天下泰平 〜 滝沢泰平 公式ブログ 〜 さんより
2017年12月07日
出口王仁三郎氏が予言した近代イスラエルとハルマゲドン
米、エルサレムをイスラエルの首都と承認へ 各国で初めて
米ホワイトハウスの高官は5日、ドナルド・トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都として一方的に承認する一方で、現在テルアビブにある米国大使館はすぐには移転させないと明らかにした。
トランプ大統領は6日にこの問題について演説する予定。
アラブ諸国の指導者らは米国大使館をエルサレムに移さないよう警告しており、サウジアラビアのサルマン国王は、イスラム教徒が移転を「目に余る挑発」と受け止めるだろうと語った。
エルサレムはイスラエルとパレスチナ双方にとって、宗教的な聖地。その位置付けをめぐり、双方が激しく対立してきた。イスラエルはエルサレム全体を首都と主張している一方で、パレスチナは東エルサレムを将来の独立国家の首都にする考えだ。
米国がイスラエルの立場を認めた場合、1948年のイスラエル建国以来、エルサレムをイスラエルの首都として承認する最初の国になる。
対立の背景
エルサレム問題は、パレスチナとイスラエルとの間の対立の核心にかかわっている。米国はイスラエルを支持するが、アラブ諸国をはじめとするイスラム世界全体は、パレスチナの立場を支持してきた。
エルサレムにはユダヤ教、イスラム教、キリスト教それぞれの聖地があり、聖地の多くは特に東エルサレムに集中している。
イスラエルは1967年の第3次中東戦争以来、それまでヨルダンが統治していた東エルサレムを占領し、エルサレム全体を自国の首都だと主張している。
一方のパレスチナは、樹立を目指す新国家の首都は東エルサレムになると主張。1993年にイスラエルとパレスチナの間に結ばれた「オスロ合意」では、和平協議において東エルサレムの位置付けを話し合うことになっていた。
国際社会はエルサレムは自分たちの首都だというイスラエルの主張を承認せず、これまですべての国が大使館をテルアビブに置いてきた
1967年以降、イスラエルは東エルサレムに十数のユダヤ人入植地を建設し、現在約20万人が居住している。これらの入植地は国際法違法と指摘されているが、イスラエルは反論している。
米国がエルサレムをイスラエルの首都と認めれば、東エルサレムの入植地の正当性を主張するイスラエルの立場を後押しすることにもつながる。
米国の説明
トランプ政権関係者は、エルサレムをイスラエルの首都と承認するのは、米政府による「現実追認」だと話した。しかし、市内の具体的な区割りについては、パレスチナの最終地位協議で決めるものだという姿勢を示した。
トランプ大統領は国務省に大使館のエルサレム移転手続き開始を指示する見通しだが、完了までには数年かかる可能性がある。
昨年の大統領選でトランプ氏は、親イスラエル支持者に対し大使館の移転を約束していた。
米政府関係者によると、トランプ氏は通常手続きとして、エルサレムの公館が新しく完成するまで大使館移転を延期する指令にも署名する。
トランプ氏は正式な発表に先立ち、中東諸国の首脳数人と電話会談をして大使館移転の方針を伝えた。
各国の反応
サウジアラビアのサルマン国王はトランプ氏に対し、エルサレムの首都承認と大使館移転は「世界中のムスリム(イスラム教徒)に対するあからさまな挑発になる」と述べた。
ホワイトハウスによると、トランプ氏は5日にイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相とも電話会談した。
このほか各国首脳の反応は以下の通り。
パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は、「このような決定が和平プロセスや、地域ひいては世界全体の平和、安全、安定に与える危険な結果」について警告した
ヨルダンのアブドラ国王は、米国の決定が「和平プロセスを再開しようとする努力を損ない」、イスラム教徒を挑発すると語った
エジプトのアブドゥル・ファタ・シシ大統領は、トランプ氏に対し「地域の状況を複雑にしないよう」求めた
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、米国がエルサレムを首都と認めるならば、トルコはイスラエルと国交断絶するかもしれないと警告した。
ガザ地区を支配するイスラム原理主義組織ハマスの指導者イスマイル・ハニヤ氏は、首都承認と大使館移転は「あらゆる面で一線を越えた行為」になると語った。
フランスや欧州連合、アラブ連盟も懸念を表明した。
イスラエルのイスラエル・カッツ情報活動相は、軍が運営するラジオ局アーミー・ラジオに対し、イスラエルが「暴力の発生を含むあらゆる可能性への準備をしている」と述べた。
抗議デモなどが予想されるなか、米政府職員と家族は安全上の理由から、エルサレム旧市街やヨルダン川西岸への個人的訪問を禁止された。(転載終了)
ついに世界初、アメリカがイスラエルの首都をエルサレムと認めました。
事実上のユダヤ国家再建の宣言であるバルフォア宣言(1917年11月2日)から100年が経過し、来年にはイスラエル建国(1948年5月14日)から70年の節目を迎える中、トランプ大統領が前代未聞の大きな選択をしたことになります。
トランプ大統領が親ユダヤであるのは有名なこと。
今年5月には、歴代の現職大統領としては初のエルサレム「嘆きの壁」へ訪問しました。
この行為も異例中の異例で全世界に緊張が走りましたが、次はついにエルサレムをイスラエルの首都宣言です。
トランプ大統領がユダヤ寄りであるのは、一般的には娘婿のジャレッド・クシュナー氏が正統派ユダヤ教徒であり、そこで娘のイヴァンカがユダヤ教に改宗したことが大きな理由であると伝えられています。
もちろん、アメリカに限らず、世界経済や政治を牛耳っている陰にはユダヤ財閥がいるため、ユダヤとの友好関係も深める意味でアメリカ大統領は歴代に選挙前などに親ユダヤのパフォーマンスをしますが、トランプ大統領の場合は親族を深め、もっと深い部分でユダヤとの繋がりがあるのかもしれません。
クシュナー家もトランプ大統領と同じく不動産で大成功した財閥の1つであり、またロスチャイルド家との親交の深いユダヤフリーメイソンメンバーとも噂されています。
ユダヤ系秘密結社の勢力の中には、今でもサタン崇拝、悪魔教を信仰しているグループもあり、その中で今の世界を救う救世主の到来を真剣に臨み、救世主の到来のためには人類最終戦争ハルマゲドンが起こらないといかず、第三次世界大戦を引き起こす計画を進めているといいます。
人類最終戦争となる第三次世界大戦。
それは極東の朝鮮半島、中東のイスラエルが戦争のきっかけを作るとも予想されていますが、今回のエルサレム首都宣言が、今後のイスラエルと世界情勢にどのような影響を与えるか注目であります。
なお、エルサレムといえば、最近京都の亀岡にある大本本部へ訪問させて頂いた際に非常に興味深いお話を聞きました。
大本とは、1892年(明治25年)、出口なおに降りた国祖・国常立尊の神示を立教の原点とする教派神道系の教団であり、現代の新興宗教の源流の中の源流となる宗教団体であります。
そして、かの有名な出口王仁三郎氏が活躍した団体であり、1930年代中頃には大本の賛同者は全国800万人ほどにも及び、国家自体が揺らぐほどの巨大勢力となった大本は、国家による弾圧を受けることにもなりました。
そのリーダーであり、芸術の分野でも類稀な才能を発揮していた出口王仁三郎氏ですが、やはり何と言っても圧倒的な力を持っていたのは霊能力。
中でも、大正〜昭和初期にかけてご本人が霊界を旅して見て来た世界を口述筆記した「霊界物語」は、全83巻にもなる長編経典ですが、その内容は未来を予言したものが多くあり、その中にエルサレムに関する記述がいくつもあります。
霊界物語64巻は、別名「エルサレム物語」と呼ばれており、当時は大正12年(1923年)であったにも関わらず、すでにイスラエルが再建されている世界が舞台であり、そして現在も実在しているホテルが、部屋の作り、部屋から見える光景まですべて一緒に物語に出てくると言います。
イスラエルが建国される25年も前から再建を予言し、100年近く経過した現代の様子までも的確に伝えていたとは、出口王仁三郎氏は、意識を未来に飛ばして実際にタイムトラベルに行っていたとしか思えません。
その近代エルサレムが舞台となる霊界物語64巻では、救世主の到来のこと、そして世界の二大勢力の対立、さらには、その陰に潜む奥の勢力が、やがて世界を統一すると語られています。
出口王仁三郎氏が伝えるには、以下のとおり。
やがて、世界は救世主によって平和な世の中に治めてくれる。ただ、その前に大峠を超える必要がある。
ハルマゲドンの戦争は勃発する。
世界は二大勢力が対立しており、その一方はアメリカ、一方は日本である。
双方は相反する国家であり、アメリカは極西の大陸、日本は極東の孤島、アメリカは最新の国、日本は最古の国、アメリカは民国、日本は万世一系の皇国、あらゆる面において相反する国だから、対立して当然である。
「そして、このどちらか一方が世界を一旦は治めるのなら、どちらか?」
霊界物語の中で、この出口王仁三郎本人とも思われる主人公は問われます。
その答えは、
「アメリカではない」
とのこと。すると日本が治めるのか?というと、それもちょっと違うというのが霊界物語の予言(?)の深いところ・・・。
出口王仁三郎氏は、この日本とアメリカの二大勢力とは違った大きな奥の大勢力が世界を統一すると言います。
それが、陰陽関係でありながらも、元は1つであるユダヤ人と日本人であると。
そして、多くの預言者が伝えるように、やはりエルサレムに救世主は降り立つと出口王仁三郎氏も予言しています。
これは日本とユダヤが1つになり、三種の神器を持った次期天皇がエルサレムのオリーブ山を訪れ、そこで本当の天照、男神アマテルが降り立つという伝説と一致するものかもしれません。
そんな矢先に、日本は2019年4月30日をもって平成が終わり、5月1日から新天皇による新しい日本が始まることが話題になっています。
いよいよあらゆる予言のクライマックスとなる最終章が始まろうとしているのかもしれません。
ただ、救世主が降臨する前にハルマゲドンは避けられないという王仁三郎氏の予言は、果たしてどうなるでしょうか。
今後のアメリカとイスラエルの動きにますます注目だと思います。