娘が友達から
絵本 星の王子さま を
借りてきました。
今も本棚に本はありますが、
絵本は初めて読みました。
子供の頃に読んだとき、
内容がいまひとつつかめない
私にとっては不思議な本でした。
これは、絵本。短くなっています。
でも・・・・・・・
王子さまがキツネと会ったときの会話。
・・・王子さまがキツネに
「仲良しって何?」とたずねます。
「特別なことさ。10万匹のキツネの中におれがいても
きみは気づかない。でも仲良しになったらきみはひと目でおれを
見分ける。きみにとっておれはこの地球の上でたった一匹の
キツネになる」
仲良しになったキツネとの別れ。
「きみは行くんだろ。おれはきっと泣くよ」と、キツネ。
「仲良しになったからいけないんだ」と、王子さま。
「そうだけど、おれもきみも仲よしになって幸福だっただろ」
別れのときキツネが
「大事なことを言うよ。・・・ものは心で見る。
かんじんなことは目では見えない」と、言います。
「ぼく」と王子さまの別れ。
「ぼくはきみの笑う声が好きだ」というと
王子さまは、
「それがぼくの贈り物だよ。これから星空を見るたびに
きみはぼくの笑い声を聞くよ。ぼくときみはずっと友だちだよ。
ぼくの笑う声を聞きたくなったら、夜の星を見ればいいんだ」
・・・と言います。
目に見えないものに、大切なものがたくさんあるのですよね。
心に響くところがいくつもありました。
そして素敵な絵。絵本を読めてよかったです。