画像/Hubble Ultra Deep Field ハッブル宇宙望遠鏡により撮影された超深宇宙領域
出典:HUBBLE SITE
■ 寒いなぁ。でも早朝の空は澄んだスカイブルーだった。まあ空だけにスカイですよそりゃ。今月の前半は朝まで飲み会が何回かあったので重役出勤になりがちで、これはいけないと思い、再び早起き生活に戻している。
今日は6時に起床して1時間ほど散歩をしてきたが、途中の路上にカニとネズミの亡骸があり、両者は30cmほど近くにあった。カニとネズミのケンカ絵図を一瞬思い浮かべたが、それはないだろうと思い足早にその場をスルー。帰りに見てみると、なんとカニだけがなくなっているではないか。まさか誰か食べるんじゃないだろうなと思いつつ、いや食べるかもなと、食す可能性に天秤が行った。
最近になり、初めて転送コムのサービスを使った。ネットでよく広告が出ているので知ってる人も多いと思うけど、これは日本から現在住んでいる国へ物を転送してくれる便利なサービスだが、EMS料金が1,000円程度の場合でも転送手数料は500円程度ととても利用しやすい設定となっている。今までだったら、どうしても上海で買えないもので必要なものがあるときは、親に頼んで送ってもらっていたが、30過ぎの男がこれで親の手を煩わすこともなくなる。
ちなみに今回は何を転送したかというと、馬の臀部から採れるというコードバン製の名刺入れだ。ちょっと前に名刺入れを失くしてしまい、それからは恥ずかしながら財布の中から名刺を出したりしていて、名刺交換の度に「名刺入れが失くなっちゃって…」などと言わなくてもいい言い訳をしていたものだ。
今はもちろん使っていないが、小学生のときに使っていたランドセルがコードバン製だった。ランドセルは使いこむとヘタレてきてスリムというか潰したような状態になり、友達のものはそうなるのに、なぜ自分のランドセルはいつまでもこんなに頑丈でヘタレないのだろうと子供心に疎ましく思っていた時期があった。
友達のように潰してスマートにランドセルを背負いたかったわけだ。いやそもそもランドセルにスマートもクソもあるのか。それはさておき、これはコードバンというものなのだということを知り、コードバンで頑丈だなくらいにしか思っていなかったのだが、大人になるとその価値がわかるようになった。
私の実家は別に富裕層というわけではないが、おそらく小学校の6年間も使うのだからということで良いものを買い与えてくれたのだと思う。その希少性から、コードバンは動物皮革の中でもとりわけ高級品らしいが、一度使うと他の革製品にはない良さがあるのでオススメだ。
少し前から、PCデスクトップ背景を約130億年前の超深宇宙領域の画像にしている。今回の記事にある画像がそれだ。光が到達する都合で、地球から見る宇宙の状態は過去のものなわけだが、それにしても130億年前の光景を見ることができるというのは凄い。1枚の画像ではあるが、それは約130億年前の状態なのである。これ見ることができていることに驚かずにどうしようか。宇宙にロマンを抱かざるをえないレベルだと思う。実際その画像を見ると、多くの銀河を確認することができる。色も形も様々な銀河。
銀河は星などの集合体のことだが、ひとつの銀河には多くて数千の星があるという。銀河や銀河の集合体である銀河団は宇宙に無数にあるから、その中に知的生命がいてもおかしくはないと考えてみると、宇宙のどこかに必ずや「星を継ぐもの」のガニメデような世界があるのではないかとワクワクする。地球は銀河系の惑星だから、他の知的生命体がいたとして彼らからしてみれば、今朝発見したカニも「銀河系のカニ」ということになる。
私は工学などには詳しくないが、科学や工学を存分に応用して魅せるSF小説は好きだし、読んでいてやっぱりワクワクする。未知との遭遇を本を通して経験できるといった感じか。SF小説は理論や実際的な地球科学の応用や、それに基づいて飛躍させた要素が多分にあるが、そういう特徴からか女性からの支持はあまりないようだが、知的好奇心の追求という面では良い分野だと思う。
あれよあれよという間にもう年末だ。今年は一昨年に比べると仕事の業績も飛躍の年だった。300%くらいは伸びただろうか。まだ一人でさばけるかなぁと考えているが、メールも毎日多いし様々な付帯業務もこなさなければならないので、来年は一人ではきついかもしれない。ただ、もう少し伸びても大丈夫なので頑張ってみるが、限界が来てからでは遅いのでよく考えておかないとだろう。とりあえずまだ上を目指してやってみようと思う。そういえば、まだ手帳も買っていないので今年はどんな手帳を使うかなぁ。