中小企業診断士 茂井康宏のブログ

問題解決につながる「ビジネスプランの策定」、外さない「商品開発・改良」、商談相手が前のめりになる「販路開拓」をサポート

飲食店のドタキャン回収代行サービス

2018年06月18日 | 中小企業診断士
高知県高知市の中小企業診断士 茂井康宏です。

最近、飲食店の「予約無断キャンセル(ドタキャン)」が問題視されています。
このドタキャン、年間で1万件以上、被害額は2,000億円ともいわれています。

そのような中、弁護士による「ドタキャン回収代行サービス」が開始されたそうです。
非常にシンプルなビジネスモデルですが、大きな抑止力になるのではないでしょうか。
※2018年3月9日に東京簡裁で行われた日本初のドタキャン裁判では、わずか1分で店側が勝訴しています

もちろん、店側の事前対策も必要です。
例えば、キャンセルポリシーを伝えたうえで、1)会社名と会社の電話番号を聞く、2)幹事のフルネームと第二連絡先を聞く、3)こまめな連絡(メール等)を行うなど。
また最近では、「ご予約ありがとうございます〇月〇日〇時ご来店お待ちしてます!キャンセル料は××」といった、予約後のショートメール送信サービスも広がってきています。

予約無断キャンセル対策を強化していく必要がありますね。


[創業・経営革新・新事業]
プランコンサルティング 代表 茂井 康宏

https://blog.goo.ne.jp/plan-consulting

創業・経営革新やビジネスプラン策定等に
かかる研修・セミナー講師も請け負います。
全国各地の支援機関(商工会・商議所)や、
中小企業大学校に登壇する中小企業診断士
がノウハウを余すことなくお伝え致します。
以下の専用アドレスより、お問合せ下さい。
問合せ専用:plan.toiawase@gmail.com

コミュニケーションとは

2018年06月15日 | 中小企業診断士
高知県高知市の中小企業診断士 茂井康宏です。

本日は、「岡山県商工会職員協議会・前期研修会」にて講演をさせて頂きました。
テーマは「相談者との信頼関係を築くためのコミュニケーションと経営支援に求められる心構えとは」です。



私は、コミュニケーションを以下のように定義づけています。
「情報の伝達に加え、意思の疎通、心や気持ちの通じ合いを双方向で行うこと」
そこで本日は、聞く力、考える力、伝える力の3つの切り口で、コミュニケーションにおいて重要となる基本的な技法や問題解決、仮説思考、論理思考、伝達手法などについてお伝えいたしました。

今後、経営指導員等は、コミュニケーション力を高め、
「○○さんにどうしても、どうしても話を聞いてほしい」
「○○さんに質問されると、ついつい色々話してしまう」
「○○さんに話を聞いてもらうと、とても元気が出るよ」
と感じて頂けるよう、努めて頂きたいと思います。

懐かしい顔も沢山ありました。
前日の懇親会も含めて、濃密かつ有意義な研修会となりました。

岡山県内の商工会および経営指導員等の皆さまのご活躍を祈念しております。
また是非、再開しましょう。


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問題解決の手順

2018年06月13日 | 中小企業診断士
高知県高知市の中小企業診断士 茂井康宏です。

本日、某所で「問題解決」にかかる研修を行いました。

我々は、日々「問題」と直面し、都度対応に追われています。
しかし、真の意味での問題解決を行えているでしょうか。

よくあるのが、表面上の「現象」に手を打とうとすること。
例えば、子どもが勉強しないことに腹を立て「勉強しなさい!」と怒ってしまうことはないでしょうか。
これは、真の意味での問題解決ではありません。
本質が未解決なことで、効果が薄いばかりか、同じことが繰り返されてしまうでしょう。
問題解決と現象解決は、似て非なるものなのです。

問題解決にはプロセスがあります。
私はこれを「問題解決の6つの手順」として説明しています。

問題の裏に潜む要因について、しっかりと考察することが大切ですね。


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新商品開発支援のすすめ方

2018年06月09日 | 中小企業診断士
高知県高知市の中小企業診断士 茂井康宏です。

現在、某県の「新商品の開発支援プロジェクト」に参画しています。そして先日、担当の経営指導員に対して、「新商品開発支援のすすめ方」についてレクチャーさせて頂きました。
本日は、その概要についてお伝えしていきたいと思います。

新商品開発において必要不可欠なこと。
それは「顧客が潜在的に求めるベネフィット」を徹底的に探していくことです。
しかし顧客は、求めるベネフィットについて明確に把握していません。そこに難しさがあるのです。
商品化してはじめて、「そうそう!こういう商品が欲しかったんだよ!!」と言われることが非常に多いのです。

また、「ベネフィットには複数のレイヤーが存在し、そのベネフィットは、徐々にステップアップしていくこと」も理解しておかなければなりません。その上で、現在成功している商品が、どのレイヤーに属し、どのように成長していくのかを想定していく必要があります。
さらに、成功している商品が取りこぼしているベネフィットも見つけ出さなければなりません。

担当の経営指導員には、ベネフィットの概念や複数のレイヤー、新たなベネフィットの見つけ方などについてレクチャーさせて頂き、さらに、手も動かして頂きました。
非常に難しい概念であることは重々承知しています。しかし新商品の開発支援においては、避けて通れない道だと考えています。

担当経営指導員の皆様。
頑張って下さい。応援しています。


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新商品・新サービス開発の失敗

2018年06月04日 | 中小企業診断士
高知県高知市の中小企業診断士 茂井康宏です。

最近、複数の新商品・新サービスにアドバイスさせて頂きました。
今日は、私の考える「失敗事例の共通点」について、お伝えしていきたいと思います。

私は、バイヤー時代、そして商工会議所の専門経営指導員時代に、幾千もの商品・サービスに携わってきました。
もちろん、そのすべてがヒット商品ではありません。想定通りの販売数量を確保できなかった商品の方が多いでしょう。

失敗事例には、共通点があると考えています。それはプロダクトアウトの開発、つまり「提供側からの発想で、新商品・新サービスの開発を行っていること」です。

競合や市場の動向、消費者インサイト、販売先等を想定・検証することなく、自分本意な志向で新商品・新サービスの開発を行い、さらに、ひとを納得させられるだけの備えを持たないままに、やみくもなアプローチを行っている方がとても多いように感じます。
例えば、「我社の技術で、地域資源をこのように加工するぞ」「長年の夢であった、このサービスをカタチにするぞ」と意気込むパターン。

残念ながら、新商品・新サービス開発の目的は、商品やサービスをつくることではありません。
「新たなお客様を創造すること」です。


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