ぽんぽこノート

いつだって今がスタートライン。
行動しなくては何も始まらない。壁にぶつかったところから新しい道がひらける。

西村博之氏や堀江貴文氏の思考

2012-02-28 | 仕事関係
■ いやー最近色々なことがありすぎて日々過ぎるのが早い。そのほとんどがいいことなんだけど、おかげで夜遅くなったりとなんだかんだで無理やり起きて睡眠不足が続いたりで。たまに昼頃まで寝てるけど。

そう、ここ最近は特に色々な人と会った。みんなそれぞれのストーリーがありますわな。特にない人もいるけど…、基本的に実に面白いです。ここ上海に来て、多くの人がいきいきと何かをしていて、楽しそうに色々と話してくれる。もちろん、みんながみんな楽しく充実した時間を送っているわけではないけれども、基本的には上海の活気に触発されている感じはする。

私の仕事柄や友人の仕事や交友関係も影響しているのだと思うけど、お会いする人が経営者だったり、これから自分の仕事を始めたいという人が多い傾向がある。経営者でも雇われている社長と自分で創業した2タイプがあるが、私が会っている中では雇われている場合が多い。

でも、意外とと言うべきかやはりと言うべきか、だいたいの方があまりうまくいっていない。じゃあうまくいってる人ってどんな感じかと言うと、けっこうシンプルだったりする。やり方とか思考が。まあ話せば色々考えてるんだということはもちろんわかるし、押さえるところは押さえてしっかり考えないとダメなわけで、それでもやっぱり余計なことはしてないなと感じる。

まあ余計なこととか書いてるけど、人生後々になってみないとわからないこともあると思うので、すべてが無駄だとは思わないけど、自分の描いている目標に向かいたい時に、その目標に到達するためにはそれなりの方法があるわけですよね。東京から上海に渡航するという目標を例えにしても、パスポート準備して航空券買って空港まで行ってとか色々やらなければいけないことはあるわけで、それをちゃんとやるから飛行機に乗れて目的地に到着できるわけです。

飛行機に乗って目的地に行くのとビジネスを大なり小なり成功させることはまったく同じではないけれども、シンプルに考えた時に基本的な構造は同じだと思うんですね。で、その基本的な視点を見失わずに、どれだけそれを徹底して具体的な利益を生めるかどうかってことじゃないかなと。

こういう視点でもっとやっていけば、年収1,000万円とかは難しくない。こういう数字を出しちゃうと日本人はなにやら敏感に反応する人もいると思いますが、そのラインというのはけっこう世間的には超えたい、もしくは超えられない壁の目標とされるときの第一位ですよね。じゃあどうしたらクリアできるのか具体的に考えてやってみればいいと思うんですけど、これがなかなか難しいっていうのが多くの人の結論のようで、でも私はどうかと思うんですね。

どれだけの人が真面目かつ具体的に数字を算出してみて、そういう達成できない感に至ったのか。ちゃんとやってみたの?と。人それぞれあると思いますけど、きっとそこには何かが邪魔をしていたり、やり方が少々トンチンカンだったりしたのではないかと思うわけです。このトンチンカンの中には、時勢とか場所とかの要素も入りますよね。で、邪魔をしていたりっていうのも、別に誰かに邪魔をされたというわけではなく、邪魔な要素を自分が回避しなかったり、邪魔な要素がある付近の何かのことにこだわっていたからだということです。時勢や場所が間違っていなくても、方法がおかしかったらダメでしょうけど。

私ももう30代半ばみたいなもんなので、だからまあいいかと思いこんな偉そうなこと書いてますが、それはそういう場所から見ることができているからです。私の師匠である邱永漢先生が常々言っていますけど、人って当人が達成した視点、つまり山に登って初めて見ることが出来た景色というか視界があるわけですよね。そこからしか見ることのできないものってあると思うんです。これは、だから偉いとかそういうことではなくて、事実立ち位置によって見える景色や見ていることが違ってくるということです。

私は20代半ばから邱先生のことを知りましたけど、その頃はそういう文章を読んでも「なるほどなぁ」と頭では理解したつもりでしたが、そう思うだけで本当のところはどういうことなのかちょっとわからなかったです。でも、いざ自分が創意工夫しながらなんとか登れなかった地点に行けるようになると、なるほどこういうことかとわかるわけです。私の稚拙な文章力ではあまりわかりやすく書けないけど、確かに見えるものが変わるし、そういうことになるんだなと。

だからそういうことが前提にあるので、やはりビジネスの話やアドバイスというのは、うまくいっている人に聞いてもらったり聞かせてもらうことが一番です。例えその人があまり話してくれない人であったり、口下手であったり言い方が人それぞれだとしても、彼らの口から出ること、成功体験に裏付けされているものですから、非常に説得力がありますよね。すべて鵜呑みにする必要はないけれども、そういう人たちが喋る何気ない言葉もそこには大なり小なりで理由があったりするわけで、少なくとも成功パターンのひとつを持った思考から放たれている言葉、話なわけです。

こういう話を聞くことは私も好きで、あまりそう多くはないけれども、そういう方とお会いしたときはよく耳を傾けています。それで疑問点などをどんどん質問する。遠慮なんかしなくていいんですよね。そういう人たちってうまくいく方法を教えてあげたいって思ってるはずだと思うんです。ただ、聞かれてもいないのに自分から教える必要はない。でも聞いてくれたら喜んで教えてあげたいと。私も人の話を聞いていて、それは違うなとかズレてるなと感じるときが多々ありますが、ただのお節介になるんでいちいち言わないですね。アドバイスを求められたら喜んで喋るようにしている程度です。

それで、世間的に有名な人の中で言ってみますけど、若い創業者で話しを聞くと参考になるのは2ちゃんねる創設者のヒロユキこと西村博之さんや、検察から怪しきは罰せずじゃなくて罰するで引っ張られたライブドア創業者の堀江さんとか。彼らって非常に頭が柔軟でよく動いているしとにかく思考がシンプルです。彼らの話しを聞いていると、ああそうだよなってことがたくさんあって勉强になりますね。ただ、ビジネスも人と人とのつながりですから、そこらへんの要素を含めて物事をサバサバ処理しすぎる傾向があるのかなとは感じるけど、実際はそのへんも考えているはずです。

彼らが考えているところにはそれほど何かのこだわりを感じないってところがポイントで、目的地まで道のりでのこだわりがあまりないから先も見る余裕があるしサクサク行けるルートを作れるんじゃないかなと思います。当然、頭がいいんでしょうけど、それだけではなくてビジネスをして利益を出してゆくにあたりどうしてゆけばいいのかと考えたときに、障害と道筋がすべて記載されたマップを頭の中でクリアに浮かべられている感じなんじゃないかと思います。じゃああそこに到着するためにはこういうルートでここの障害物はこうすればスルーできるねとか。その方法もいくらでもあるというイメージですね。

私の場合は彼らに遠く及ばないのはもちろんなんですが、考え方にけっこう共感が持てるんです。彼らは年収1億稼ぐって実はそんなに難しくないと言うかもしれません。はい、言いそうですよね。でも私にはまだ難しいことだと思えます。月1,000万円ですし、売り上げならまだしも、自分の収入となるとう~ん、ですね。そもそも私はそこまで稼ぎたいと思ってないのでいいんですが、しかしそういうことができるようになってみたいな、ぐらいには思ってます。できるできないかは別の話しで。

なんだかんだ書きましたけど、とりあえず私の場合は色々と考えながらも初心を忘れないように。仕事はいかに少ないの労働時間で最大の利益を出すかってことをメインに考えてやってます。効率性の追求ですね。ですから、今のところは一日の実質労働時間は3~4時間程度もやればこなせてます。ただ、未来のための戦略や企画のためなどに色々な調査などしますんで、そういうことを考える時間には一日何時間とか決めてないですけど、わりと時間を費やします。あ、もうすぐ3月ですね。まだまだがんばりますか。
コメント (4)
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