奇祭・潮かけ祭り (志摩和具)

日本唯一の　潮かけ祭りは　海神様の
市杵島姫命＝イチキシマヒメ（弁財天と同一視）が
和具八雲神社から　大島神社への里帰りを祝う祭りで
伊勢神宮の万度札を　大島神社へ納める日
（この船を　万度船と云い　神様や祭典関係者が乗船する）

大島や海上でも　潮かけが　盛んに行なわれるが
港に帰ってきたが　港内でも早々に　潮かけが始まった　　


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豪快な潮かけ (志摩和具)

この日は　無礼講　船も陸も
どこから水が飛んでくるかもしれない
祭り見物には　それだけの覚悟が必要
船に乗った人は　全くの　ずぶ濡れです


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港内は 船がきしみあう(志摩和具)

潮水は　予期せぬ方向から
容赦なく飛んでくる
大人も子供も　大はしゃぎです
世の中は　色々と管理社会
年に1度は　こんなはめ外しも
精神衛生上　好ましい　　


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万度船を取り囲む船々 (志摩和具)

万度船も　潮水の　洗礼を受けているが
万度船側も　応酬している

この潮かけは　海女さんが　
密かに思いを寄せる男性に
潮をかけ　思いを伝えたと云われている


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子供たちの潮かけ (志摩和具)

市場内では　早くから　水をかけあい
はしゃいでいる
また　陸と海でも　水のかけ合いです


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万度船岸壁に到達 (志摩和具)

まだまだ　水が飛ぶ
和具の街あげて　潮かけ祭りの1日
夜は　花火も打ち上げられた


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万度船から海女上がる (志摩和具)

式典関係者も　びしょ濡れ
子供たちは　まだ　水をかける

海女は　大島の禁漁区の海域で
アワビや　サザエを採り　
神前にお供えをした　


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