涼子をきつくした感じか。髪をかき上げる仕草は、色気というより、スポーツ選手のそれだった。そして、信号が青になると、彼女はいつもの通り音もなく走り始めた。しかし、自転車の後輪の枠(何ていうんだっけ)に貼ってある高校のシールだけは読めた。きっと、学校の駐輪場の許可証みたいなもんなんだろう。

 夜、家に帰ってその高校をネットで調べてみると、偏差値62の公立校。そしてビックリしたのは、学校の位置だ。オレが向かう最寄駅から2つ先の駅と3つ先の駅の中間くらいにある。どこに住んでいるのか知らないが、短く見ても10キロ近くあるだろう。それを毎日往復するには、高性能自転車もうなずける。逆に、自転車往復生活となると、ヘンな街遊びも覚えなくていいかなとも。ここまでくると、親の気持ちだ。

 月曜も颯爽と追い抜いて行ってね。


ナゾの350円ラーメン

2023-10-20 12:41:39 | 日記

 よく通る道に気になる、店がある。

 街のラーメン屋さんだ。のれんは新しそうだが、メニュー表は、かなり年季が入っている。「準備中」とフダを出しているのに、いつものれんは掛かっている。そして、「サービス品」の安さだ。一番下、この写真ではかなり見づらいが、「ラーメン 350円」と書いてある。タイムサービスとかではなく、何時に通り掛かっても、出してある。

 看板出し入れしたり、のれん掛けたりしてるんだから、廃墟ではない。実は前に一度だけ、引き戸が開いていて、親父さんらしき人物が中にいるのを見たことがある。老年の域だったかな。中はカウンター席5つくらいに、昭和なテーブルが2つ。チラ見で通り過ぎた。

 しかし、いつ見ても、「準備中」。どんなスゴイ仕込みをしてるんだろう。

 世の中では、あるコンビニで「だけ弁当」と称しておかず1品で200円で売っているところもあるというが、このナゾの350円ラーメン、いつか食べてみたい。


カワイイ女にも弱い吉宗

2023-10-20 06:14:04 | 日記

 けさの「暴れん坊将軍」は、おもしろかった。痛快な勧善懲悪の面白さではなく、コメディーチックな面白さで朝から楽しませてくれた。

 きょうのゲスト女優は石野真子。オールド・アイドルファンならよくご存じだろうが、垂れ目と八重歯が特徴的な可愛いアイドルだった。その彼女も出演時は35歳を過ぎていたが、昔の残像はしっかりと残っていた。

 3度、夫に死なれた後家さん。しかも3人とも石野と婚姻後、幕府で出世したり、大店の主(あるじ)になったりという“あげまん”オンナだった。そんな石野がふと出会った徳田新之助こと吉宗に一目ぼれ。吉宗は困ったフリをしながらも、実は嬉しそう。

 石野は「徳田様は私と一緒になれば、大名くらいにはなれる」と屈託なくつきまとう。時には町で見かけた吉宗を追いかけるほどだ。

 勧善懲悪の本筋は、幕府から各藩に割り当てられる交付金を横領していた掛川藩江戸留守居役を成敗したが、その過程で石野は自分を守るために悪党と刀を交える吉宗を見て、「やっぱり、私と関わる男の人は幸せになれないみたい。どうぞ死なないで」と言い残して、吉宗の前を去る。

 そして、オチとして、縁日で団子を食べながら歩いていた石野が、吉宗の盟友・大岡忠助とぶつかり、着物を汚してしまったことをきっかけに、今度は忠助を追いかけることに。

 さて、どうなったことやら。