船井さんは当時からこんなにも的を得たことを言っておられたのですね。
http://shinkyaku.net/site/Ikusa/43.htm
『人類と地球のアセンション - だからこれからこう生きよう』(船井幸雄著、2006年、徳間書店刊)の中で著者の船井幸雄さんは以下のように述べています。 宇宙には数え切れないほどの星がありますが、これらの星は生物の生存から、便宜4段階以上のレベルに分けて考えると理解しやすいと思います。まず鉱物があっても動植物がいない第1レベルの星、動植物が存在していてもそれらが知能を持って活動するところまで行ってない第2レベルの星、知能もった生命体が存在しているが、エゴ中心に考えたり行動したりしている状態の星。これは地球のことを言っています。 その次の第4レベル以上の星というものは、そこに住む知的生命体が、エゴを超越し、パラダイスのような社会を作っている星と仮定していいと思います。惑星のはアセンションというものは、この低いレベルから高いレベルに向けて行われていくような気がします。今回、地球が第3レベルの星から第4レベルの星になれるかどうかは、ここ数年間の人間の行動で決まることでしょう。アセンションには、地球のアセンションと個人レベルでのアセンションの2つが微妙に絡み合って起こるのだと思います。個人レベルのアセンションを遂げた人が、一定人口を超えたとき、はじめて地球のアセンションが成功すると思われます。 実は過去においても、地球レベルのアセンションが起こりそうになった時が数回ありました。太古に栄えたレムリア、ムー、アトランティス文明といった各文明の成熟期の時の話です。しかし当時は「我よかれ」とエゴ中心の人々の数に比べ、個人レベルのアセンションを遂げた人が、一定人数に満たなかったため、地球のアセンションが起りませんでした。その結果、大洪水などといった大規模な災害が起こり、エゴがはびこった文明は大陸ごと、海の底に沈んでしまったそうです。 今現在、地球上では1部の有識者を除いて、多くの人はアセンションが目前に迫っているといっても無関心な人が多いといえます。それだけでなく、科学者もマスメディアも「アセンション」などがあるはずがないという意向ですし、そんなこと言う人を異端視します。それに対して、意識の深いレベルでアセンションを認識している人間は、一説によると約6億人といった具合で、この数では、地球レベルのアセンションを起こすにはまだまだ少なすぎるようです。 それどころか、上昇しつつある地球の意識に対して、人間の意識の向上が遅れることになり、地表に意識のねじれがひき起こされ、人間が自ら天災の種をまくことにもなりかねないと考えられます。後述するように主原因ではないかもしれませんが、「我よかり」といった人類が生み出した行動が一助となって、地球の温暖化がハリケーンの巨大化を引き起こし、その被害が我々自身に帰ってきていることからも、このことが証明できます。他のさまざまな大災害も、このことの延長線上にあり、過去の文明は、そのようにして滅んでしまったようだという仮説も成り立ちます。 |