安乗人形芝居 （志摩 国指定重要無形民俗文化財）

安乗神社の例祭に受け継がれてきた民族芸能で
古くは　文禄元年の１５５２年　秀吉が海外出兵
国の領主　九鬼嘉隆軍団の将として鳥羽を出て　
安乗沖で嵐に会い　安乗神社へ安全祈願と武運の長久を祈願した

村人は　手踊りなどで歓迎　九鬼嘉隆から許された
芸能が　変遷を得て　現在の安乗人形芝居となった
なを　指定を受けるまでは　安乗文楽　人形浄瑠璃といわれ
風待ちで寄港した　大阪　阿波　等の人の影響を受けた

小学校　４．５.６年生の勧進帳
関所を通るため　弁慶が　義経を棒でたたき
関所を通る

人気ブログランキングへ

鎌倉三代記 三浦之助母別れの段 （安乗人形劇）

母大病と聞いて三浦之助は戦傷の身もいとわず
見舞いに来る　折よく母の看病に来ていた
敵将時政の娘で許婚である時姫が　介抱に来ていた
母は　三浦之助に合わず　戦場へ戻れと口説く　　
死を覚悟した三浦之助に　時姫は　
自らの　愛の深さを語り　母の最期を看取って
欲しいと　引きとめようとする
母　時姫の間を迷う　三浦之助でした　　

演技は　安乗中学校の生徒でした　　　　
なを　小・中学校は　ともに来春閉校統合される

人気ブログランキングへ

傾城(けいせい）阿波の鳴門 巡礼歌の段 （安乗人形芝居）

十郎兵衛が留守の家に　飛脚で追手が迫っているという
手紙が届いた　夫の身を案じる　お弓
そこへ　可愛い巡礼の声
娘に国をと尋ねると　阿波の国徳島　
父母に合うため巡礼に出たと　　
身の上話雇聞けば　なんとわが子

三歳で預けた祖父母が死に　両親を訪ねての巡礼
いといい　わが子だけれど　借金で追手に負われる身
娘を　我が子と　名乗れない母
心を鬼にして　返すお弓の心は痛む

人気ブログランキングへ

傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段母子 （安乗人形芝居）

巡礼で訪ねあわせた家で会う　かわいい娘おつる
母　お弓は　共に暮らせない境遇で　母と語れない
苦悩の母　

人気ブログランキングへ

傾城阿波の鳴門 十郎兵衛住家の段 （安乗人形芝居）

女房　お弓が　娘の後を追い出て行ったのと
入れ違いに　小判を持っていると聞き
我が子と知らず　おつるを伴って帰ってきた

貸して欲しいというが　おつるが　騒ぐので　
誤って殺してしまった
戻った　お弓は　おつるは　我が子と知り　
泣き崩れる

捕り子が押し寄せてくるのを知り
おつるの　亡骸と共に家に火を点け
夫婦は逃げ延びる

人気ブログランキングへ

艶容女舞衣 （安乗人形芝居）

酒屋茜屋の息子半七は　結婚した後も
女芸人　三勝との関係が切れず
娘まで出来　妻のお園に見向きもしない

お園は　実家に連れ戻し　半七は勘当
然し　連れ戻したお園は　悲しむ姿に　
元の嫁と認められるようわびるが
復縁しても　昨日人を殺した半七
お園に迷惑がかかると断る

２人の父親の愛情の深さを知らない
お園は　「今頃　半七さんは　
どこに　どうしてござろうぞ」と
帰らぬ夫を慕のです

人気ブログランキングへ

安乗神社秋の大祭

人形芝居の合い間には　たくさんの舞踊が
奉納された　華やかに賑わい
ご祝儀のおひねりが　無数に飛び交った

人気ブログランキングへ