大日如来大祭 （磯部町三ケ所）

大日祭は　太陽信仰で　
海上安全・大漁満足・厄災消滅・
心願成就の祈祷法要が行なわれた

大日堂は　栖雲寺から離れた場所にあって
御本尊は御座船で　黒厨子のまま
白麻に包まれた　厄歳衆に担がれ
何艘もの大漁旗を靡かせた船を従え
波を切って湾内を奔るさまは真に勇壮であったが
２年前お堂は　台風で壊れ　栖雲寺に安置されることとなった


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大日如来堂の天井絵 （磯部町三ケ所）

堂内の挌天井には　極彩色で描かれた花鳥図四七枚がはめこまれていたが
併せて　栖雲寺に移された
＜奉献愚筆四十有七葉于時文政甲申七年十月二十一日於客館写藤崎一子＞
絵は諸国廻船名や女人の名前などで寄進されていて
対岸の的矢と共に避難港として賑わった当時の
面影や心情が偲ばれる　　
大日堂の　絵馬天井は　年代も奉納者も絵師も判っている


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大日如来 大法会は始まる （磯部町三ケ所）

法会は　仏法僧１０人ほどで　
盛大に行われ　檀家参列者の浄め祓いの
花が　降り注がれた


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法要の大般若経 （磯部町三ケ所）

般若心経が唱えられると
転読も同時進行です　
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大般若経の転読 （磯部町三ケ所）

１０人ほどの僧侶が　一斉に転読です
転読は　経題や経典の初・中・終の数行だけを略読することで
大部の経典　特に「大般若経」600巻について行なわれたことになる

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大般若経の転読を見守る あどけないお坊さん （磯部町三ケ所）

今　得度（とくど）式を終えたばかりの童子は
栖雲寺の住職の兄弟で　仏門に入るため　
出家することになった　

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大日如来の御前で お参り （磯部町三ケ所）

檀家や参詣者は　大日如来の
御前で　御先祖を供養し
海上安全・大漁満足・厄災消滅・心願成就の祈願を行った　


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