ピンズ屋のひとりごと

オーダーメイド専門のピンズメーカー「ピンズファクトリー」のスタッフが、交代で日常を語っていきます。

欠損補修名人

2006-11-15 19:22:23 | Weblog
近頃(何故か)ぞくぞくと知人が歯医者通いを始めています。差し当たり歯に問題無い(自分だけがそう思ってる?)かーさんは、あくまでも他人事として、皆を哀れんだり冷やかしたりしていました。多くの人がそうであるように、自分も歯医者は苦手です。幼少の頃友人家族が営む歯科医院で誤って舌を削られる、という経験も手伝って、歯医者ってのは痛い目にあうとこなのだ、と認識しております。が、ついに魔の手(?)がかーさんにも伸びてきて…。先日、歯が欠けました!しかも前歯。梅酒の梅を齧ってて、やっちゃいました。かなり無視できない程度の欠け加減なので、こりゃ行かねば歯医者、な事態です。

数年ぶりの歯医者と初めての先生に若干緊張。そして悩むのが「目は開けているべきか否か」ですね。葛藤しつつもそれまで、目は開けている派でした。今回は久々のせいか、いつもにも増して視点が定まらず、目が泳いでます。凄まじく泳ぎまくっちゃってます。まったく怪しい者です。どうしましょう。と、そこで助け舟が。「水とか薬剤が飛ぶので目はつぶってて下さい」と先生。おそらく見るに見かねたのでしょう。でもとにかく助かりました!目は閉じてていいのですね。

不審な患者を落ち着かせ、ほっとしたのか、先生の話しぶりは滑らかに。「この治療好きなんですよ。結果がすぐにわかるからね~。他の治療なんてなかなかそうはいかなくて、何ヶ月後かにレントゲンとって、やっとわかってもらえたりするから」ですと。ほう、前歯欠損の補修、お好きですか。自信アリ、って感じでしたね。

ならば、かーさんの歯の仕上がりは…?「はい、終了です。今回は3色ブレンドしましたよ~」(←シロウトにはちょっと難解…)と満足げに去ってゆく先生。後を任された歯科衛生士さんが、どうだと言わんばかりの表情で鏡を差し出します。では拝見。「わあっ!」と感嘆の声をあげてみるかーさん。(←何となくそうせざるをえない雰囲気が…)いや、実際に、感覚も外見も違和感ありません。特に色、ほんと馴染んでます。さすが、色の調合にぬかり無し(らしい?)の職人技です。納得の仕上がりでした。

さて、無事治療を終え、帰宅してまず口にしたものは…またしても梅酒の梅!こりないね~。


PINS FACTORY(ピンズファクトリー)は
ピンズ・ピンバッジ製作のプロフェッショナル集団です。
http://www.pins.co.jp
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