子連れ海外旅行にあたって

その後、娘も熱が下がり、運動会にも元気に参加できました。幼稚園最後の運動会なんだなあと終わった後で実感し、できたらもういちど見直したいと思ってしまいました。とくに年長さんのリレー。年少のときには、ちょこちょこと走っていた子どもたちが全速力で力強く走っているのをみると、本当に成長を感じました。


そして、ローマの話に。
まったく初めての子連れ海外旅行、どうしたらいいのか・・・と考え、取り急ぎ決めたのは、
・飛行機はローマまでの直行便にする
・日本人の方がオーナーのB＆Bに宿泊する

飛行機はJALの直行便にしました。３ヶ月前にネットで予約して（JAL悟空）、お値段もまあまあの値段で予約できました。座席も予約する際に選べたのでよかったです。行きはトイレの近くにしたのですが、子どもがトイレに行きたいときにすぐ行けたので楽でした。
しかし子ども料金は大人の７５％だったのが痛かったですね・・・そして燃油サーチャージがすごく高くて一人５万くらいしました。ホント一気に懐がさみしくなりました（泣）
またJALは、７２時間前までのリコンファームを現地でしなくて大丈夫でした。

娘は、日ごろから一人っ子の特徴なのか、１人遊びが得意です。もう６歳だし、たぶんそんなに飛行機でも騒がないだろうなあと思ってはいましたが、とはいえ１２時間座りっぱなしはどうなのか？とやはり心配でした。
そこで目新しい遊び道具をいくつかそろえ、もっていきました（ぬりえやお絵かき帳、折り紙に、小さな着せ替え人形など）。それで嬉々として遊んでくれたのでほっとしました。
あとは、座席の前にテレビがついていたのは助かりました。こどもむけにディズニーチャンネルがあって、いつもは祖父母の家でしか見れない番組なので、それはもう喜んで何回も何回も見ていました（笑）。旅行中はテレビは無礼講です！このときばかりはテレビがついていてよかった・・・と思いました。

行きはそれで遊び倒してほとんど寝ませんでしたが、帰りは夜の便だったので半分くらいは寝て、起きた後は行きと同じ内容のディズニーチャンネルを楽しみ（笑）、予想以上に飛行機の中はスムーズでした。他のお客さんのご迷惑にならなかったのでほっとしています。

ローマでは、食事はハムとチーズのパニーノやピザをよく食べてくれましたので、そんなに問題はなかったのですが、普段は日本食派の娘。
やっぱりごはんが恋しくなったようで、持っていったチンするごはんを朝ご飯に毎日リクエストされました。
子連れ旅行の場合は、お子さんによるでしょうが、ある程度日本食を持っていくか、あるいは自炊ができるアパートメントのようなところに泊まるのもいいかもしれません。

私たちが泊まったのは、Diocleziano B&Bという日本人の奥様とイタリア人のだんな様がオーナーのB&Bです。
テルミニ駅にとても近く、お部屋もアパートの１室をお借りしているようで、なんとなくローマに住んでいる気分になります♪
廊下にシリアル、クッキーなどが置いてある棚、冷蔵庫（中にはヨーグルトと牛乳、フルーツジュース）、レンジ、カフェマシーンが置いてあります。食べ物は24時間いつでも好きなときに食べることができます。お湯も沸かせるので、私は朝に自分で持っていったお味噌汁などを作れて重宝しました。
自炊はできませんが、私はそのつもりはなかったので（笑）、食べ物がいつでも食べられるのはとても便利でした。
そして、だんなさんは、カフェマシーンで作ったコーヒーがとてもおいしいと毎日楽しみに飲んでいました。

あと、そちらでは携帯をお借りできるので、お友達と連絡をとるのもとても便利でした。
結構使った気がしたのですが、ローマ市内で携帯同士だと５ユーロで済みました。

なんといっても、心強いのはなにかあったとき日本語で色々お話を伺えることです。本当に何かとお世話になってしまいました。
娘も日本語で話せる場所があると安心するかなあと思い、こちらに決めたということもあります。娘はオーナーさんご夫婦にとても懐いてしまって、声がするとそちらに飛んでいっていって遊んでいただいていたので、お仕事をじゃましていたなあと思いますが、娘はB&Bが居心地よくとても気に入っていたようです。観光するよりも、お部屋にに戻って遊びたい～とよく言っていました（笑）。
ローマではこちらのお宿おすすめです！

写真は、機内で遊ぶために持っていったお人形です。木の箱の中にかわいらしいお着替えのお洋服がいっぱい入っていて、娘もコーディネイトを考えながら楽しんでいました。