ローマにはまるまる1週間いたので、いわゆる観光名所は大体行くことができました。
その中でも私が一番よかったのは、パンテオンです。パンテオンは、有名なところだからとりあえず見よう・・・くらいの感覚であまり大きな期待はなく行ってしまったのですが、パンテオンの外観を見た瞬間から惹かれてしまいました。ローマに古代建築はたくさんありましたが、こういう感覚を持ったのはパンテオンだけ。
中に入ると、もっと強くこの場所に惹かれてしまう感じがして、なんなのだろうと思いました。このときはローマのお友達に案内してもらっていて、近辺でお買い物もしたかったし、人も多かったのでさっと出てきてしまいました。
数日たって、またパンテオンに行く機会があったのですが、このときは10時くらいでまだそんなに混んでいない時間帯でした。中に入ると、最初は周りの空間がふわっと光に包まれているように見えます。天井には天窓がぽっかり空いているので、光が降り注いでくるからでしょう。
やっぱり入った瞬間から「この空間、とても好きだ」と感じました。こういうことを書くとまたまた~と言われそうですが(笑)、とても気持ちのいいエネルギーがハートに入ってくる感じがしたんです。感動で胸が痛い、というのではなく、胸の部分にエネルギーが入ってきて重い感じが。そうしたら、思わず涙がでてきてしまいました。ある場所に来てこういう感じ方をしたことが今までなかったものですから、自分でも驚きました。
とにかく、パンテオンは私にとってとても大切な、いくべき場所だったように思えます。
パンテオンは、もともとは様々なローマの神々をまつる万神殿だったそうで、その後教会となりました。ラファエロのお墓もここにあります。いいなあ。パンテオンにお墓があるなんてうらやましい・・・。
そしてローマで見たかった彫像。一つはミケランジェロのピエタ。
石という素材で、柔らかな表情、衣服のひだの重厚な感じをここまで表現できるなんて・・・と思いました。若々しいマリア様はとても気品があります。
「最後の審判」の絵よりこちらの彫像のほうが私は好きでした。
もう一つはベルニーニの聖テレーザの法悦。
この作品は、博物館学芸員の資格をとるときにテストに出題されたのです。ローマに行く前に部屋を片付けていたら、そのときのテスト問題が偶然出てきました。答えあわせを後でしようと問題に答えを書いていたのですが、なぜか「聖テレーザ」ではなく「聖ファーマ」と書いてありました。なんで??
そのときの試験は受かったからよかったのですが、当時はほんとに西洋美術の知識がなかったから、おぼえるのがすごく大変だったのを思い出しました・・・
もう忘れることはないでしょう(笑)
写真だとちょっとわかりにくいですが、聖テレーザ・・・ほんとうに恍惚の中にある・・・という表情です。ピエタのマリア像と対照的になかなかなまめかしい感じです。全体的な構図が私は好きでした。彫像の後ろにある上から注がれる光線がとても劇的な演出をしているように見えます。
そして、娘にどこが一番楽しかった?と聞くと「Mさんのおうち」ということでした!
私のお友達のお家に遊びに行ったのがとても楽しかったそうです。
お友達にはローマの案内からお食事までいろいろ気を遣っていただいて本当にお世話になりました。正直お友達がローマにいなかったら、ローマに行くことはなかったかも・・・今回のローマ行きの目的は、お友達に会いに行くことだったということですね(笑)
でも、本当にありがとうございました(私信になってしまいましたが)。
そして最後におまけ。ローマの巨大まつぼっくりです。大きさがわかりにくいかな?バチカンの城壁の外側で拾いました♪持って帰ってきたかったけど、検疫でひっかかりそうだったので、泣く泣く断念・・・
その中でも私が一番よかったのは、パンテオンです。パンテオンは、有名なところだからとりあえず見よう・・・くらいの感覚であまり大きな期待はなく行ってしまったのですが、パンテオンの外観を見た瞬間から惹かれてしまいました。ローマに古代建築はたくさんありましたが、こういう感覚を持ったのはパンテオンだけ。
中に入ると、もっと強くこの場所に惹かれてしまう感じがして、なんなのだろうと思いました。このときはローマのお友達に案内してもらっていて、近辺でお買い物もしたかったし、人も多かったのでさっと出てきてしまいました。
数日たって、またパンテオンに行く機会があったのですが、このときは10時くらいでまだそんなに混んでいない時間帯でした。中に入ると、最初は周りの空間がふわっと光に包まれているように見えます。天井には天窓がぽっかり空いているので、光が降り注いでくるからでしょう。
やっぱり入った瞬間から「この空間、とても好きだ」と感じました。こういうことを書くとまたまた~と言われそうですが(笑)、とても気持ちのいいエネルギーがハートに入ってくる感じがしたんです。感動で胸が痛い、というのではなく、胸の部分にエネルギーが入ってきて重い感じが。そうしたら、思わず涙がでてきてしまいました。ある場所に来てこういう感じ方をしたことが今までなかったものですから、自分でも驚きました。
とにかく、パンテオンは私にとってとても大切な、いくべき場所だったように思えます。
パンテオンは、もともとは様々なローマの神々をまつる万神殿だったそうで、その後教会となりました。ラファエロのお墓もここにあります。いいなあ。パンテオンにお墓があるなんてうらやましい・・・。
そしてローマで見たかった彫像。一つはミケランジェロのピエタ。
石という素材で、柔らかな表情、衣服のひだの重厚な感じをここまで表現できるなんて・・・と思いました。若々しいマリア様はとても気品があります。
「最後の審判」の絵よりこちらの彫像のほうが私は好きでした。
もう一つはベルニーニの聖テレーザの法悦。
この作品は、博物館学芸員の資格をとるときにテストに出題されたのです。ローマに行く前に部屋を片付けていたら、そのときのテスト問題が偶然出てきました。答えあわせを後でしようと問題に答えを書いていたのですが、なぜか「聖テレーザ」ではなく「聖ファーマ」と書いてありました。なんで??
そのときの試験は受かったからよかったのですが、当時はほんとに西洋美術の知識がなかったから、おぼえるのがすごく大変だったのを思い出しました・・・
もう忘れることはないでしょう(笑)
写真だとちょっとわかりにくいですが、聖テレーザ・・・ほんとうに恍惚の中にある・・・という表情です。ピエタのマリア像と対照的になかなかなまめかしい感じです。全体的な構図が私は好きでした。彫像の後ろにある上から注がれる光線がとても劇的な演出をしているように見えます。
そして、娘にどこが一番楽しかった?と聞くと「Mさんのおうち」ということでした!
私のお友達のお家に遊びに行ったのがとても楽しかったそうです。
お友達にはローマの案内からお食事までいろいろ気を遣っていただいて本当にお世話になりました。正直お友達がローマにいなかったら、ローマに行くことはなかったかも・・・今回のローマ行きの目的は、お友達に会いに行くことだったということですね(笑)
でも、本当にありがとうございました(私信になってしまいましたが)。
そして最後におまけ。ローマの巨大まつぼっくりです。大きさがわかりにくいかな?バチカンの城壁の外側で拾いました♪持って帰ってきたかったけど、検疫でひっかかりそうだったので、泣く泣く断念・・・
天窓はきっとそういう効果を計算して作られたんだろうねぇ。
フランダースの最終回みたいな(笑)荘厳な
空気感を生み出すとゆーか。
涙が出たってことは、まさに心の琴線に
触れたんだねぇ…
うん、こんなお墓なんて羨ましいね(≧▽≦)アハハ
チビっ子にとっては、古めかしいものは
つまらないもんねー(笑)分かる気がする♪
松ぼっくり、そのままツリーになりそうだ☆
以前、「松ぼっくりのひだ、一枚一枚には森の精が宿っている」と聞いたことがあります。
この大きな松ぼっくりのように、さまざまな幸せが花開いたローマですね^^)
そして、パンテオン、教科書の写真でしか見たことが無かったのですが、迫力いっぱいです!
パンテオンの前には、たくさんの人々。。。当時も、このように賑わって、さまざまな話が飛び交っていた様子が、思い浮かぶかのようです。
また、お伺いさせてください^^)
きれいに写真に撮れていてお土産もすてきな感じ♪
フランダースの犬(涙)
ネロがルーベンスの絵を見ながら亡くなるシーンは
いつ見ても号泣…
どこかで読んだのだけど、太陽の角度によって天窓からさす日の光の位置も変わるから、日時計の役目もしているみたいだよ。
パンテオンは自然界の色んな要素を組み合わせて作られているのかな?
そうまだまだちびっこは遺跡や美術館に行ってもわからないよね(^^;
もっと大きくなってから行ってもよかったかな、とも思うし、
今だから行けたのかなとも思ってしまう。
そう、クリスマスシーズンも近いし、まつぼっくりをお土産に持って帰りたかったわ☆
見つけたときは、親子で興奮してしまいました(笑)
バチカンの中庭に松ぼっくりの彫像があったり、
おうちの門柱の上に松ぼっくりの飾りがあったり、ローマではまつぼっくりのモチーフをよく見かけたような気がします。
あのまつぼっくりのひだに森の精が宿っていると
考えると、
子どもが大好きで大切にしているのも納得してしまいます(^^)
子どもは、見えなくてもそういうのがわかっていたりして?