大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

雷の進路を導く

2023-01-31 09:30:00 | 日記

 雷の被害が多くても、避けられないものと思われてきましたが、
なんと、レーザーで進路を変えられることがわかりました。スイス
の実験で確かめられたそうです。確かにレーザー光が通ると、その
筋道が帯電しますから、雲内に帯電した静電気が、その筋道に引き
寄せられることになるのでしょう。

 https://www.asahi.com/articles/ASR1V5WY4R1TPLBJ001.html

 今のところは、確実にというわけではなさそうですが、今後とも
研究/実験を続けて貰いたいものです。

 拙宅の犬の「くう」ですが、雷が怖いらしくて、雷雲が近づくと
穴を彫り始めたりして大騒ぎします。穴が出来たところで、逃げる
ことが出来るわけではないのですが、恐くてなにもしないわけには
いかないのでしょう。^^; 
 そういうわけで天候が崩れた際は、気象庁「降水ナウキャスト」
を開き、雷雲の様子や雷の発生状況を見て、場合によっては、くう
を屋内の檻に入れることにしています。檻の中で、くうは安心する
のか、前足を舐めています。

 台風の進路を変更すると、それによる副作用(降雨量が変化)が
大きそうですが、落雷の変化は特に悪い影響はなさそうですから、
大いに研究を進めて欲しいものです。雷雲の進行方向を変えること
は出来ないでしょうが、放電方向、落雷方向は変えられそうです。
それでも、「あっちいけ、こっちくんな。」では、近隣との諍いに
なりかねません。積極的に落雷を引き寄せることができる、いわば
「アクティブ避雷針」の開発に結びつくことができれば、良いです
よね。(^_^) 高層ビルに設置を義務付ければ、都市内の落雷による
被害が大幅に減ることになるかもしれません。

 


「風暖」が来たのでテスト

2023-01-30 09:30:00 | 日記

 カセットガスボンベ用のファンヒーターです。1/28の10時に配達
されました。できるだけ外気温に近づけるべく、30分の散歩の間に
部屋の窓を開けておきました。それまでは暖房機を付けていました
ので、温室は思ったように下がりませんでした。壁などが温まって
いたせいで、短時間窓を開け放った程度では、一時的に部屋の空気
の室温が下がっても、すぐに室温が上がり、外気までは下がらない
ものなのですね。^^; まあ確かに、空気よりも壁材や木材の比熱が
大きいために、時折換気しても、室温の低下が小さく、部屋を締め
切ると周囲の壁などからの熱にて、部屋の空気が温まるためです。
そういうわけですから、部屋の換気を心がけましょう。室温はすぐ
元に戻ります。

・01/28 11:00 スタート外気温:5℃ 室温:11.5℃ 湿度:22%

 このストーブを置いて実験した部屋は、居室(洋間)で8帖+6帖
の広さ(事実上部屋の境は広く開けっ放し)です。常用の作業台の
方に向かって設置しましたので、直に温かい風がイスに向きに吹き
出ています。15分間で、室温は 1.5℃上昇しました。それでも寒い
ので、部屋が温まるまで2Fに避難します。取扱説明書によるとガス
の持ちはイワタニ製のボンベで 100分とあります。ACの電源が不要
なのですが、燃焼の熱で内部で発電しており、前面から温風が出て
きます。

 室温の変化(作業台の上の温度計)は以下のとおり。ボンベは、
近所のドラッグストアのもの(「コン郎」 3本で税込み 437円)を
使用しました。

 時刻 11:00  11:30  12:00  12:30  12:55(ガス欠で自然消火) 
 室温 11.5℃ 14.0   16.0   18.0   19.0  
 湿度   22%    26     30     32     33   

 約 2時間( 115分)点火し続けました。15分は誤差範囲内なのだ
と思います。よって、この結果がボンベは「コン郎」の方が優れて
いる、ということを示しているわけではありません。
 ガスボンベを交換しても、おそらく室温は20℃程度に留まること
でしょうね。

 ともかく、 ガスボンベの一セット 3本があれば、なんとか一晩
は過ごせるわけです。

 温度上昇の具合は、その日の外気温や部屋の開放部分の大きさ、
家全体の断熱性能によっても異なります。この結果、拙宅の非常用
暖房機として使用することにしました(滅多に使わない事になると
思いますが)。
 電気コードやガス管が無いので、しまいやすく移動しやすいのも
良いですね。停電時にも使えるので、予備用としてお薦めです。

 


雪による鉄道の障害

2023-01-29 09:30:00 | 日記

 西日本で大雪が降って鉄道に大きな影響がでました。JR西日本の
判断ミスや、列車内に残された乗客への対応の仕方が問題となった
ようです。
 雪によって線路のポイント部分の可動部分が凍って、線路が切り
替わらなくなったのだそうです。そこでその部分の氷の除去を優先
したためだ、とか言っているようですが、実際はどうなんでしょう
かね?乗客の誘導の際にも、車掌が適切でない文言を発言したため
多くの乗客が、最寄り駅へ避難するための下車が進まなかったそう
です。JR本部の方も、列車の運行の開始を優先したため、ポイント
の修理にかかりっきりになり、乗客が置き去りにされたそうです。
もっと事前に、誘導手順の演習をしておきなさいよ。(-_-^) 

 ポイントの雪を溶かす方法は、今でも可動部分の下部に、石油を
燃やすコンロみたいなものを差し込み、雪を溶かす方法なのだそう
です。なんか、子供の頃、西武線で見かけた情景そのままなんです
ね。少なくとも70年くらい対応の仕方に改善がなされていないわけ
です。^^; 
 線路の下で石油を燃やすのですから、それを消火しない限り電車
は走らせることが出来ません。何で電気ヒーターにしないのかな?
電車線なのだから、傍には電気が来ているでしょうにねえ。
 都市部などでは毎年起こるわけでは無いので、研究/開発の費用
をケチっているのでしょうか?電熱のヒーターならば、使用中でも
電車は運行できるように設計できるでしょう。ON/OFFは運転司令所
からの遠隔操作も可能にできるのでしょうから、作業員を動員する
必要もないので、素早い対応が可能でしょうに。
 ポイントは大体が駅の前後にのみ設置されています。設置場所が
集中しているので、G5通信網を用いたLAN(Local Aria Network)
を利用すれば、各ポイントまで信号線を敷く必要はないでしょうに。

 新幹線は雪に強いのに、なぜ、在来線は雪に弱いままなのだろう
か?

 


セルロースナノファイバ電池

2023-01-28 09:30:00 | 日記

 電池として、現在ではリチウム電池がメインに使われています。
しかし、外部からのショックにより、溶解液が漏れたりして発火の
危険性が高いので、取扱には注意が必要なのです。リチウム電池は
電気エネルギーを化学エネルギーに変換して蓄積しています。これ
が何かの拍子で崩れると、発火する恐れがありるのです。
 それに、希少な金属なので枯渇の心配があります。破棄後の処理
の方法や再生方法も確立してはいないようだし・・・^^; 

 電気エネルギーを、コンデンサのように電子のまま(物理的に)
蓄えることができれば(感電してピリッとするかもしれませんが)
発火事故を起こすことはあり得ないでしょうね。また、化学変化を
伴わないので、充電や放電に時間を要すること無く瞬時に充/放電
ができることになります。
 これを日本製紙が東北大学と共同で開発しています。

 https://east-wind2019.com/archives/1675

 もし、この技術が実用化すれば、材料は木ですから、廃棄しても
環境へ負担を掛けないというメリットもあります。 それに、材料も
山で育てれば良いので、資源の偏在はあり得ません。よって、資源
を巡る争いも起こりませんよね。セルロースですから、材質の劣化
なども起こりにくいでしょうし、重量もそう重くはないでしょう。

 ただ、蓄電密度はそう高くはないかもしれませんが、対環境面や
安全性から、実用化されることが待ち遠しいですね。

 


漢字の造語力

2023-01-27 09:30:00 | 日記

 明治期に、多くの外国単語が日本語化されたので、多くのアジア
の国の学生が日本で学び、そして習ったことばを自国に持ち帰った
のです。そういうわけで、中国や韓国/朝鮮で、日常的に使われて
いることばの 7,8割は日本語由来なのだそうです。
 例えば、「 Science 」すなわち「科学」ということばですが、
「科」とは「一定の標準を立ててすじみちを通すこと」と辞書には
あります。「科学」とは、その筋道を探求する学問という意味なの
でしょう。「哲学」や他の外国単語も同じように、誰かが苦労して
翻訳のでしょうね。(^_^) 
 また、これらの言葉は漢字で表現されていますので、容易に置き
換えや改変、新規制作が可能です。つまり、造語しやすいのです。
 翻訳語として優れているのは、「型録」と「治具」でしょうか。
たまたま読みや意味が似たような漢字があったので、それを充てた
ようですね。これらは日本語として通じています。元が英語だとは
知らない人もいると思います。

 このように、漢字には造語能力があるので便利なのですが、韓国
では漢字そのものを廃止してしまいましたので、今後の韓国では、
新しいことばを作り出すのが困難なことでしょうね。場合によって
は、日本語から借用せねばならないことになりかねません。これは
韓国語の発展(=文化の発展)に、差し障りが出るのではないか、
と心配になります。日本語で言うと、全てがひらがなで記述されて
いるようなものでしょう。分かち書きをしているとはいえ、判読が
しにくいのではないかなぁ。^^; 大きなお世話なのかもしれません
がね。