ピンズ屋のひとりごと

オーダーメイド専門のピンズメーカー「ピンズファクトリー」のスタッフが、交代で日常を語っていきます。

チャロー!六ヒル

2009-02-04 18:09:11 | Weblog
しばらく前、割引券付きフライヤーをいただいて以来、かなり気になっていた、「チャロー!インディア:インド美術の新時代」…いわゆるインドの現代アート展。ゴアトランスのCDジャケットみたいな、ヒンドゥーの神様meetsサイケデリックアートみたいな(それどんな思い込み?)、とにかくきっと好きだろな、自分、コレ。…ということで、チャロー!(ヒンディー語で“行こう!”の意らしい)と、友人誘って、森美術館へ出かけてきました。

会場に入ると、まず嗅覚に訴えかける何か。「ほのかにマサラな香りが…」とつぶやくと、「あ、なんとなくね~」と友人ものっかってきましたが、まあ幻臭でしょうよ、おそらく。そして、展示物を見ていけば、自分の先入観ってーもろもろとんでもなかったな、と思うことしきり。「楽しい!もいっかい!」「こ、これはもしや製作中に血まみれ?」「なんという皮肉!」「かわいーかわいー」「…アメコミ?」「足がからまるー」「連れて帰りたい!」「ムゴすぎる…」なんのこっちゃ、雑多な感想がだーっと。

また、観覧者層も様々でした。母と幼い娘の親子(おそらく)で来ている方なぞもいらっしゃって。で、その娘さん、とある写真を見て、「こわいー」と半泣き。こどもの反応は素直だなー面白いなー。その作品、自分は「これなんて、もろインドっぽい」と思ったもので…。

「サイケデリックトランスなアート(ナニソレ?)なんてなかったね」と友人は言っておりましたが、まあそんなことはどうでもいいよね。とことんシリアスな作品もあれば、社会的問題をあえて茶化してみせる作品もあり。また、先端技術を駆使した(らしい)体験型(=参加型)作品に関しては、その場をいったん離れても、また戻ってきちゃうくらいに夢中。もうほんと多種多様な作品群。それらに内包された思いやら現実やら問いやらなんやらを、どう受け取るかによって、感じ方は違うでしょうな。自分においては、いろいろひっくるめて、大いに楽しみましたー!

インドアートの後に眺めた六本木ヒルズ「スカイデッキ」からの景色。

トーキョー。


PINS FACTORY(ピンズファクトリー)は
オリジナル・デザインのPINS(ピンズ・ピンバッジ・ピンバッチ)を
受注製作する専門メーカーです。
http://www.pins.co.jp

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