写真の管理

　写真のデータも同様に、テキストエディタで

管理することができます。
　私はフィルムの時代から、この方法で行って
います。当時は、まだMS-DOSの時代でしたが、
プレーンテキストなのでOSが代わってもデータ
は使い続けることができます。ソフトウエアで
データを管理する場合は、そのソフトウエアの
独自のファイルフォーマットの場合があるので
OSとかそのソフトの寿命などを考えておく必要
があります。将来それらがどのようになるのか
わかりませんので、プレーンデータの形で保存
する方が安全なのです。ほとんどのアプリには
CSV 形式（テキストデータ）のファイルに変換
する手段があるものですがね。
　フィルムストリップの収納袋には連番を付与
した紙片を差し込んでいます。
　昔は”密着焼き”をスクラップブックに貼り、
それを見て必要なフィルムを特定していました
ね。フィルムスキャナでデータ化しようと思い
ましたが、断念した経緯があります。古い写真
を印刷する機会はそうはないものですから。

　デジカメデータはパソコンに転送し、撮影日
ごとのフォルダに収納します。

フォルダ名に日付の他 1桁の数字が付与されて
いますが、これは昔のフィルム時代の名残なの
です。35mmフィルムは、36枚しか撮影できない
ので、日付の次には数字を追加していました。
0〜9にアルファベットを加えると、36本までの
フィルム数に対応できます。36進数というわけ
です。デジカメデータのみの場合は、この数は
不要でしょうね。

　で、検索用データは、紙ベースの資料と同様
にして、撮影日と幾つかのキーワード（被写体
や場所以外にも思いついた言葉など、誰と旅行
したとかなど）を、半角スペースを挟んで書き
足せばOKです。まあ、フリーキーワード方式と
言えるでしょう。

　検索時に、このデータをテキストエディタに
表示し、”検索”にて記憶にある言葉や日付等を
入力すれば、カーソルが移動するので。すぐに
見つかります。運動会などのイベントの場合は
「運動会」というキーワードを付けておけば、
子供の友達の名前など、キーワードに追加して
おくと、将来役に立つかもしれませんね。

　何回も書きますが、写真データや書類などは
分類しようと思ってはいけません。分類すると
必ず失敗します。発生順に保管し、思いついた
言葉でデータを検索します。フリーキーワード
方式とも言えます。

　しかし、最近はスマホで撮る機会が増加して
いますが、これらはパソコン側に転送するのを
サボっていますので、このデータはまだは反映
していません。^^;

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