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ハイパー探偵 ババ一ン 第四話 拷問

2007年06月01日 20時11分30秒 | ウェブノベル
大きな町から普通電車で3駅目、駅前に俺様の探偵事務所「馬蛮探偵社」はあった。
となりにコンビ二の「ノーソン」があるすばらしい立地条件だ。
なんでも数年前になんか事件があったらしく、激安の物件なのだ。
(俺様はオカルトは信じない)

さーて、俺様の命を狙ったメイドモドキことキラー漢太郎にナゼ俺様の命を狙ったのかを聞く必要があるな。

イスに縛られた漢太郎の耳にヘッドホンをつけて、準備完了。
ヘッドホンはアンプにつながっていて、その先にはマイクを持った凛がいた。

「凛、やってくれ!」
凛はふぅーと息を吐いて、

「先生、いきますよ」
心の準備はOKだ。

生唾を飲み込もうとした瞬間。
彼女は黒板に爪を立てた。

この拷問の問題は、みんな苦しい事だ。
そしてたまに平気なやつがいる。
漢太郎もそうだった。

拷問は3時間に及んだが、ダメージを受けたのは俺様だけだったらしい…。

「けっ! もう19時じゃん。 魔法少女パソゲーユイリちゃんがはじまっちゃうよ!」

拷問は一時休憩だ。
俺様と凛は自分の部屋に戻ったのだった。
(続く)


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