某掲示板の方には既に貼った写真や情報の焼き直し版なんですが、明るい!短命!でおなじみのP9と新P9の比較と多少の改造方法を纏めてみますよ
まず、このブログでも過去に扱ったP9に関して詳しく書いた過去記事→ブレークスルーしたポン付けLEDバルブ P9 HB3仕様
続いて、新P9と純正ハロゲンの比較
撮った日は違いますが、だいたいそれぞれの照射パターンがどんな感じか見当が付くと思います。
P9は、出来る限り収束させる位置に素子が配置されているのですが、新P9はかなりピントがずれているのが判りますね。
タイトル写真(1枚目)を観ていただけると判るのですが、双方の素子の取り付け位置にはかなり違いが有るのが原因です
これは・・・新P9の方がおかしい。なんていうか設計段階からミスしてるように感じますよ。どうしちゃったんでしょう
そうほうを同時→新P9だけ→P9だけ ・・と続けて貼ってみましたが、これを観てもどう考えても新P9は拡散しすぎていて、あまり使い物になるような気がしませんでした。
なので改造です
↑ 左は箱だし状態 右が改造済み
要は、純正バルブの台座からフィラメントまでの寸法に合わせて、新P9の放熱フィンの上部をサンダーで削り、台座の位置を数mmほど下げる加工です。
固定には新しいネジ穴を開けて、タップでネジ切りするのが完璧なんでしょうが、面倒なので瞬間接着剤で固定です
結果的に壁ドンしてみたらP9と全く同じパターンになったので、まあ善しとしました。↓
さて、双方がかなり似たプロフィールなのは理解して頂けたと思うのですが、細かく見ていくと結構大きな差もあります。
一枚目がP9の分解図で、下が新P9の現物をばらした図ですが、素子が張り付いているベースの仕組みに最大の違いがあります。
P9はみんな大好きヒートパイプを採用。それに対して新P9は最近のIPFのLEDバルブで使われた技術の真似品?
流石に、国産最先端を往くIPFの技術を細部までパクッては居ないようですが、時期的に見ると参考にした可能性がかなり有りますね。
新P9に関しては赤銅の無垢物・・言ってしまえば単なる銅板にプリント基板を貼り付けた感じです。
ただ、この方法を採った事で表裏の素子がかなり近くなり、ハロゲンにかなり近い照射パターンが望めるのでは?と、かなり期待していましたが
P9とほぼ同じパターンしか出せませんう~~~~ん、不条理だわ
今のところ、PIAAのLEH121が収束という点のみで見るなら一番ですわ。
ここまで収束しちゃうと、最初は若干不安なんですが・・・そのうちに良さが判って来ます
ただ、某巨大掲示板の方でP9と新P9の耐久試験をする旨書き込んだ手前、交換してどちらかが切れるまでトコトン使い倒してみますわ
次回は何時になるのか、ちょっと予想がつきませんが・・・悪性腫瘍の最終治療行程であるところの「放射線治療」で入院予定だったのが通院に変更になったので、そこそこ使用頻度が高く推移する見込みなので、意外と早く決着が付くかもです。
では!
※5/16 追記
改造済みの新P9とP9の壁ドン比べ。
まずP9
続いて新P9
同時点灯
まあまあ似た感じになってますが、新P9の方が少し収束してるような感じです。