正直者…長期的には決してバカをみない…許可は必要｢報われていい･受け取っていい｣…無意識な不幸の前提･思い込みは書き換える｢自分なんてどうせ｣NG…｢あなたの中に罪悪感がなければ｣困ることは起こらない
幸せって意外にカンタン♪ 大木ゆきのofficial blogさんより
昨日の大嫌いな人シリーズのコメントを読むと、
「私はこんなに我慢して、
こんなに真面目に仕事をしているのに、
大した仕事もやっていない人たちの方が優遇されたり、
お金をもらったりしているのが許せなくて大嫌いになった」的な人たちが一定数いましたね。
これに関して、私は２つ思うことがあります。
私も、そういう人たちの気持ちはよくわかるんですよ。
私も全く同じように大不満時代がありましたから（笑）
私もそうだったけど、
ちゃんと真面目に仕事をしている自分は正しいことをしていると思っていますよね。
たぶん、社会人としての働き方としては「正しい」と思います。
でも、受け取るものって、正しさに必ずしも比例しないんですよ。
ただし、
ただしね、
それは短期的に見ればの話です。
長期的に見れば、必ずしもそうではないんですが、
それに関してはまた後で話します。
それ以前にまず、短期的な視点で見たときの話をしますね。
キッチリと確実な仕事をしている目立たない人より、
声の大きさとアピールと根回しだけがうまくて、
それで世渡りしているように見える人の方が、
なぜか出世していたリ、
お金をたくさんもらっているように見えることもありますよね。
そういうのを見ると、
割に合わないと思ってしまう。
でもね、一方で、
真面目な仕事ぶりが報われている人もいます。
そこにどういう違いがあるかというと、
報われないと感じる人たちは、
「私はもともと大した価値もない人間だから、頑張らないと報われない」とか、
「すごいことをしないとお金を受け取ってはならない」
っていう思い込みがあるんですよ。
だから一生懸命仕事をするわけじゃないですか。
本当はそういうあなたがいてくれることで、
会社も助かっていると思います。
だけど、自分自身が「もらっちゃいけない」とか、
「カンタンに報われるわけがない」って思っていたら、
その通りになってしまうんですよ。
もったいないですよね。
もう一つ、本人が無意識にやってる得意パターンがあります。
それは「犠牲者でいた方が安全」っていうパターンです。
「割の悪いことをして、
こんなに頑張って、
みんなの役に立って、
それなのに全然もらうものもらわないだなんて、
私ってすごくいい人じゃない？」
「こんなに自分を犠牲にしていれば、
誰にも悪い人間だなんて後ろ指差されないよね」
ってやつ。
わざわざこれを意識してやっている人はあまりいないと思います。
ほとんどの人が無意識にやっている。
だって正しくいい人でありたいわけだから、
そんな承認欲求を持っているってことは絶対に秘密にしたいんですよ。
だから、抑圧して無意識にやってしまうんです
これが好きな人って意外と多いんだよね。
どう？
よく胸に手を当ててみて。
やってない？
犠牲者や被害者の立場が好きで、
受け取らないパターン。
すごく認めたくないかもしれないけど、
自分から犠牲者をやっておきながら、
報われないって文句言って、
どうだ！私はこんなに清く正しいぞ！
って無意識にアピールしている。
たぶん、小さいときにそういう価値観を刷り込まれたんでしょうね。
どう思う？
こんなこと続けたい？
「私は報われていいし、楽にお金を稼いでいい」
に書き換えませんか？
以前、わざわざ自分を不幸にする前提になっているなら、
それを書き換えればいいんだっていう記事を書きましたが、
未だにあの記事に書き替えのコメントが入っているところを見ると、
無意識に不幸の前提になっている人って多いんでしょうね。
社会にも企業にも改善すべきところはあると思います。
でもね、今の日本なら、社会や企業が変わるのを待ってるより、
自分の思い込みを書き換えた方が早いんですよ。
そんなに一生懸命ちゃんと仕事してるんだから、
「もっともらって当然だろ！」くらいに思ってみれば？
その奥底にある、
「自分なんてどうせ
」もやめれば？
犠牲者や被害者が楽しいなら続ければいいけど、
飽きたんなら、やめれば？
それによって困るようなことなんて、
「あなたの中に罪悪感がなければ」起こらないですよ。
「もっと図々しくなりなさい」って言われると、
「キミは善良そのもので本当にいい人だ」って言われてるような気がして、内心ご満悦になっていませんか？
その言葉が欲しくて、
また犠牲者を演じていませんか？
何度も言いますが、
それが好きなら、死ぬまでやったっていいんですよ。
それもその人の自由です。
でも好きでやっているなら、
「私は趣味で犠牲者をやっておりますので、ご心配なく」っていうスタンスでやったらどうかな？
そういう人はなかなかいないから、
逆に注目されて報われるかもしれませんよ（笑）
お金にしろ、
幸運にしろ、
チャンスしろ、
出会いにしろ、
どんどん受け取ればいいじゃない。
すんごいシンプルな話ですよ。
私はそういうのを前の仕事を辞めたときにやめたの。
「人生楽しく、いっぱい受け取るでいいじゃない」ってことにしたの。
そう思ったらそうなったよ。
ってことは、
あなたもそう思えばそうなるってことなんじゃないの？
あなたはどっちでも選べるんです。
あなた次第なんですよ。
長期的に見ればどうなのかって話も、
結構興味深い話なんですが、
長くなってきたので、また後でね。
さっきの記事は、短期的に見れば、
真面目にやっている自分が損しているように見えるっていう話でしたよね。
今度の話はね、長期的に見ればどうなるのかって話です。
私はこの仕事をする前は、国家的な指導者を育成する機関で仕事をしていました。
指導者にふさわしい人材の募集や採用、広報などをやっていました。
育成機関にはいろんな人が入ってきました。
さっきの記事に書いたような、
大したことはやらずに、
声が大きくて根回し上手みたいな人もいました。
そういう人はものすごく幅を利かせて、
無理なことをゴリ押ししたり、
正直者タイプの人を馬鹿にしたりしていました。
そんな中、
必死に社会を改革するために行動し、学び、誠実にやっている人たちもいました。
そういう人たちは、目立たなくて、
口もうまくないから、
ネゴシエーションタイプの人に
「そんなことだからお前は出世しないんだ」とか説教されていました。
私はそうかな？って思っていました。
日本をもっと素晴らしい国にするために、
何を言われても真っ直ぐに精進し続けている人たちの方が、
よっぽど出世するんじゃないかと思っていました。
その職場を辞めてもう１０年以上経ちますが、
結果、当時幅を利かせていた、わがまま放題の人たちは、
世に打って出るだけの中身がないことを社会はちゃんと見破り、
今では何をやっているのか分からない人もいます。
一方で、真面目に精進し続けていた人たちは、
みんな出世して、各界でリーダーとして活躍しています。
世の中ってね、
そんなに捨てたもんじゃないんですよ。
正直者がバカを見るって言いますが、
私の見てきた世界に限ってのことかもしれませんが、
長期的には決してバカを見ない。
それどころか報われる。
どこかで誰かがちゃんと見ていて、
白羽の矢を立ててくれる。
やることやってる人は、
ちゃんと実力が身に付く。
人に必要とされるようになる。
短期的には損をしているように見えるけど、
そこで腐らずにできることを精一杯やっていれば、
それが後から大いに役に立つ。
幸せや成功の基礎体力がバッチリ身に付くんですよ。
だけど、さっきの記事でも言った通り、
やっぱり、受け取る許可や報われる許可はしておいた方がいいんです。
それができているなら、
今は報われなくても、
ちゃんと報われる時が来る。
宇宙が機が熟したと判断したとたんに、
突然道が開ける。
誰もあなたのことなんて見てないようで、
宇宙はちゃんと見ている。
もちろんこの社会でも、見ている人は見ています。
だから、腐らずに、
どんな時も誠実にやっている自分に誇りをもって、
そういう自分なんだから報われて当然！
受け取って当然なんだって思って、
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