迷彩のブログ Ⅲ

北海道在住の田舎暮らしです。日々の出来事や趣味のポン付けLEDバルブ等について、不定期に書いていきます。

久々にポン付けLEDの話題です。F2

2019-02-08 14:33:00 | LED

タイトル通り、かなり長いスパンを経てのポン付けLEDバルブの記事ですよ

今回購入したのはこちらの商品↓


アマゾンとかでは通称「F2」 と呼ばれています。↓https://www.amazon.co.jp/dp/B07L92ZR3N

概要として

・付属の工具で取り付け角度の調整が出来る。
・コネクター極性は無し。
・光束は、おなじ製品のオートサイトAS90で6400㏐/2個。
・DC9-32Vという表記になっている(AS90では12V専用) 等



今回、これを購入するきっかけとなったのは、毎度の如くの某巨大掲示板での書き込みです。

思えば以前からこの商品の話題はよく目にしていたんですが、H4仕様の書き込みが殆どで、ありふれた外観や、あまり芳しくないレビュー内容って事も有り、まったく興味が無かった商品でした。

ただ、改めて写真をじっくり見ると、なんか使用している素子が、CREEのXD16に見えない事も無い?

一見してCSP素子であるXD16の形状とはかけ離れたものですが、なぜそう思ったのか?といいますと、以下の認識に基づくものです・・・

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

最近の中華ポン付けバルブを見ると、韓国のソウルセミコン社製のCSP素子を3つ組み込んでアッセンブルしたパッケージが多々見受けられるのです。

例を挙げるとP9や新P9の素子↓


これは寄った写真で見ると歴然としてますね。おそらくサイズ的にソウルセミコンのSZ8-Y22ではないか?と思われます。


根拠としては、中国でまだCSP素子は作ってないような気がする、サイズ2.2㎜のは今の所ソウルセミコンの他に作ってないような気がする・・・程度です

さて、そう考えると他の中華ポン付けバルブでも同じ作りのLED発光部を持つ物が散見されます。

例えばこれ↓


これもアマゾンで購入できる中華ポン付けバルブで、https://www.amazon.co.jp/dp/B077YLX3RB


(25W位の消費電力、小ぶりなサイズで箱無し一体型、超薄型発光部でビームの纏まりがとても良い品です。)

これに関しても、サイズ的にソウルセミコンに有る1.5㎜のCSP素子SZ8-Y15ではなかろうか?

なので、同じCSP素子のXD16がこういう使われ方で市場に出てきても何の不思議も無い!(断定)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

という、いわば妄想?思い込みの類の心理状況で、ついつい手を出してみたわけです(冗長でスミマセン

で実際手元に届き、素子部を接写したものがこれです↓


・・・・・・う~ん、これはちょっとね、多分違いましたね

サイズ的には1.6ミリ幅の正方形の枠が3つ見えるんですが、上のP9とかの見た目とは全く違います。

ま、しゃーない。ソレはそれとして、卓上チェックです。

点灯直後   →     12.33V×2.70A=33.3W 
10分経過  →     12.33V×2.55A=31.5W 



レギュレーターBOXのサーモ画像 点灯10分経過


消費電力がそこそこ大きい割には人肌程度しか無い36℃ 

ファンの騒音に関してはP9並み?で、振動よりは風切り音がちょっと大きめ。

壁ドン画像(左:F2 右:P9)


F2のみ


P9



一見してP9が明るいように見えます。  ・・・が、それぞれが照らしている範囲の中央部分に注目するとF2が明るいのが判ります。

以前P9と壁ドン比べした数点のポン付けバルブだと、こういう結果になった製品は有りませんでした。

PIAA LEH121 関連記事→

続・PIAAのファン付きプレミアム LEH121のプレビュー

↓これはこの記事の中ほどに出てきた25Wの一体型のやつです



上の2つとも、極薄一枚基板で小さな発光部という事で、引き締まったビームという点ではP9より収束した照射範囲ですが
ピークの明るさではP9と変わらないのが判りますね。(それそれ共に消費電力は25W辺りでした)

総括
値段的に5,000円~10,000円と、販売店に依っては
随分と開きが有る本商品ですが、
最安の所で買っても製品の差は恐らくありません。
この値段で買える中華ポン付けバルブの中では、
構造的に見てもハロゲンの光源に限りなく近いのは間違いない。
H4仕様ではあまり長寿が望めないといったレビューが有り、
常時点灯するライトとしては不安が有るものの、
Hiビームとして用いるのであれば数年程度の寿命が見込めそう。
興味が湧いた方は、是非!


最新の画像もっと見る