Voigtlander ULTRON 40mm F2.0SL確保

うちの防湿庫に眠る動体保存機のキヤノンA-1用に、標準単焦点レンズが欲しいと以前から思っていました。でも、中古市場に良く流通しているキヤノンNew FD 50mm F1.4にするのも芸がない。キヤノンのFD 55mm F1.2 S.S.C. ASPHERICALやNew FD 50mm F1.2L ASPHERICALは如何せん流通量が少ないし、有っても高いし・・・。などと、ひねくれた考えでつらつら思っていたのですが、先日のツアイスのニコン・マウント用新レンズの話を聞いて、ふとコシナにVoigtländerブランドのULTRON 40mm F2.0SLがキヤノンFDマウントで出ていたのを思いだして、探してみました。初回生産のみだったので、当然のことながらもう店頭在庫も残っていない。そうしたところ、ヨドバシ西口本店カメラ館に同レンズのキヤノンFDマウントがまだ若干残っているとの噂を聞いて、突撃してしまいました。実際に昨日行ったところ確かにまだ１本残っていて、その場でフード込みで『確保』してしまいました。

で、触ってみた感想ですが、商品企画の頃から元々昔のボディ・レンズを想定していたため、金属鏡筒といい、ピントリングの回し方といい、中々良いさわり具合でした。後は撮影する機会をどうしましょう。（苦笑）

キヤノンEOS 20D後継機の話

yodobashi.comでは、EOS 20Dの販売が復活したみたいです。でも、もう流通在庫のみだとの噂も流れてますし・・・。

少し前に流れていたEOS 20D後継機の噂では、APS-Cの1000万画素CMOSセンサーで秒７コマという、ニコンD2Hもビックリのスペックが流れてましたが、秒７コマなんて機構大型化・耐久性の面で無理と思われます。それに秒７コマは一般的な使用目的では確実に過剰性能です。秒５コマで十分！

まあ、EOS-1D系統は２種類あるのはキヤノンも面倒だと思っている節はあるみたいで、高速系は、EOS-1D markII NでフェードアウトしてEOS-1Ds系統とEOS 20D系統へ分散消滅との噂は絶えません。APS-H化の噂はその辺りからも出て来ています。その根底に、撮像素子のサイズアップを望む願望が隠れていることは否定しませんが（苦笑）。

まあ、常識的にはEF-Sと言う対応マウントを出しているので今しばらくAPS-Cでしょうが、800→1000万画素では現行EOS 20Dとの違いが余り出せず、対抗機種のニコンD200との差別化も出せない。一方で1200万画素へアップすると今度はEOS 5Dとの違いが苦しくなる。商品企画として難しいところですが、フルサイズとAPS-Cで違うと言うことで後者を選ぶ可能性はあると見ています。前者でスピードダウンして、同業他社が追いつくのを待つことも有り得ますけど、イコール自社のシェアを下げることですから、そこまでの選択はなかなか難しいでしょう。

あとは、外販されるAPS-Cの撮像素子が２種類（600万画素と1000万画素）になりましたから、カメラメーカー各社で上下の棲み分けが出来るかどうかかと。ここでペンタックスが1000万画素CCDを載せた「*ist DL3」を安く出した日には、コンパクトデジカメの二の舞に・・・。

販売終了？

なんでも、yodobashi.comやビックカメラ.comなど、有名どころのインターネットショップから、軒並みEOS 20Dが削除されているとか。

やはり噂どおりPMAで後継機デビューですかね。APS-Hの1000万画素か1200万画素、秒５コマで２０万円を切ったりすると他社が恐慌に陥りそうなんですけど、そうはならないか。

そう言う私は、後継機でEOS 5Dで流したEOS D60のリプレースを考えることになりそうで、金策も考えなければ・・・。