香りのよいタイサンボクの花は 大きな木で
花や葉も大きく立派なことを賞賛して
中国山東省中部にある名山の泰山(たいざん)にたとえたと言われている
また 大きな盃(さかずき)のような花姿から「大盃木」と呼ばれ それが転訛したともいわれている
花言葉は 人生展望の「前途洋洋」 大きく立派で美しいさまの「壮麗」
堂々とした立派な樹木 かぐわしい香りを放つ 美しい白い花に ちなんだようです
駿河の国 富士郡に姫名郷(現在の富士市比奈?)と呼ばれる里があり 老夫婦 が裏山へ行くと 1本の竹の根元が光っていた
「不思議だなー」と思いながら竹を切ると 中に1寸(約3センチメートル)ほどの可愛い女の子がいた
「子どもがいない私たちに 神さまが授けてくれた」と喜んで育てた いわゆる 竹取物語のかぐや姫です
人々は かぐや姫のことを「浅間の大神として敬い 富士山のご神体であると思うようになり 各地の浅間山にも竹を運び 立てることらしい
浅間祭は 富士講の先立ちで行われ
街の東西南北4地区から 夫婦の揃った
1軒が輪番制で行われる
夫人は やや小さい竹を12本 リヤカーに積んで後続する
祭の準備をする宿元は 立石浦から 一番遠い宅に置かれる