御即位奉祝 神宮神楽祭 振鉾（えんぶ）

例年行われている　春季神楽祭は
御即位に合わせ　５月１から３日
奉祝神楽祭が公開で行われた
神楽を始めるにあたって
鉾を振り　天地を鎮め安じて
天下太平言祝ぐめでたい舞楽で
舞台を祓い清める　忌がある


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神楽・萬代舞（よろずよまい）

第５９回遷宮（昭和２８年）奉祝で
作られた神宮独自の歌舞です
舞いの女子は　４人　
一二単衣に身を包み　長い裳（も）を曳き
山桜の花かんざした
天冠（てんかん）を著（つ）け
手には　桧扇を持って舞った


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神楽・萬代舞（よろずよまい）2

歌詞は　遷宮諸祭の杵築祭＝こつきさい
（新たにお建てした御殿を　祝祷し
堅固で揺るぎなきよう　柱の根元を
搗き固めるお祭り）に歌われるえ古歌だそうです


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神楽・萬代舞（よろずよまい）3

御即位に相応しい目出度い　歌舞いで
「天照らす　大宮処　かくしつつ
仕えまつらむ　萬代までに　萬代までに」で
華やかにも　厳かで　重々しい歌舞いです


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神楽・萬歳楽

古代中国では　名君が世を治めるとき
必ず　鳳凰が現われ　「賢王万歳」と
さえずり　聖代を祝福すると云われている
この曲は　そのなき声にかたどり
舞いは　その飛翔にかたどったとの言われ
帝王の文徳を称える舞楽で
太平楽とともに　天皇即位の
大饗で奏でるめでたい舞楽

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神楽・萬歳楽 2

舞い方は　振鉾とおなじ赤い襲装束（かさねしょうぞく）
鳳凰をかたちどった鳥甲（とりかぶと）被り
右袖を脱いで
舞いぶりは　荘重優雅で気高い旋律で
聖帝の治世を　祝うに相応しい舞楽です

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神楽・萬歳楽 3

祝福する　力強い　躍動的な舞です

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神楽祭奏者退出

緑滴る小径を　華やかで豪華な装束で
退出する奏者


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