GX750 冬ごもり終了

2013年03月03日 | GX750

実に3ヶ月近くも更新していませんでした。

ブログとしては、化石同然ですね。

 

冬の寒~い間も、まったくバイクにさわっていないわけではないのですが

書き綴るネタが無いというか、まあ書くほどのことはやっていなかったです。

そろそろ、走り初めのお誘いもあったことだし、やりたかったことを実践してみるか!

ってことで、まずは消耗品の交換。

リヤタイヤも1年半(5,000km程度)でツルツルになりましたので、ここらで交換です。

ネットで探してみると、メッツラーのレーザーテックがお手頃なんで

今回はこれをチョイスしました。

サイズも標準?の、120/90-18に変更

※今まで装着していたのは、120/80-18

サイドがしっかりしている感じがします。

走ってみた感じですが、新品を付けた感動が無いっていうか

それだけ自然な特性ってことでしょうか。

でも、明らかにコシがしっかりした感じはします。

家の近所を少し走っただけなので、何とも言えませんが

そのあたりは、お山で確かめたいと思います。

ついでにリヤのブレーキパッドも交換しました。

 

ここまでは単なる消耗品の交換ということですんなりと終了です。

 

で、今回やってみたかったこと。

今まで、どうしても車体をバンクさせると、内側に切れ込もうとする挙動を

手で押して抑えるような乗り方をしていたのですが

これやっぱり疲れますし、自然な感じではないです。

 

前輪を19⇒18に落としていることが原因なんでしょうが

フォークの突き出しを極端に変えても、満足する状態にはなりませんでした。

当時の主流(フロント19インチ)を考えても、一応スポーツバイクですから

極端なキャスターアングルが付いているわけでもないですし

それでいて、見た目結構なオフセットの付いたステム周りですから

フォーク突き出しを極端に変えても、十分な効果がないってことを考えると

これは、トレール量が少なくなりすぎているのかなあ~なんて思ったわけです。

 

35Фなんていうフォーク用のステム周りなんて、

今ではなかなか見つけることが難しいですねえ。

SR400、500なんかも同じフォーク径なんですが、見た目からして

同じようなオフセット量ですし、どれもオフセットが大きいなあ~なんて

物色しているときに、ある車種のボトムケースに目が止まりました。

 

XS750なんですが、意外に気づかなかったですねえ。

何が気になったかって言うと、当時のアメリカン風バイクは

今のようにキャスターが寝ていませんから、それでも雰囲気的に長いフォークに

したいため、リーディングアクスルになっていたわけです。

ボトムケースを長~くして、前足を長く見せる作戦ですね。

アクスルシャフトがボトムケースの中心を貫通しておらず前に移動した分、

GXと同じディメンジョンでは、ものすごくトレール量の小さな車体になってしまうわけです。

だから、そこを補うためにオフセットが少ないのでは??

ってことで、まさにその通り。

GX750の上に、XS750のステムを重ねています。

かなり違うことがわかります。

 

2つを並べてみました。(左:GX750  右:XS750)

 

おおよそですが、寸法差はこんなにもありました。

 

GX750用

 

XS750用

 

図面を描いてとかしてませんので、だいたいですが20mm程度の差がありました。

 

装着そうのものは、基本構成が同じということで、ほとんど加工はないです。

ハンドルポストの幅が若干違うとか(取り付け方で調整可能)そんな程度です。

ただ、XS750って、フォーク径が36Фなんですね(汗

仕方ないので、0.5mm厚のスペーサーを作成してフォークをクランプしました。

 

実際に乗ってみた感想はって言うと、ヘルメットの中で笑ってしまいました。

もう、これが純正だよねえ~って感じの、実にニュートラルな感じです。

車体の切り返しなんかも、前と比べると雲泥の差の軽さです。

いつも通るとハンドルが小刻みにとられる場所も、

まったくすんなりと通過してくれちゃいました。

 

あとは、走りながらフォークの突き出しを少しずつ変えて

微調整を楽しんでみようと思ってます。

ただですねえ、オフセットが少なったおかげで、フォークがタンクに当たってしまう

弊害もあったりして・・・ 

というオチがあったのも事実・・・

 



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2 コメント

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勉強中 (まこと)
2013-03-05 11:15:48
Xsとgxフォーク角度も違ってたのですか~?

GXのタンクもそのまま乗るかな~と思ったら
乗りませんでした
切って溶接しないと
ヤマハ恐るべし(*_*)
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Unknown (ピッツS)
2013-03-06 00:54:05
まことさん>XSとGXのキャスター角についての比較はしていませんが、フロントアクスルの取り付けが異なるのですよ。
XSはフォーク全面に、GXはフォーク中心にアクスルセンターがあります。XSの方が、アクスルシャフトが前にあるということですね。
サービスマニュアルで見ると、キャスター角も少し違いがあるみたいです。

XS750:28.3度 トレール103mm
GX750:26.5度 トレール109mm

少しXSが寝ているということです。
アメリカンの雰囲気を出すためでしょうか。
トレール量が少ないほど、ハンドリングが敏感になる傾向がありますが、キャスターとの兼ね合いがありますので、上記の違いを見ると、キャスターとトレールで、双方の運動性はイコールに近づけているのではないかなあ~なんて想像しています。
見た目を異にしても、運動性に双方差がないような味付けをしているなんてことなら、技術者ってすごいなあ~って思いますよね。

タンクは乗らないのですか?取り付けボルトの位置がちがうのでしょうか。どちらにしても、なかなか大変そうな改造ですよね。
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