安瀬凛は探偵事務所の2階にある自室に向かった。
タンスの角や小物の横にしかけられた小型カメラをゴミ箱に捨ててため息。
シャワーを浴び、髪を束ねて服を着替えた。
部屋では大きめのシャツ一枚でいる事が多い。
部屋はフローリングにホームセンターで買った衣装ケースとベットが置かれていた。
あとはコンビ二で買った食材の袋やゴミが散らばっていた。
ベットにドサッと腰をおろし、またため息。
彼女とババーンの出会いは、5年前のある事件がきっかけである。
その時の事を思い出して表情を変えずに頬を赤らめた。
彼女にはある性癖があった。
とてつもなく変な男が好きなのだ。
先生と呼ぶババーンは、まさに変人代表のような男なのでストライクゾーンど真中なのだ。
さらに彼女は極度の匂いフェチ… 臭いのがいいのだ。
ただ、そんな思いを胸に秘めた3年間を思いまたため息をつこうとした時に、背後に人の気配を感じた。
超宇宙拳をマスターしている彼女のスキをついたのは、宇宙暗殺組織「月とスッポン」の怪人鼻毛オヤジだった。
ヤツの悪臭は凛を別の意味で刺激し、彼女は倒れこんでしまった。
(続く)
タンスの角や小物の横にしかけられた小型カメラをゴミ箱に捨ててため息。
シャワーを浴び、髪を束ねて服を着替えた。
部屋では大きめのシャツ一枚でいる事が多い。
部屋はフローリングにホームセンターで買った衣装ケースとベットが置かれていた。
あとはコンビ二で買った食材の袋やゴミが散らばっていた。
ベットにドサッと腰をおろし、またため息。
彼女とババーンの出会いは、5年前のある事件がきっかけである。
その時の事を思い出して表情を変えずに頬を赤らめた。
彼女にはある性癖があった。
とてつもなく変な男が好きなのだ。
先生と呼ぶババーンは、まさに変人代表のような男なのでストライクゾーンど真中なのだ。
さらに彼女は極度の匂いフェチ… 臭いのがいいのだ。
ただ、そんな思いを胸に秘めた3年間を思いまたため息をつこうとした時に、背後に人の気配を感じた。
超宇宙拳をマスターしている彼女のスキをついたのは、宇宙暗殺組織「月とスッポン」の怪人鼻毛オヤジだった。
ヤツの悪臭は凛を別の意味で刺激し、彼女は倒れこんでしまった。
(続く)