4mini 禁じられた遊び(第1話)

2012年02月06日 | 4mini

久しぶりの投稿です。

11月にカウルの型取りに失敗 

↓ 

その後ちょっとツーリング 

↓ 

義母が急死 


こんな感じで昨年の終盤は時間が流れて 

気が付いたら、2ヶ月ほど日記も書いていませんでした。 

カウルの製作は?って言うと、冬場は寒くてFRPの乾燥が悪いので・・・ 

ということにしておきます。 

材料は揃っているので、もう少ししてから再開します。 



天気がよいので、近場をフラッと流しました。 


近くの橋の上ですが、真正面に富士山がきれいに見えましたので 

たまにはGXの写真をパチッ!と。 

最近はあまり乗る機会もなかったのですが、始動にちょっと手こずったものの 

走り出してしまえば、まあまあ調子はいいです。 




暮れに知り合いから、バイクを直して欲しいと連絡がありました。 

息子が乗っているコレなんですが 



なんとなんと!焼き付いちゃったみたいです。 

4ストで焼きつきなんて初めてです。 

何が原因かっていうと、オイルが入ってませんでした。 

激しい漏れを起こした跡も無いし、オイル下がりか上がりで燃えちゃったんですかねえ。 

かろうじて排出されたのは100ccほど。 

キタコの88ccキットが組んであって、一応オイルポンプも交換されていたし 

強化クラッチも組んであったし、キャブもまあまあ合わせたものを装着といった感じで 

特に悪いところは見当たらなかったのですが、ピストン&シリンダーと 

最悪なことにクランクもご臨終でした。 

ヘッドがノーマルだったので、ガスはちょっと薄いというか、供給不足だったようですが 

それでもここまで逝っちゃうかなあ~ってほど、中がガリガリでした。 


88ccへのボアアップは、4ミニでは定番のチューニングみたいですが 

スリーブが1mmあるかないかくらいのギリギリチューンで 

手でつまむと、スリーブが歪んじゃうくらいペラペラです。 

そんなことで、ろくにメンテもしないだろうと思い、72ccを勧めました。 

そのかわりに、ヘッドをビックバルブ仕様に換えて、まあ差し引きゼロに近い 

感じに仕上げてお引取り。 

今回もごんすけさんに、色々パーツの手配をお願いしちゃったりして 

いつもすみません。助かりました。 



そんなことで、モンキーは無事に退院されましたが 

スペアーエンジンを入手しての修理だったもので、パーツがたくさん残ってしまったわけです。 



このモンキーエンジンですが、ノーマルの仕様がこんな感じ 

◆ボア×ストローク(mm) 39.0X41.4 ・圧縮比 10.0 

小さいですよねえ。 

壊れたときの仕様は 

◆ボア×ストローク(mm) 52.0X41.4 ・圧縮比 10.0 

ピストン径を比べてみると、思いっきり違います。 

おまけに、4ストといえども、バラすのも組むのも、めちゃくちゃ簡単。 

多くの人が、深みにハマッていく気持ちがわかります。 


ただですねえ、ノーマルに比べて、かなりのボアアップと言えども 

やはりトルクを感じないのですね。 

今回修理した仕様が 

◆ボア×ストローク(mm) 47.0X41.4 ・圧縮比 12.0 

この仕様で72ccとなり、前より16ccもダウンしたわけです。 

たった16ccなんですが、元々が88ccしかないわけですから 

実に2割も排気量ダウンしたわけで 

750ccに換算すれば、600ccになっちゃうわけですね。 

ところが、ヘッドがノーマルだったもんで、88ccの実力を十分発揮してなかった仕様 

とも言える訳です。 

なので、72cc仕様であっても、ヘッドが変わったことで、むしろ前より力強い感じがして 

もちろん太いトルクを感じることはないのですが 

しっかり爆発しながら、軽く回っていく、そんなエンジンになったわけです。 




こういう結果を体感してしまうと、色々調べたくなってくるんですねえ。 

モンキーについては、山のように情報は出てきます。 

マニアが多いんですねえ。 

しかしなあ、どれもポン付けが多いなあ~っていうのも事実。 

そういう手軽さがあるからこそ、人気があるのでしょうけど 

すぐ付いちゃうのは、なんとなく面白くないしなあ~ 

なんて思いながら、ネット上を徘徊していると 


◆ボア×ストローク(mm) 47.0X49.5 

なんていうクランクとピストンが出品されてまして 

もちろんシリンダーも付属しているのですが、この仕様ですと、86ccになるわけですね。 

何用だかわかりませんが、すぐに宅急便さんが持ってきてくれました・・・ 



あまりメジャーではないようですが、85ccボアアップキットというのもあって 

◆ボア×ストローク(mm) 51.0X41.4 

88ccキットより、1mmボアに余裕がありますから、まあ強度的には大丈夫かと 

ただし、このキットは、あくまでもストローク41.4mm仕様ですから、 

何mmかのカサ上げが必要になってくるわけです。 

カサ上げするには、シリンダーの合わせ面と同じ形の板を切り抜いたりしなきゃならないし 

カムチェーンも伸ばさなければいけないし、圧縮のことも考えなくてはいけないし 

あ~なんだか面白そうだなあ~ 



しかし、モンキーのあの小さな車体は乗ってて恐ろしいし・・・ 






いろいろ妄想は続いておりまして 


そのうち、宅急便さんが、こんなものまで届けてくれて 


CD90とか書類には書いてあったり 



はたまた、週末に友人ごんすけさんの家へ遊びに行ったら 

こんな物や 


こんな物まで頂いてしまい 




これだけは手を出してはいけないと思っていたのですが 

あ~もう引き返せない 



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