第二・七年期のはじまり

先日、娘が７歳の誕生日を迎えました。
その日は近所でお祭りがあったり、いろいろなんだか忙しくて、素敵なことはしてあげられませんでしたが、ケーキと手巻き寿司でお祝いしました。

そして、次の日、娘が「なんだか昨日くらいから歯がいたいんだよね～」と言ったので、虫歯？と思い下の前歯を見てみたら、なんと、永久歯が顔を出していました！
ぜんぜん、まだ歯がぐらぐらしていないので、歯の生え変わりはまだ先のことかなあと思っていたので二人でびっくり。
そして娘は、感激のあまり泣き出してしまいました（笑）。
友達はつぎつぎに歯が抜けていて、自分はまだかなあと心待ちにしていたのは知っていましたが、まさか泣くとは思わなかったので、母も驚いてしまいました。
七歳になると悲しいだけでなくて、うれし泣きもするようになるんだなあ・・・と。
なんだか、感情の成長も感じてしまいました・・・

しかし、本当に７歳の誕生日にタイミングよく歯が生えて来たので、それにもびっくり。
そういえば、歩けるようになったのも１歳の誕生日だったし、誕生日というのは、娘にとってある体の発達のポイントの日なのかもしれません。
去年まで５月２０日もそうだったのですけれど（０歳から必ずこの日に発熱していましたが、今年は熱を出しませんでした）。
あの発熱は、体の成長のために必要なものだったのだろうなあと思います。

シュタイナー教育では、人間の成長のサイクルは７年周期ということです。ちょうど７歳前後の時期に歯の生え変わりが始まることが、幼児期の体の諸器官の基本的な形ができあがった合図なのだそうです。肉体の形成にそそがれていた生命エネルギーは、今度は感情、芸術的な感受性やファンタジー、想像力などを発達させるために使われます。

永久歯が生えてきて、これで本当に娘の第二七年期が始まったということなのでしょう。
これからの子どもにとって何が大切なのか、また少しずつ勉強していきたいと思います。