イチロー、引退しましたね。引退記者会見は1時間以上あったと思うが、その1本最初から最後まですべて観た。おもしろい映画を観るより時間が早く感じ、まだ30分も経っていないのかと思ったらすでに一時間以上…。いかに集中し、魅せられて聞き入っていたかがわかる。
会見でイチローが話した内容は、以前のインタビュー等で言ったことと同じことが少なくなく、その多くはイチローのオリジナルの考え方であるわけではないけれど、イチローという努力と実績を積み上げてきた人間が言うことで、すごい説得力がついてくるわけだ。たしか、「一つひとつの積み重ねでしか成長することができない」というようなことを言っていたが、それがもっとも印象に残ったかな。言ってることはある意味で常識であるし、そんなことわかっているという人も多いだろうが、やはり彼が言うと説得力が違う。うんうんやはりそれしかないよなぁ、と思わされる。
イチローもそうだし、そしてよくも悪くもみんなそうであるように、私も今までの積み重ねで今の自分がある。なりたい自分に限りなく近づき、おおむね自分が描いていたように生きている。2017年に日本に完全帰国し、上海の商売はスタッフに任せて継続しているが、今年ようやく日本法人を設立した。1+1になったわけだ。これは今までの前進の中でも、自分の中での確かに大きな前進かなと思う。日本の会社ではありがたいことに少しずつ受注をいただけているので、このまま地道にやっていけば今年中にも上海の利益を抜くことは可能だろう。ますます楽しさが広がりそうだ。
来年は創業10周年か…。創業3年以内に8割?の会社が黒字不達もしくは商売継続を断念すると言われているようだが、そんななかで来年で10年続けられていることはとてもありがたい。今後も仕事の楽しさを味わいながらやっていければと思うが、仕事は自分の幸せの手段にしか過ぎないので、ほどほどにコントロールしながらプライベート重視のスタンスを変えずにやっていきます。仕事のため、会社の利益のために生まれてきたわけではないですからね。
手羽先の甘辛煮。ピーマン投入。
親がよく作ってくれてたけど味が薄かった記憶が。調味料を少な目にしていたのだろう。
あの頃、母親は手羽先の甘辛煮をよく作ってたな。お金無かったからね…。
世間の定番料理のひとつ、茄子とピーマンの甘辛炒めを上海でもよく作っている。今晩もそうだった。生姜や味噌も使うし、速い 安い ウマい + 体にいい。ピーマンはビタミンCがかなり多い。ワタやタネを捨てる人が多いと思うけど、この部分にはけっこう栄養がつまっていて血行促進作用もあるようなのでいつも一緒に食べている。昔は捨ててたけど、炒めるとタネの食感も良く美味しいので今ではピーマンの中のダイヤのように扱っている。おにぎりの中の明太子のように、とでも言おうか…。
てきとーレシピ 一人分
・赤味噌 大さじ1
・砂糖 小さじ2
・本味醂 大さじ2
・料理酒 大さじ1 本味醂入れれば無くてもね
・醤油 大さじ2
・おろし生姜 ピンポン玉くらいの全部投入
・ゴマ油 大さじ1 香りづけのため炒めあがり直前に
・ときどきニンニク少々
・ナス 1/3
・ピーマン 1/2
・スナップえんどう 8本くらい さやえんどうでもいいけどスナップのほうが食感いい。
板こんにゃく1/2を追加するとご飯不要で満腹になるのでダイエット、カロリーコントロールにいい感じ。
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「親安心用 自炊・家メシ」という記事カテゴリを作りました。
このカテゴリの記事は、里帰りのたびに、バランスのよい食事をしているといくら説明してもあまり信じていない様子の両親に、息子は上海でまともな食生活をしてるぞと伝えることが目的です。なので気が向いたとき、このカテゴリに自炊家メシのフツーのメシをUPするだけです。そんな君のメシも見てやるよという奇特な方はどうぞご覧ください。
早速探しているのだけど、高い。高いよ。高すぎる。前よりさらに高くなってる。NYCやパリが高いのとはワケが違う。ウチは2LDKだけど、1年半前に借りた家賃より3000-6000元(約56,400~111,000円)も家賃相場が上がっている。3~4年前までならまだ理由はつけられたかもしれないが、今のこんな値上がりはおかしい。そんなに上げていい理由が無いのに上がる。というか不動産屋と大家が一緒になって毎年上げている。
2000年代建築の疲れた(もともとの造りが悪いしメンテも悪いのでボロくなるのが激速)ローカルマンションでさえ2LDKで7000-9000元(約12,9500~16,6500円)くらいなので、妥協して納得いかない部屋にその家賃で引っ越すくらいなら上海を離れようと思ってる。安くてそこそこきれいなローカルマンションを求めると、中心部からかなり離れてようやく4000-5000元(74,000~92,500円)の2LDKがあるといった状況。
とは言っても毎日憂鬱に過ごしたくはない。今は上海にこだわっていないので世界中が選択肢なのだが、とりあえず商売の利便上近隣国家に限る。エリアを広げて、中国の宁波,青島,蘇州、もしくは中華民国の台北で探している。韓国ソウルも経験としていいかも。台北は宁波ほど安くはないが、色々見たら今の上海に比べると台北中心部の同じようなレベルの物件比でも4割ほど安い。さて、どうするか。今まで、上海で8回の引っ越しを楽しくしてきたが今回は少し困ったね。
