伊勢志摩つれづれ

伊勢志摩の今を楽しんで頂けます
郷里を離れた方に 今の故郷を 
また 伊勢志摩の旅行の前に ご覧ください

一色能 翁 (伊勢市)

2018-03-13 07:00:07 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
一色神社の例大祭で 奉納された翁
天候に恵まれ 保存会結成50周年記念で
神社で 行われた
昔は 組立舞台であったが 今は通常公民館

先ず 神楽で 鳥兜を付け 枹(ばち)と鈴を提げ
四方拝の神事にあと 翁の舞が行われた
天下泰平を寿ぎ 五穀豊穣を神に祈る



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一色能 舞囃子 老松(おいまつ)

2018-03-13 07:00:06 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
梅の枝には鶯が囀り 松は緑を増す 
長閑な新春のある日 都人の前に現れたのは
道真公ご自愛の梅・松の精であった
梅は若い美しさをたたえ 松は長寿を寿ぐ


都に住む梅津某が太宰府の安楽寺に参詣すると
老人と若い男が現れ 境内の飛び梅(「紅梅殿」)・老松の謂われを語り
姿を消す

実は二人こそこの梅・松の化身なのであった
夢枕に松の精(後シテ)と梅の精が現れ
舞を舞い 御代をことほぐ



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一色能 狂言 歌争=うたあらそい (伊勢市)

2018-03-13 07:00:03 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
友を誘い 春の野遊びに出た
野に咲く花を見つけて 歌を詠む
其々 間違えて歌を詠み
とうとう 嘲笑合戦の上
相撲を取ることになった


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一色能 舞囃子 桜川 (伊勢市) 

2018-03-13 07:00:02 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
貧しい母子の物語 
桜子(さくらご)は 母の労苦に心を痛め
みずから身を売った
母は 悲しみに心を乱し 桜子を尋ねる旅に出た
三年が過ぎ 桜子は遠く常陸国(主に今の茨城県)の
磯辺寺の住職に弟子入りしていると聞き
桜の名所 桜川へ長い旅を経た桜子の母の姿があった


春の花盛り 折しも桜川のほとりには
住職は桜子らとともに 来ていた 

母は 川面に散る花びらを網で掬い
狂う有様を見せていた 住職がわけを聞くと
母は別れた子 桜子に縁のある花を
粗末に出来ないと語り
落花に誘われるように 桜子への想いを募らせせる


住職が連れてきた子が わが子とわかり
正気に戻った涙を流し 連れ立って帰る


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一色能 半能 岩船 (伊勢市)

2018-03-13 07:00:01 | 写真と観光.・伊勢志摩の風景
帝より 摂津国住吉の浦(今の大阪市住吉区)の 
市で 高麗(こま)や唐土(もろこし)の
宝を買い取るようにという勅命が出された

銀盤に宝珠をのせた 童子がいて 
大君に奉げるという
その船の漕ぎ手 天の探女(さくめ)が
自分だと童子は名のって天空に消える

勅使が 太平の御代を賛美していると
海中から 龍神が現われ 宝を積んだ
天岩船を守護しつつ 八代龍王らを呼び集め
住吉の岸へ漕ぎ寄せ 幾万知れぬ財宝を天皇に奉げ
千代まで弥栄を寿ぐ祝賀能です


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