ぽんぽこノート

いつだって今がスタートライン。
行動しなくては何も始まらない。壁にぶつかったところから新しい道がひらける。

ツナガル、ヒロガル、テナガザル

2012-07-24 | 生活・色々

画像/多摩中央公園 約2週間の日本滞在で撮ってきた。いい場所だね。


■ タイトルの蛇足は華麗にスルーということになっております。
・・・それで、昼飯を外の店で持ち帰りで買った。
ついでにファミマでコーラを買ったのだけど
レジで「それは何?凉麺?」と店員に聞かれたので「違うよぉ、冷馄饨だよ」と。
日本ならなかなかないであろうやりとり。
人と人が近い。とっても良い感じだね。中国のいいところのひとつ。
ちなみに、馄饨とは日本で言う水餃子のようなもの。

私はまったく人見知りしないこともあり
初対面や場所関係なく色んな人と仲良くなることが多い。
屋台の兄ちゃん、ビル警備員、社長、店長、お隣さんなどなど。
気がついたら一緒に酒飲んでたり・・・。最高だよね。
コミュニケーションは温かいほうが気持ちがいい。

居酒屋のカウンターとかで一人で酒を飲んでる人をみかけると
ついつい声をかけたくなってしまう。だって寂しいでしょう。
余計なお節介かもしれないし、一人で飲みたい場合もあるだろうね。
コミュニケーションてのは相手があってのことはもちろんなんだけど
そんなことをいちいち気にしていたら永遠に誰にも声をかけられないことになってしまう。
もし一人でいたい感じならすぐに引き下がればいいだけ。

でもね、大抵は寂しいかなと思う。
私の場合、どんなに美味いものでも一人だとまったく楽しくないし
二人以上だと美味しいものがもっと美味しく感じられるので
居酒屋へ一人では滅多に行くことがない。

だから、もしかしたら声をかけられたくない人もいるかもしれないけど
声をかけたくなり我慢できずに話しかけることがちょこちょこある。
これがね、9割以上の確率で反応いいんだよね。お互いに楽しいし。
彼、彼らとの間のゼロがゼロじゃなくなった瞬間だよね。


没有主动没有成功 (主体性なしくして成功なし)
これと同じ思考でいくと
没有主动没有交流 (自ら動かなければ交流もない)
となる。これは今考えた自分の言葉です。日本語は意訳してあるけど。


さて、すでに書いた通り今日の昼飯は冷混沌。
まあ冷といってもただスープ入りじゃないだけです。
その変わりごま油少々に黒酢をたっぷりかけていただく。
ここのは野菜もたっぷり入り、シンプルでウマイ。9個入り9元ナリ。
売ってたおばちゃんに「再見~」と。
冷だけど、気持ちは温かい。


これが冷馄饨です。冷と言ったりするけど、冷たいわけはなくスープのない常温ってことです。

沈痛哀悼敬愛的邱永漢先生去逝

2012-05-19 | 生活・色々

画像/邱永漢先生 ハイハイQさんQさんデスよりお借りしました。


邱先生の長女である邱世賓さんがお伝えくださった最期の言葉

「これからアジアの国々は酷い目にあう。
大変な事になるだろう。でも、それも面白いね。」




2012年5月16日、私が最も尊敬する邱永漢先生が88歳で黄泉の路へと旅立たれました。
好奇心、行動力あふれる偉大な人だったと思います。

私が上海でビジネスをやるために来たことも
それがうまくゆき今があるのも邱先生と出会ったからこそです。
出会わなかったら叶っていなかったかもしれません。
上海上陸後、邱先生と初めてお会いしたのは3年ほど前でした。


邱永漢先生は直木賞受賞作家として、
または株の神様、金儲けの神様というメディアの呼び方で有名です。
様々な事業を手がけられていて北京の高級マンション「三全公寓」など
の大型事業等多くの事業をされていました。
また、多くの日本の大企業が邱先生の橋渡しで中国への進出に成功しました。
成都のイトーヨーカドーなどがわかりやすいところではないでしょうか。
人望も厚く、私がよく読んでいる著者の一人である船井総合研究所の船井幸雄さんとは気が合ったそうです。


邱先生が開いた雲南保山コーヒーのお店「q's coffee」が上海の田子坊にあります。
邱先生はこの今ではかなり有名になった田子坊も早くから着目して開発に取り組んでおられました。
先生と初めてお会いしたのはこのお店のすぐ近くにあったカフェ「赤い靴」でした。
「q's coffee」ではブルーマウンテンと並ぶ最高級品種のティピカ種コーヒーが飲めますし
通販でも購入できるのは有名ですね。私も購入して、おばや両親に送りました。
邱先生は10年ほど前からこの事業に着手したようです。
2010年頃からスターバックスも雲南保山に自社農園を建設を始めたそうですが。


直木賞受賞作家、台湾の英雄、お金儲けの神様などと呼ばれていましたね。
最近では連日のように香港経済誌の表紙を飾っていたそうです。
ご自分でも台湾の経済誌「财讯」を創られましたが。
私とって邱永漢先生は人生の羅針盤であり、人生で初めて出会った貴人です。
ここで言う貴人とは、簡単に言うと自分を導いてくれる人のことです。
お金の稼ぎ方や使い方に対しての考え方、時間の使い方への考え方、そもそも「思考」に対しての考え方。
これはすべて「人生」についてのことですね。どう生きるかということ。

邱永漢先生のことをよく知らない方にとっては、
どうしてもお金儲けや株式投資のイメージしかないようですがそれだけではありません。
よく、どう生きるかということについても書かれていましたし
そもそも、求められて書くようなこと以外は、時代を見つついかに生きるか
ということについて盛んに書かれていたと感じています。

ご本人は、お金のことを書くのに少々うんざりしていたようですし
一方でグルメ家としてもかなりの明をお持ちです。
私も食には興味がありますので、香港に行ったときに
邱先生も行った雲呑麺のお店で真似をして食べてみました。
いつかは香港の福臨門でお金に糸目をつけずにトライしてみたいものです。


邱永漢先生は東大出身で、日本国籍を取得された台湾の方です。
日本語も完璧で、日本では400冊以上もの著作があります。
ですが、ご自身は「ご自分を何人だとお思いですか」との問いに対し
「アジアの人間だと思います」とお答えになられていたと記憶しています。

邱永漢先生曰く、失敗のほうが多いというご自分の失敗談を交えながらされるお話は、
机上の空論などはされず、時に厳しくユーモアも交えながら常に道理があるものでした。
わかりやすくシンプルでありながら、世界中を飛び回りつつ本質を見るところからブレないその思考は
私のような若輩者にも大変勉强になり見識も広がるもので、大きな影響を受けたところです。

邱先生が逝去されたことで、羅針盤を失ったかのような感覚に包まれました。
今、上海でビジネスも順調で何不自由ない生活を送れていますし
今後もおそらく自分をさらに発展させることができると考えていますが
それが一体何になるんだろうと、自分のしていることの意義に疑問を感じてしまいました。
人は師匠を失うと自分の決断や選択に迷いが出るのでしょうか。
また大きな存在を失いましたね。

でも、失った場所には新たなものが入り込むのでしょう。
きっとその迷い、霧中に踏み入れてしまいそうなおぼろげで頼りない感覚は
おそらく一時的なものだと思いますし、それに自分なりの答えを見つけ出すことも試練です。
この経験が、邱先生がご自身をもってして最後に与えてくれた大きな勉强なのだと。
大丈夫です。これから邱先生の新たなお話は聴くことができませんが
邱先生が残された羅針盤が書籍としてあり、
その思考は私の中にも生き続けますし、当然まだ学び続けます。

ちなみに、私のブログトップサブタイトルの
「壁にぶつかったところから新しい道がひらける」は邱先生の言葉です。




邱永漢先生に絶えることのない感謝と深い哀悼を表します。
沈痛哀悼敬愛的邱永漢先生去逝 

夏日の上海とAudi R8

2012-05-06 | 生活・色々


画像/エントランスに展示中のAudi R8 V10エンジンタイプ。V10ですよ。普通のちょい高級車はV6かせいぜいV8ですから。



■昨日はけっこう遅い時間に寝たせいで今朝起きたのは9時頃。
起きたらすぐ宅急便で仕事の物が来たが、中国の宅急便は朝7時頃でも
おかまいなしにピンポーンと来るから面倒なときもある。
前にオフィスビルに入居していたときは普通の企業が始業する
9時以降に来るのが普通だったが、家となると奴らはガンガン来る。
まあ香港のほうからも翌日届くくらいで、スピード自体は速いのでそんなに問題じゃないが。

それで、今日は昼からフィットネスクラブへ行ってきた。
最近デブに磨きがかかっていたので、そろそろお腹もしっかり管理しないとなと。
年会費を払って会員になっているのに、12月に風邪をひいてから
その流れであまり行かなくなっていた。たまに行ってはいたのだが。

今日はホテルのエントランスにアウディR8が展示されていた。しかも外じゃなくて中に。
ベントレーはけっこう見かけるけど、上海でもあまり見かけないこのR8。
R8は4,2Lもあるようだが、展示されていたものはV10エンジンの5.2Lだった。
V10 5.2Lタイプの中国での価格は、一番安いグレードで230万元くらい。
230万元といったら、今は円高でまだ安い計算になるけど
それでも日本円で3,000万円くらいする。

一方、日本での標準販売価格は2,012万円のようで…。
中国は輸入車が高いっ!関税ですな。
メルセデスのCクラスやEクラスは中国でも作っているので
今の円高為替で計算すると、Cクラスは日本とほぼ同じ
それ400万でいいじゃないのプライス399万円くらいか
もうちょい安く買えることになる。

で、目の保養をしたあとで
昨日と同じく機械で筋トレをしたあとにプールで泳いだ。
機械の重りが80kgとかなってたが私には当然無理ですぐに直した。
各種筋トレ機械で鍛えているとよくわかるが
人間の腕って上の方向を押し上げる力って弱い。
引く力や前方に押す力はけっこう出るのだけど
頭の上のほうへ押し上げる筋肉って他と比べると発達していないのだろうか。
他の部位を鍛えるのと違ってすぐ疲れる。

プールで泳ぎはじめてすぐに子供連れが入ってきた。
別にそれはいのだけど、子供が縦じゃなくプールの横を使って泳ぎだしたので
ぶつかりそうになったりで面倒くさくなり10分ほど泳いですぐに出た。

今日は12時に行ったのに、ジャグジーバスが清掃中で入れなかった。
営業終了後とかにやってほしいもんだなと思うが、
まあ何か異常事態があったかもしれないし。聞かなかったけど。
最後に熱い風呂でゆったりするのがひとつの楽しみなのだが…。
シャワーで済ませて夏日の外に出る。
今日はみんな半袖。まだ5月も初めだけど日差しが夏…。
一仕事してから夜は魚を食べに。

もし中国に慣れた日本人が日本に戻ったら

2012-04-15 | 生活・色々


画像/新宿西口栄寿司第2支店


■近年の日本では「もし○○の○○が○○だったら」とか、
「なぜ○○の○○は○○なのか」というタイトルで記事を書くのが定着してきているように思う。
これは、話題になった某ビジネス書の影響も多分にあると思うけど
雑誌などに目を通すとこういう表現がよく目についた。

この前、ニ週間ほど日本へ戻った。
予定では一週間程度にするつもりだったけど
多くの人と会っていたらまだもう少しいるかと思うようになり
結局二週間の滞在となった。
片道航空券で行ったので帰りは自由だったので。

しかし久々に日本へ戻ると、日本のレベルの高さに感心せざるを得ない。
サービス、品質、環境。すべてが最高レベル。
いや、すべてにおいて最高を目指しているという感じがする。
よりよいものをと改善向上させてゆくうちに
日本人というのは最高のものを作り出す才能があるのだと思う。

美意識、思いやり、そして「間」だ。
間を取る、つまり相手との距離感や言葉の間、空間の間など。
この間というものを意識できるのは日本人だけなのかもしれない。
そういう特異な点も含めて、日本人は日本人たる存在感を世界に知らしめる
ことができているのだと思う。

日本の時勢もあり、経済の世界は、色々と押されている面もあることは否めないけど
これら日本人の才覚というものは世界的にも稀だと思う。
日本の中からはあまり気づかないことだけど
外から日本人を一国家の「大和民族」として見ると
他諸外国との差が、どうしようもないくらい明確にわかってくる。
近年、国旗掲揚がどうとか国歌斉唱がどうとか一部で問題になっているが
世界の他のどこに自国を愛さない国民があるのか。

戦後の統治下で天皇神格化から変えてきた日本侵略占領軍総司令部GHQ。
日本人を弱体化させるために巧みな工作をしていった件も
未だにそのときの工作が効いてることも一因かもしれないが
日本国、日本の国旗、国歌を誇りに思わないでどうするのか。



話が少しそれたが、今回の日本滞在ではホテルを転々とした。
実家の両親も顕在で実家に泊まってもいいのだけど
都心部でやることがけっこうあったので、利便性のためにホテルとした。

初日は新宿西口のプリンスホテル。
それから3日おきくらいで
永田町都市センターホテル、新宿西口かどやホテル、
東横INN、再びかどやホテル、ラストは三井ガーデンホテルにした。
もちろん全過程一人泊だが、このうち東横INNではツインデラックスルームをとった。
これが比較的リーズナブルなのに広くてリビングつきでかなり快適だった。
このへんのコスパの高さは、さすが大手ビジネスホテルチェーンといったところか。

永田町の都市センターホテルもお手頃の割には
場所柄もあってか質感高めのホテルでとてもよかった。
土日宿泊だったので街にビジネスマンはおらず
議員宿舎や総理官邸などもすぐ近くにあり
永田町の佇まいを存分に感じられるいい場所だったのでおすすめだ。

言わずもがな、今回の中では三井ガーデンホテルが一番よかった。
しかも品川近く蒲田の支店だったのでリーズナブル。
エントランスからして「ああまともなホテルに来たな」といった感じにさせてくれる。
ラウンジのトイレまでホテル然としているのがいい。



それで、今回もけっこう色んな人と会ったが
初対面の人や地元の友人など色々で、それぞれの時間で充実した。
私は久々の日本だったこともあり、できるだけうまいものを食べて
いこうという方針のもと、寿司屋やうまいレバ刺しが置いてある店を中心に選んだ。
まあ、母ちゃんの手料理が一番うまいという前提だが。

まずよかったのが新宿西口の栄寿司。
もちろん上海にある日本料理の栄とは関係がない。
ここはリーズナブルにうまい寿司を食わせてくれるので、
地元の友人や先輩を連れて滞在中3回通った。
この日は2人でかなり食べて飲んで2.5万くらいだったが、
上海の魚蔵よりもうまい。当たり前か。
西口なので歌舞伎町のほうより大人向けの店も多く
堂々と営業している風俗店もほとんどないことから新宿西口はけっこう好きだ。

初日はカウンターでマジシャンの友人と飲み食いしたが
板さんも感じのよい方で、上海の話も混じえて美味しく食べることができた。
その後、レバ刺しを食べにプリンスホテル眼の前の「もっつまん」へ。
ここでは隣りに座っていた日本経済新聞の記者の方々と知りあうことができた。
マジシャンの彼も周りのお客さんにマジックを披露して狭い店内には一体感が…。
さすがプロだね。

一段落後、彼の弟さんがやっているBarへ。
その途中、歌舞伎町コマ劇(今はないが)前で、彼の友達の絵描きさんと話す。
またその少し隣りではホスト風の若者が似顔絵描きを。
昼間は家庭教師をやっているそうで。色んな人生模様がありますな。


画像/友人の弟さん経営のBar

Barではワインを開けてしっぽり飲む感じでいたら
弟さんの選曲はバキバキのサイケトランスに(笑)
貸切状態の小さなBarはいい音でclubと化した。

この時点で朝5時くらいだったか。
またまた店を移動して4軒目。
24時間営業のうまい蕎麦屋で美味しい焼き鳥を食す。
解散した頃の外はみなさん完全に活動の時間だったが、
いい酒だったので起床後も早い回復だった。

人・食・酒。いい一夜でした。

Where the streets have no name 2012

2012-01-02 | 生活・色々


画像/ウチのマンションのエントランス。クリスマス頃から生花が飾られて華やかな雰囲気になった。クリスマスから春節にかけて恒例なのかもしれない。



■ 明けましておめでとうございます。2012年もよろしくお願いします。
ということで私も今年で34歳。ついこの前までランドセルを背負っていた頃には完全にオヤジだと思っていた年齢になってしまった。オヤジはオヤジでも34はまだ若いほうのオヤジなので、仕事も遊びもガッツリやっていきたいと思う。

2012年新年幕明けとなる私の初曲はU2の「Where the streets have no name」だ。ヴォーカルのボノ率いる4人の変わらないメンバーで通している彼らの名曲中の名曲。この曲を初めて聞いたのはたしか高校1年の頃だったと思う。

ギタリストのエッジが弾くイントロからのディレイを効かせた美しいギターサウンドが象徴的なこの曲は、壮大かつ爽やかで極めて高揚感があり、私のベスト10に入る一曲だ。音楽が好きな人でこの曲を知らない人はまずいないと信じたいし、誰もが知っていると言えるくらいの名曲なのだけど、欧米の音楽シーンにあまり興味がない人は知らないかもしれない。これを知らずに死ねるか的な曲なのでぜひ聴いてみてほしいと思う。


初日の出にもきっと合う最高の一曲。日々の問題なんか小さなことだと思えちゃうなぁ。
動画Where the streets have no name
土豆網より



日本からだと土豆網に接続できても動画が観れない場合があるようなので
YOUTUBEだと「The Rose Bowl,Where The Streets Have No Name」
で検索すれば同じ映像があると思います。

銀河系サーモンと一抹の寂しさ

2011-12-30 | 生活・色々

画像/ぽんぽこ作 サーモンもりもり丼わさび醤油和え
久光で刺身用サーモン切り身を買って2回に分けて味わおうと思っていたが、忘れてて外食してしまい、もう食べないとダメだなということで全部使って丼にしてみた。なかなかの高級丼になっちゃったけど激ウマでした…。



■ 私たちが住んでいるのは銀河系にある惑星地球。つまり宇宙のどこかに知的生命体がいたとして、彼らから見ればここのサーモンは銀河系サーモンということになる。

……。あれよあれよという間に2012年は目前。相変わらずでもあり実り多い一年でした。配送会社の関係上、仕事は29日で一旦終了。新年の仕事始めは4日からです。2週間くらいフラッと旅行に行きたいところだけど、今のところ任せられる人がいないので、まあこいうのが今年の課題の一つかも。一人でやってても今のところ利益も十分上がっているけど、いつまでも一人でやってるわけにもいかないし。

それに、一人でやってるというと、時間から何まで自分で勝手気ままにできるから羨ましがられることがよくあるのだけど、同僚というか仕事仲間がいないのが寂しい。普通に会社勤めをしていれば、仕事の仲間は好む好まざるに関わらずできるものだし、それが普通だと思っている。けれども、いざ自分一人で奮闘してみると、仕事仲間の存在のありがたさがより一層わかるようになる。無いものは欲しくなるということだろうか。

会社勤めをしていると、当然のことながら色々なストレスを受けることになる。取引先や客先との問題等々。そんなとき、ある程度は自分の中で解決したり何も言わずに耐えたりもするわけだが、そういうときは同僚に話を聞いてもらうことができる。仕事帰りに同期や上司などと飲みに行き、普段抱えている悩みや鬱憤を話す機会がある。これって日本人の仕事スタイルにとっては、すごく大事なことだと思う。

今の私にはこういう機会がないので、仕事のことを話すことができない。多くの人が会社の人間と行く以外の飲みの場で、仕事のことなんか話したくないと思っているかもしれない。会社の人間となら、もちろんプライベートのことも話すだろうけど、仕事の延長のようなものだかし、お互いの苦労やがんばりもわかっているので、仕事の文句や自分なりの考えなどをお互いに話し、そして聞く姿勢も自然にあると思う。

それが私の場合はそういうことを話せる人間がいないに等しいので、なんでもかんでも自分の中で解決する必要がある。もちろん、解決できないこともあるわけだが、だからと言って自分の仕事の事情を知らない友達に話したところで同僚と話すようにいくわけもない。この仕事の話を人に話せない、聞いてくれる人がいないという泣き所は、一人から独立して仕事をしたことがある人にとっては、少なからず頷けるところではないかと思う。

とまあこんなことを書くと「それも独立における厳しさの一つだろう」などと言われそうだが、私も人間なので仕事仲間がいないのはチト寂しい。とは言っても、上海で仕事をしているたくさんの仲間がいるし、多少業種が被ることをしている人もいるので、少しくらいは仕事のことを話せる人がいる。それでも経緯や事情まではわからないし、そこまで説明しながらの話もおかしいので、本当に少しだがそれでもありがたい。

ただ、これは贅沢な悩みなのかもしれない。おかげ様で仕事は順風満帆だし、仕事とは関係ないけど夜な夜な飲みに行ってくれる友達も多い。逆に仕事とは関係ない仲で飲みに行けるというのは、これはこれでいいものだと思う。しかし、会社勤めの人間によっては客先などとの接待攻勢で嫌でも酒の場へ行かなければならないときが少なくないだろうし、話し合える仕事仲間には困らないけど、今の私は感ぜずに済んでいる嫌なこともあるわけだ。

でまあ、上海へはビジネスをやりに来たのは確かなのだが、こういう方面の悩みについては考えていなかった。内部の仕事仲間を作るというのも2012年の課題にしていいのだけど、これは仕事の課題ではなく個人的な課題でしょうね。仕事が上手くいっていたとしてもなんであれ、人間というのはいつになってもやっぱり「人」で悩むものですよねぇ。ま、そんな深刻なことではないのだけど。

銀河系のカニ

2011-12-17 | 生活・色々

画像/Hubble Ultra Deep Field ハッブル宇宙望遠鏡により撮影された超深宇宙領域
出典:HUBBLE SITE



■ 寒いなぁ。でも早朝の空は澄んだスカイブルーだった。まあ空だけにスカイですよそりゃ。今月の前半は朝まで飲み会が何回かあったので重役出勤になりがちで、これはいけないと思い、再び早起き生活に戻している。

今日は6時に起床して1時間ほど散歩をしてきたが、途中の路上にカニとネズミの亡骸があり、両者は30cmほど近くにあった。カニとネズミのケンカ絵図を一瞬思い浮かべたが、それはないだろうと思い足早にその場をスルー。帰りに見てみると、なんとカニだけがなくなっているではないか。まさか誰か食べるんじゃないだろうなと思いつつ、いや食べるかもなと、食す可能性に天秤が行った。

最近になり、初めて転送コムのサービスを使った。ネットでよく広告が出ているので知ってる人も多いと思うけど、これは日本から現在住んでいる国へ物を転送してくれる便利なサービスだが、EMS料金が1,000円程度の場合でも転送手数料は500円程度ととても利用しやすい設定となっている。今までだったら、どうしても上海で買えないもので必要なものがあるときは、親に頼んで送ってもらっていたが、30過ぎの男がこれで親の手を煩わすこともなくなる。

ちなみに今回は何を転送したかというと、馬の臀部から採れるというコードバン製の名刺入れだ。ちょっと前に名刺入れを失くしてしまい、それからは恥ずかしながら財布の中から名刺を出したりしていて、名刺交換の度に「名刺入れが失くなっちゃって…」などと言わなくてもいい言い訳をしていたものだ。

今はもちろん使っていないが、小学生のときに使っていたランドセルがコードバン製だった。ランドセルは使いこむとヘタレてきてスリムというか潰したような状態になり、友達のものはそうなるのに、なぜ自分のランドセルはいつまでもこんなに頑丈でヘタレないのだろうと子供心に疎ましく思っていた時期があった。

友達のように潰してスマートにランドセルを背負いたかったわけだ。いやそもそもランドセルにスマートもクソもあるのか。それはさておき、これはコードバンというものなのだということを知り、コードバンで頑丈だなくらいにしか思っていなかったのだが、大人になるとその価値がわかるようになった。

私の実家は別に富裕層というわけではないが、おそらく小学校の6年間も使うのだからということで良いものを買い与えてくれたのだと思う。その希少性から、コードバンは動物皮革の中でもとりわけ高級品らしいが、一度使うと他の革製品にはない良さがあるのでオススメだ。

少し前から、PCデスクトップ背景を約130億年前の超深宇宙領域の画像にしている。今回の記事にある画像がそれだ。光が到達する都合で、地球から見る宇宙の状態は過去のものなわけだが、それにしても130億年前の光景を見ることができるというのは凄い。1枚の画像ではあるが、それは約130億年前の状態なのである。これ見ることができていることに驚かずにどうしようか。宇宙にロマンを抱かざるをえないレベルだと思う。実際その画像を見ると、多くの銀河を確認することができる。色も形も様々な銀河。

銀河は星などの集合体のことだが、ひとつの銀河には多くて数千の星があるという。銀河や銀河の集合体である銀河団は宇宙に無数にあるから、その中に知的生命がいてもおかしくはないと考えてみると、宇宙のどこかに必ずや「星を継ぐもの」のガニメデような世界があるのではないかとワクワクする。地球は銀河系の惑星だから、他の知的生命体がいたとして彼らからしてみれば、今朝発見したカニも「銀河系のカニ」ということになる。

私は工学などには詳しくないが、科学や工学を存分に応用して魅せるSF小説は好きだし、読んでいてやっぱりワクワクする。未知との遭遇を本を通して経験できるといった感じか。SF小説は理論や実際的な地球科学の応用や、それに基づいて飛躍させた要素が多分にあるが、そういう特徴からか女性からの支持はあまりないようだが、知的好奇心の追求という面では良い分野だと思う。

あれよあれよという間にもう年末だ。今年は一昨年に比べると仕事の業績も飛躍の年だった。300%くらいは伸びただろうか。まだ一人でさばけるかなぁと考えているが、メールも毎日多いし様々な付帯業務もこなさなければならないので、来年は一人ではきついかもしれない。ただ、もう少し伸びても大丈夫なので頑張ってみるが、限界が来てからでは遅いのでよく考えておかないとだろう。とりあえずまだ上を目指してやってみようと思う。そういえば、まだ手帳も買っていないので今年はどんな手帳を使うかなぁ。

上海最近のひとり言11/16

2011-11-16 | 生活・色々
■ スマートフォンを買い換えようと思っている。今使っているのはSonyEricssonのXPERIAだが、突然再起動したり動きが数秒固まるときがあるのでけっこう煩わしい。それに、スマートフォンは基本はタッチパネルでのキー操作で、私の機種はキーボタン部分の幅が狭く、隣りのキーとの打ち間違えはしょっちゅうある。指の腹を使うのではなく少し側面でないとまともに押せない感じだ。

私はいつの時代も少し"逸れる"道を選ぶ傾向があるので、今回もiPhoneではなくてBlackBerry9650にしようと考えている。iPhoneは大勢の人が持っているわけで、すでに希少性はない。車でもなんでもそうだが、私の場合はそこらじゅうでみかける物に対して欲しいという感情は湧かない。音楽は家かiPod nanoで聴くし、TVやゲームなどに至ってはスマートフォンでなどとはまったく思わない。つまり私はiPhoneに実用上の価値を見出すことはできない。アプリは色々と楽しいとは思うが、それは別のスマートフォンでもできることだろうし、そもそも私はたくさんのアプリを入れてなどどいうことは基本的にしない。

しかしそれが売り上げ量が大きくとも第2位以下のものならよしとする。任天堂に対するセガのようなものと言ったら言い過ぎかもしれないが、そういう趣向でBlackBerry9650はデザインもなかなかいいし、なんと言ってもビジネス方面に重点を置いたメール機能がいい。9650はボタンもPCキーボードと同配列だしスピード感のあるメール送受信が可能だ。まどろっこしくなさそうでいい。



この前、著作系完全無視版YOUTUBEのような中国の巨大動画サイト「土豆网」でコメントをしたら、突然コメントができなくなった。その日、コメントは3回くらいしただけなのだが、運営側によりコメント制限をされたようだ。コメント内容は中国の政治に関するものだったが、それほど過激内容はなかったものの、"中国政府"や"戦争"といったおそらく監視対象になるであろうキーワードが含まれていたことで引っかかったのだと思う。

これ以降、わざとまったく問題のない文章で投稿してみたが、やはり投稿できない。Googleでの検索規制と同じで、一旦アクセス不可のサイトやキーワードに触れてしまうと一定時間まったく関係のないものへのアクセスも不可にする措置と同じだ。しかしこの場合は、中国国内のサイトにアクセスすることはできるので、海外へのすべてのアクセスに対して自動的に規制発動する仕組みだと思う。


中国政府情報統制指導要領に基づくと思われる管理側よりの投稿規制。日本語訳は「あなたのコメントは投稿できません」となる。草の根もコツコツ刈ると言ったところだろう。刈っても刈っても生えるわけだが。

そういった不特定多数が閲覧する場所ならまだわかるが、政府の規制はチャットにも及んでいる。というか、監視は国内すべての通信網をカバーしているらしいが、それはそれとして。ということで、私はチャットにも監視があるということは知っていたのだが、この前それを体験した。チャットでも政治のことなどは滅多に話さないのだけど、たまたま友達とそれ系の話になり、"中国共産党"と"粛清"というキーワードを含む文章を打ったら、相手に送信できず、以下の警告文が出現した。

「您发送的消息中可能包含了恶意网址、
违规广告及其他类关键词,请停止发送类似的消息。」

訳 「あなたの送信した情報には、悪意のあるサイトもしくは規定に違反する広告およびその他のキーワードが含まれている可能性があります。そのような情報の送信はお止め下さい。」

おおー。チャットというかなりプライベートなところまで踏み込んでいる規制をリアルに感じたことで若干寒けがした。やはりここまで魔の手は及んでいるのだと、妙な感心をするとともに、こういうことをしつこく繰り返していると本当に公安が来そうで恐いと感じた。うん、ある程度の期間をしつこくやっていたら、今度は自動規制から手動監視対象へ昇格し、さらに一定の許容を超えた時になにかしらのリアルな調査が入ることは間違いないと思う。

ちなみに、何のキーワードがだめだったのかと検証してみた。粛清でも中国共産党でもなく、それは"反共産党"だった。これはアリババの運営するチャットシステム阿里旺旺(アーリワンワン)での話で、MSN Messengerでは今のところ送信可能だ。阿里旺旺をインストールしている人はぜひ実験してみたらいいと思う。いや、あえてそんなことする必要はないのだが…。


話は変わり、先日に所用で常州へ行ってきた。ハワードジョンソンに泊り、夕飯は常州料理でも食べたいなと思ったのはいいが、そう言えば常州料理なんて聞かないから、たぶん名物のものなど無いのかもと思っていたら、案の定タクシーの運転手曰く「常州料理?そんなもん特に無いよ。ありきたりな普通のものだよ。」だと。どうせ上海にいてもいつでも食べられる中華なら食べなくてもいいかと思い、常州の日本料理はどんな店が美味いのかというところを試したくなった。

そこで調べた結果が常州の日本料理店「一心 (常州市新北区漢江路長興好日子家園Ⅱ-6 Phone 0519-8118-6767)」だ。なかなか高級な造りの店内で、味も超一級とはいかないが、上海の少々高級な店と比べてもそれほど劣らないのではないかと思わされた。ただ、部分的にいまいちなところがあったが、価格は上海のそれとくらべいくぶんか安いので見て見ぬふりをできる範囲だと思う。


常州の日本料理店「一心」

下の画像はヒラメの活き造りだが、たしか180元で目の前で捌いてくれて盛り付けもなかなか。肝心の身のほうだが、プリプリして厚く美味しく、刺身を食べきったあとは空揚げで楽しめた。ヒラメが10分くらいピクピクしていたので若干申し訳ない気持ちになってしまったが、活き造りはいつもこうだ。2人でかなり食べて呑んで700元(約9,100円)くらいだったのでコストパフォーマンスはかなりいい。おそらく常州の中では一番まともな日本料理店なのではないか。日本人経営の「風天」も近くにあったが、そこは完全に居酒屋スタイルなので少しジャンルが違うようだが評判はなかなかいいらしい。


ヒラメさん。お命頂戴します…。美味かった。

この「一心」がある新北区漢江路という通りは、日式クラブや日本料理屋が点在しており、私のような上海在住の人間には一見して日本人が多いエリアだということがわかる。「一心」のオーナーにそれを聞いてみたらやはりそうだということで、上海の古北のようなものだと言う。マンションもなかなか高級そうなものが林立しているわけだ。西麻布にでもありそうなお洒落なベーカリーもあった。

それで、私は好奇心が旺盛なので、せっかくだから常州の不動産物件を少しでいいから実際に見てみようと思い、不動産屋を訪れた。1泊2日の2日目でタイトなスケジュールだったが、不動産屋を4件訪問して1件だけ比較的高級な物件を見ることができた。高級と言っても、家賃は2LDKで2,500元程度。これは同程度物件なら上海の1/3の値段だ。日本円にして33,000円程度の格安だ。本当はもっと高級なところを見てみたかったのだが、そもそも3,000元以上の家賃を取るような常州での高級物件はわりと少ないらしく、見ることは出来なかった。まあ、私が見た地域がたまたま高級物件が少ないエリアだったのかもしれないが、それにしても安い。

また、常州なら70万元(910万円)かそこらで築浅の比較的高級な2LDKマンションが購入できるらしい。やはり販売価格も上海の1/3だ。上海でなら3,000万円くらいは出さないと日本人が納得できるようないい中古2LDKマンションは買えない。中古2LDKで3,000万円なら東京でもかなり選べるということを考えると、今の上海で買う気にはならん。上海の不動産価格は、今の半額くらいが適正ではないかと思う。

マンションをいくつも買える余裕資金があれば別だが、私は住まいを固定したくないこともあり賃貸派なので家の購入にはこだわらないが、投資としての興味はある。物件を転がすには上海はもう遅すぎだし、不動産価格への警鐘が以前にも増して増えているし実際値下げしまくっている物件も増えてきたようだ。友人がオーストラリアにでかい一戸建てを購入し、最近になって上海は虹梅路のほうのホテルの一室を買ったと連絡があったので、今度遊びに行ってみるが、そんなリッチを横目にしながら今日も地道に働きます。

久々に朝まで踊り明かす

2011-10-16 | 生活・色々

画像/上海での大規模展覧会。日本、欧米、アジア各国の企業も含めての一大イベントだった。



■ 先日、某知り合いの店で飲んでいた。同席した女性の彼氏が某有名レストランの店長だったので、色々と話を聞けたこともよかった。それで、深夜3時くらいから新天地付近香港広場4階にあるM2(上海の有名クラブ)へGO。半分は欧米人だっただろうか。噂には聞いていたが、上海のクラブにしてはダンスフロアが大きめだったのでまともに踊れた。アップリフティングトランスをメインとした選曲も申し分なくかなりよかった。やっと合格点のクラブを見つけることができた。

M2では、アメリカ人推定26歳にぶつかった縁で、一応こちらが大人なんで、自分入れて3人で3本のコロナを買えばいいところを、さっきの奴にもやるかなと思って、人数分+アメリカンの分も買った。ダンスフロアで踊っている彼に「さっきはごめんな!」とコロナをあげたら、その意外な行動に感動したらしく、ダンスフロアを離れ、コロナで乾杯して2人で少し話した。そうしたら、なんと彼は日本語も少しだけだが喋ることができ、日本に行ったことがある人だった。まったく色んな出会いがあるもんだなと、彼の名前は聞かなかったが楽しいひと時だった。

上海にいると英語圏の人と接する機会がわりと多い。私の英語はつたないものながら英語の重要性をヒシヒシと感じている。先日、取引先の顔を見に国際展示場で開催された大規模展覧会へ行ったのだけど、とあるブースにはアメリカ人が一人しかいなかったが、その企業の製品は日本でも販売されていて、話を聞きたかったので仕方ないなぁと思いつつ彼に話しかけてみたら案の定中国語を喋れない。ロス出身だと言っていたが、上海に赴任したばかりなのか、今回の展覧会のために来海したのかは知らないが、アメリカ人はけっこう中国語を喋れない人が多いように思う。

でも、中国語の勉強は英語圏の人にとって、おそらく難易度が高いのだろう。日本人が韓国語を勉強するようなのではないかなと思う。私の場合だが、韓国語なんて一文字も読み方を知らないし、アラビア語並の暗号の羅列に見えなくもない。日本人は漢字で慣れていて、中国語と日本語の漢字の対比では60%以上の共通率があるらしいので、日本人にとって中国語は比較的勉強しやすい言語だと思う。四声発音は難しいが。

話が戻るが、そのアメリカ人とのコミュニケーションに難があったので、5分後に戻ってくるという中国人スタッフを待つことにした。しかし私の英語レベルだと、この5分を持たせるのが難しいのなんの…。女性の中国人スタッフが戻ってきてホッとしたところで、彼女に通訳をしてもらった。通訳をしてもらいながら「あれ?英語→中国語の通訳だな…」と、それはそれで当たり前なのだが、英語を中国語に訳してもらっているということについて、逆転現象のような感覚を覚えた。

それと同時に、4年ほど前までは自分が理解出来る範囲として、英語→日本語という訳し方以外には選択肢が無かったし、それが当たり前だと思っていた。しかし、このように中国語に訳すという方法だと、日本語に訳すのとはまた少し違ったニュアンスも理解できるし、日本語訳ではピンと来ない翻訳も中国語訳だとなるほどとなったりすることもある。

私はたまに中国人向けの英語学習書を読む。これには、英語本文に加えて中国語訳がついているので、2言語の同時学習ができることになりこれがけっこう面白い。英語のわからない部分は中国語を見ればだいたいわかるので、相互補完できるいい学習書だと思っている。もっと言えば、そこに日本語での訳も考えてみると、これはこんな訳し方なのかなどと発見も多く、語学の面白さをかなり味わえる。

翻って展覧会の話だが、取引先への挨拶と、いいメーカーがあれば開拓したいと思っていて、何社かめぼしいところを見つけたが、そこで発見した某香港企業との取引がこれから始まるかもしれない。これは来年から開始しようとしている新事業なのだが、その会社が有力な取引先となることに少し期待している。それにしても楽しく充実の展覧会だった。ということで、相変わらず楽しく前進中の今日この頃です。

YUI上海ミニライブ

2011-09-25 | 生活・色々


画像/YUIが手を振ってくれました。とってもキュートです。


24日、YUIが上海にある久光デパートでライブをやるというので見にいってきた。といっても、久光の美容室で髪を切るつもりだったので、せっかくだからYUIの歌声も聴いてみたいと思いカメラ持参でかけつけた。

広告などは特に打っていなかったようなので、知らない人もたくさんいたと思うが、私はたまたま中国のネット情報で知ることが出来た。その後、日本人関係者の方もSNSで少し情報を流していたようだが、当日は久光までのイベント会場が人の波で案の定大混雑だった。

無料のうえ、至近距離でYUIの歌声を聴くことができたのでありがたかった。しかし、歌ったのは1曲だけで、中国語で「私はYUIです」のみでトークがなく、10分ほどで終わってしまい少し拍子抜けした。YUIがもう少し時間をとって何かしたいと思っても、大人の事情でそれは難しいはずなので仕方ないと思うが、せっかく大勢の人が駆けつけたのだから、せめて2曲は歌っていただきたかった。

中国人の男性司会者だけがYUIと2人で記念撮影をしたのはみんなから文句が出ていた。いやーそれはみんなに悪いでしょう。よくあんなことできるなと見ていたが、YUIは悪くない。これからもがんばってYUI!!