約3年半ぶりの農業ドローン記事です。
2018年より水稲耕作を全面的にやめた関係で、当面の目的だったカメムシ・イモチ等の病害虫防除が無くなり、ドローン開発を中断していました。
後、立て続けに健康上の問題に見舞われ、結構際どい状態になったりもしてましたが、まあどうにか落ち着いております。
直近15年程は防除組合のハイクリ・ブームスプレイヤー↓で畑の防除・除草をしているんですが
地区の共同利用でリーズナブル・・・良い事尽くめでは有るのですけど、体調が万全ではない身ゆえ運用がしんどい。
地元の法人組織に頼むと、かなり大型の機械で播種やら収穫、土壌処理の薬剤散布は有償でやってくれます。
夏季の小麦・大豆の基幹防除は無人ヘリの会社で請け負ってもらえたり(補助金制度あり)で、ハッキリ言えば自分で作業するのは畑の耕起だけでも行けちゃう環境。
でも、自分で出来る範囲は、出来るだけやってみたい気持ちも有りますねぇ~
あと、ここ近年の無人ヘリブームで、空散対応の農薬が凄く増えまして、畑の物全般の防除がドローンでも出来るようになりました。
という事で作りかけの散布ドローンが再び日の目を見る事と相成りました
前回の更新農薬散布ドローンの設定作業再開! …上手くいくと良いなぁ
では、大よその設定が終わり、モーター始動の直前まで行ってましたが、良く判らない理由で始動しないって所でお手あげだったので、今回は原因を探るより手っ取り早い方法を採りました。
美品散布ドローン用フライトコントローラーとFutaba10J送受信機セット
・・・まあ裏口入学?」的な??最終手段ですよ
ヤフオク出品者は農業ドローンの販売では老舗の「空の道」さん。
コチラがお伝えした機種に合せて設定したものなので最悪墜ちないでしょう。
商品が到着して、通電→アシスタント2でのチェック。
この段階で確認できるのは、トップページのダッシュボードでIMUとコンパスがまともであるか位ですがそれで十分・・・
何故かと言うと、それまで搭載していたN3AGでは、コンパス(GPSアンテナセット)がどうしても黄色いコーションマークで始動が出来なかった経緯が有りましたので、思わずニッコリしてしまったわ
積み替えは非常に簡単。両面テープで貼ってあるFCセットを剥がし取り、設定済みを結線して載せるだけ。
あと、CSC(Combination Stick Command)に関してですが、N3シリーズは多分下の方法のノーマルな右側2つで起動します。
これをやっても何故か起動できなかったんですが、答えは意外なところにありました。
空の道さんが設定したフタバT10JのSW.Bに割り振られた作業中の機体速度を司る?機能・・・このスイッチが低速側に倒れていると起動しません。
理屈はエレベーターのスティックを目一杯倒して1000の数値になり、その数値でCSCが成立するのが、低速だと500位までしかならないため、コマンドが出ない=起動しないって事です。
自分でマッピングした時は、昔過ぎて忘れてしまいましたがその機能は生かしてなかった筈。
なんせコンパスとGPSが不調だったわけですから、どう頑張っても始動しなかったんでしょうがね。
次回は多分飛行中の色々なことを記事に出来れば良いなぁ~・・・
※10/17追記
プロペラのクイックリリースアダプターがもうじき届くんですが
(下の画像を左クリックでアリの売り場に飛びます)
多分これが無いと非常にめんどくさい事になると思い購入。
フォールディング プロペラ が標準仕様で付いてくるんですが
何か好きじゃないので組み立てキット購入時に普通のと交換してもらいました。
4年前には取り付けのプレート?や専用のネジが有った気がするんですが、見当たらない。テスト用にステンレスのワッシャーとネジを買って来て、先程穴あけ作業しました。
ネジは3㎜×15㎜辺りが良いみたいですね~、長すぎるとモーターのコアと干渉して壊れます。
外は初雪が降り、納屋での作業にはジェットヒータ無しではキツイ・・・息が白いっすわ。