太江寺（伊勢市二見町）

太江寺の開創は　天平年間（729年 - 749年）に
奈良の大仏勧進のため諸国を行脚していた行基が
天照大神のお告げを受けて　二見浦で興玉神を
参拝したところ　金色の千手観音を感得した
その姿を刻んで祀るため開創したのが太江寺です

空海が　朝熊山の金剛證寺を中興した際
当寺にも再三訪れて　教義を伝えたことで
真言宗寺院として発展した

この仁王門の額は　空海の直筆とされ
門の両脇には　仁王像が安置されている

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太江寺の千手観世音（伊勢市二見町）

本尊は　木造千手観世音菩薩坐像で
白毫（びゃくごう）は　水晶
目　眉　口唇に彩色がある
頭部には　興玉神のご神体の
観音像が納められていると伝えられる

国の重要文化財です

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太江寺の火祭り（伊勢市二見町）

初観世音菩薩の縁日の伝統行事です
柴燈護摩（さいとうごま）を焚き
煩悩を焼却し降伏（ごうぶく）
厄除け　海上安全　大漁などを祈願する　

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太江寺の煩悩滅却祓い（伊勢市二見町）

柴燈護摩（さいとうごま）を焚き
火で清めたシデを　参詣者の頭にかざし
煩悩の滅却祓いをする

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太江寺の火渡り（伊勢市二見町）

三重修剣道の行者が
分霊の勧請し　火渡りの護摩を焚き

塩で清め　火を落ち着かせた後
まだ 火のくすぶる中
修剣道の行者が火を渡った

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太江寺の参詣者火渡り（伊勢市二見町）

一般信者参詣者が
御仏の分霊を手に
煩悩の滅却　無病息災　家内安全を願い
焼けた木を素足で踏んで渡った

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