丹羽敏雄さんの『やさしい占星術』という本を最近読みました。「占星術」というタイトルになってますが、著書の丹羽さんは占い師ではなく、大学の数学の先生でシュタイナーの研究もされている方です。
私は、いままでほとんど言ったことがないと思いますが、西洋占星術がとても好きで、自分のホロスコープを見るために、中学生くらいのときから色々本を買って勉強していました。
ホロスコープというのは、自分が出生したその時にその空にある星の位置を表したもので、普通の星座占いで使う太陽の星座だけでなく、月、金星、水星などすべての惑星がどこの位置にあるかわかります。その星たちが12室に分かれている部屋のどこに入っているのか、また星と星との角度などを調べることにより、その人の持っている資質などが分かります。
私も、占いとしてみるよりも、ホロスコープを見ることで自分がどのような人間であるのかを見つめるために調べていました。
そして、私の実感として、そのホロスコープに載っている星の配置が示していることと、自分が感じている「自分」とぴったりと合っていることが多く、自分が何をするために生まれて来たのかの問いを探しているときの一つの指針にしていました。
そして丹羽さんの本で最初に書かれていることが、まさに私もそうかもしれないと思っていることだったので、その内容を紹介します。
「古来、夜空の天体、特に太陽や月や惑星といわれる星々の動きは、人間に大きな影響を与えていることが知られていました。だからこそ、太陽や月、惑星の動きを理解しようと、何千年という想像を絶する長期にわたって、先人たちは熱心に空を観察してきたのです。
なぜ星々は私たちに影響を及ぼすのでしょうか?それは死後の世界と関係しています。私たちの魂の核に存在する自我は、死んで肉体を離れると、宇宙に帰っていきます。そして神々に導かれ、惑星の世界をめぐりながら、再び地球に帰る日に備えます。太陽や月や惑星とは単なる天体ではなく、神々そのものなのです。
神々の発する、創造する「言葉」は、宇宙的な響きとして鳴り響いています。神々は協力して、壮大な宇宙的交響曲を奏でています。それは創造する力です。その力を指し示す、いわばシンボルとして輝いているのが、星々であり太陽や月や惑星なのです。
死後、私たちの自我は、この宇宙音楽から様々な力を受け取ります。この音楽に合わせ、自我は私たちの魂を作り出していきます。ですから魂は宇宙音楽から自我によって産み出された楽器のようなものだといってもよいでしょう。私たちの成長にとって都合のよい宇宙音楽が奏でられる時期を選びながら、私たちは魂という楽器を作り上げていくのです。それから物質的な肉体をまとうことによって、地上世界に降り立ちます。そして地上生活を開始した瞬間に、私たちの魂という楽器が誕生します。私たちは自分の人生という交響曲を、さしあたり、この楽器を用いて奏でていくのです。もちろんこの間も宇宙音楽は鳴り響き続けています。ですから、私たちの魂の楽器は、時にこの宇宙音楽と美しく響き合い、時に不協和な音を奏で、それは人生の危機となって現れたりします。その私たちの「魂の楽器」の特性を表しているのが、誕生の瞬間に誕生場所から見える太陽や月や惑星などの配置が記録されたホロスコープといわれるものに他なりません。」
最近、私は丹羽さんが書かれているように、人は自分の誕生日も選んで生まれてきているのでは、と思えるのです。
この日にたまたま生まれて、そのときの星の影響を受けてこのような資質をもった人間になるのではなく、自分がこのような人間になるために、それにふさわしい時期を選んで生まれてきたのかなあと。
自分のホロスコープやこれまで生活してきて感じてきたことなどを客観的に見てみると、そう思えてくるのです。
いつも、この道を選んでいるのは主体である私であって、ホロスコープの通りに生きようと思っている訳ではないのに、それでもホロスコープを見ると見事にそれが一致していると感じます。
私は、いままでほとんど言ったことがないと思いますが、西洋占星術がとても好きで、自分のホロスコープを見るために、中学生くらいのときから色々本を買って勉強していました。
ホロスコープというのは、自分が出生したその時にその空にある星の位置を表したもので、普通の星座占いで使う太陽の星座だけでなく、月、金星、水星などすべての惑星がどこの位置にあるかわかります。その星たちが12室に分かれている部屋のどこに入っているのか、また星と星との角度などを調べることにより、その人の持っている資質などが分かります。
私も、占いとしてみるよりも、ホロスコープを見ることで自分がどのような人間であるのかを見つめるために調べていました。
そして、私の実感として、そのホロスコープに載っている星の配置が示していることと、自分が感じている「自分」とぴったりと合っていることが多く、自分が何をするために生まれて来たのかの問いを探しているときの一つの指針にしていました。
そして丹羽さんの本で最初に書かれていることが、まさに私もそうかもしれないと思っていることだったので、その内容を紹介します。
「古来、夜空の天体、特に太陽や月や惑星といわれる星々の動きは、人間に大きな影響を与えていることが知られていました。だからこそ、太陽や月、惑星の動きを理解しようと、何千年という想像を絶する長期にわたって、先人たちは熱心に空を観察してきたのです。
なぜ星々は私たちに影響を及ぼすのでしょうか?それは死後の世界と関係しています。私たちの魂の核に存在する自我は、死んで肉体を離れると、宇宙に帰っていきます。そして神々に導かれ、惑星の世界をめぐりながら、再び地球に帰る日に備えます。太陽や月や惑星とは単なる天体ではなく、神々そのものなのです。
神々の発する、創造する「言葉」は、宇宙的な響きとして鳴り響いています。神々は協力して、壮大な宇宙的交響曲を奏でています。それは創造する力です。その力を指し示す、いわばシンボルとして輝いているのが、星々であり太陽や月や惑星なのです。
死後、私たちの自我は、この宇宙音楽から様々な力を受け取ります。この音楽に合わせ、自我は私たちの魂を作り出していきます。ですから魂は宇宙音楽から自我によって産み出された楽器のようなものだといってもよいでしょう。私たちの成長にとって都合のよい宇宙音楽が奏でられる時期を選びながら、私たちは魂という楽器を作り上げていくのです。それから物質的な肉体をまとうことによって、地上世界に降り立ちます。そして地上生活を開始した瞬間に、私たちの魂という楽器が誕生します。私たちは自分の人生という交響曲を、さしあたり、この楽器を用いて奏でていくのです。もちろんこの間も宇宙音楽は鳴り響き続けています。ですから、私たちの魂の楽器は、時にこの宇宙音楽と美しく響き合い、時に不協和な音を奏で、それは人生の危機となって現れたりします。その私たちの「魂の楽器」の特性を表しているのが、誕生の瞬間に誕生場所から見える太陽や月や惑星などの配置が記録されたホロスコープといわれるものに他なりません。」
最近、私は丹羽さんが書かれているように、人は自分の誕生日も選んで生まれてきているのでは、と思えるのです。
この日にたまたま生まれて、そのときの星の影響を受けてこのような資質をもった人間になるのではなく、自分がこのような人間になるために、それにふさわしい時期を選んで生まれてきたのかなあと。
自分のホロスコープやこれまで生活してきて感じてきたことなどを客観的に見てみると、そう思えてくるのです。
いつも、この道を選んでいるのは主体である私であって、ホロスコープの通りに生きようと思っている訳ではないのに、それでもホロスコープを見ると見事にそれが一致していると感じます。