たまにはカラスが集積場のゴミを突いている
姿を見かけますが、今は数が減って大した被害
があるわけではないので、許してあげて欲しい
と思います。
かつての東京都知事が、カラス追い出し作戦
の大号令をかけました。それを受けたとの職員
が、各部門の事情を勘案し、カラスの追い出し
に成功したのです。今は数が少なくなり、多く
生息して、迷惑になることはなくなりました。
昔、毛沢東がスズメが稲穂をついばむとかで
号令をかけてを撲滅したことがあります。でも
そのせいで中国全土からスズメがいなくなった
ため、逆に稲の害虫がはびこり、収穫量が激減
したそうです。そこで中国政府は大量のスズメ
をソ連から輸入せざるを得なかったのだそう。
生き物は、互いにバランスを取って生息して
います。人為的に減らそうとしてはいけないの
でしょうね。
北朝鮮の前の指導者が、地方を視察した際に
植えられた稲の苗をみて、間隔を半分にすれば
倍の稲を植えられるハズと、得意げに指導して
いる様子をTVで見ました。で、密植なって周囲
の稲が発育不全になり、逆に収穫量が激減した
そうです。
最高権力者の周囲に、イエスマンしかいなく
なると、こういう悲劇(喜劇か)が起こるもの
です。どこかの国も平和理に侵略戦争を終わら
せることができないのでしょう。
”ノーマン”がいることによって、誤った方策
が、正しい方向への修正のきっかけが作られる
のです。全体主義や権威主義がやばいのは歴史
をみれば明らかなのに、なぜ後を絶たないので
しょうかね?
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