雷の被害が多くても、避けられないものと思われてきましたが、
なんと、レーザーで進路を変えられることがわかりました。スイス
の実験で確かめられたそうです。確かにレーザー光が通ると、その
筋道が帯電しますから、雲内に帯電した静電気が、その筋道に引き
寄せられることになるのでしょう。
https://www.asahi.com/articles/ASR1V5WY4R1TPLBJ001.html
今のところは、確実にというわけではなさそうですが、今後とも
研究/実験を続けて貰いたいものです。
拙宅の犬の「くう」ですが、雷が怖いらしくて、雷雲が近づくと
穴を彫り始めたりして大騒ぎします。穴が出来たところで、逃げる
ことが出来るわけではないのですが、恐くてなにもしないわけには
いかないのでしょう。^^;
そういうわけで天候が崩れた際は、気象庁「降水ナウキャスト」
を開き、雷雲の様子や雷の発生状況を見て、場合によっては、くう
を屋内の檻に入れることにしています。檻の中で、くうは安心する
のか、前足を舐めています。
台風の進路を変更すると、それによる副作用(降雨量が変化)が
大きそうですが、落雷の変化は特に悪い影響はなさそうですから、
大いに研究を進めて欲しいものです。雷雲の進行方向を変えること
は出来ないでしょうが、放電方向、落雷方向は変えられそうです。
それでも、「あっちいけ、こっちくんな。」では、近隣との諍いに
なりかねません。積極的に落雷を引き寄せることができる、いわば
「アクティブ避雷針」の開発に結びつくことができれば、良いです
よね。(^_^) 高層ビルに設置を義務付ければ、都市内の落雷による
被害が大幅に減ることになるかもしれません。