伊勢神宮・秋の神楽祭 振鉾 （えんぶ）

シルバーウイークが終わった途端雨
例年　神楽祭は　伊勢神宮神苑の碧空の下
行なわれるが　生憎の雨
参集殿の能舞台で催行された

振鉾 （えんぶ）は　舞楽の初めに奏でられ
古代中国の故事に由来し　舞人が鉾を振り
天地を鎮め　安んじて天下大平を
言祝ぐめでたい　左右２人の舞楽で
舞台を祓い清める意味がある

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伊勢神宮・秋の神楽祭 迦陵頻（かりょうびん）

極楽に棲むという鳥　迦陵頻伽（がりょうびんが）の
舞い遊ぶ様を現したもので　起源はインドといわれ
わが国には　奈良時代に伝えられた　
舞人が１人ずつ舞台に上がり　太鼓の拍手に合わせ
出手（でるて）を舞　４人が位置に着くまで立ち定まる

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伊勢神宮・秋の神楽祭 迦陵頻（かりょうびん）４人舞

緩やかに舞い　曲の途中から　銅拍子（どうびょうし）を
打ち鳴らし　舞台を一周し　鳥の飛翔を
華やかに現した舞です
これは　子供舞「童舞」で　神宮では　舞女が行ないます

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伊勢神宮・秋の神楽祭 陪臚（ばいろ）

神武天皇の御代　〈７３６年〉インドから伝えられた
昔の武官の制服で　軽快な舞振りで　勇壮闊達です
衣裳が素晴らしく　時代い絵巻のようです

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伊勢神宮・秋の神楽祭 陪臚（ばいろ）2

戦勝祈願　凱旋祝賀など　めでたい曲で
武人に愛好され　出陣の指揮を鼓舞させる舞楽

鉾を持ち攻める手振り　楯を取って防ぐ様
武の舞は　華やかです

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伊勢神宮・秋の神楽祭 長慶子（ちょうげいし）

平安時代中期の雅楽で源　博雅の作と伝わっている
舞を伴わない舞楽の特殊曲で
舞楽終了に際し　退出音声（まかでおんじょう）として
奏でられる

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