大泉の仲間たち

大泉高校15期生の交流/親睦のためのブログです。

ヨーロッパでの宗教改革

2023-11-10 09:30:13 | 日記

 以下は、私の見解です。

 中世ヨーロッパのキリスト教は聖書もラテン語で
書かれていて、一般の庶民が読むことは困難だった
ものと推測できます。キリスト教(カソリック)は
一部の僧侶が、いわば独占状態だったのでしょう。
 ヨーロッパでは13世紀の頃から、黒死病やペスト
が大流行していたそうです。食べ物の入手も困難な
時代だったのでしょうね。

 コロンブスがアメリカ大陸を発見し、多くの人々
がアメリカ大陸を訪れ、多くの特産品を持ち帰った
ものと思います。
 その中に年米で食されていたジャガイモもあった
ものと思います。
 しかし、当時のキリスト教では、聖書に書かれて
いないものは、食べてはいけないという決まり?が
あったそうで、当然ジャガイモは食料としての利用
されずに、もっぱら”白い花”と認識されていたそう
です。
 しかし、食料生産が低下している飢饉の中では、
ジャガイモの根は魅力あるものとして見えてことで
しょうね。このことが、カソリックへの不信が発生
する要因となったのでしょう。

 で、ジャガイモのですが、食べてみると美味しい
し、毒があるとは思えないので、聖職者の「聖書に
書かれていないものは食べてはいけない。」なんて
ことの説得力が損なわれたことでしょう。それ故に
ジャガイモを食料とすることが始まったので、この
ジャガイモのことを「ジャーマンポテト」というの
でしょうかね?

 当時の書籍は、手書きで移すことがメインだった
が、グーテンベルクの活版印刷により、簡単に複数
印刷することが可能になった。おそらく需要が高い
聖書も、この活版印刷により刷られたものと思われ
ます。聖初期の頃はラテン語のものが主流だったの
でしょうが、聖書の発行が聖職者の手から民衆の手
に直接もたらされたことになります。内容は、何も
聖職者の解釈にこだわる必要もないわけで、生活を
続けるためには、民集は聖職者の言葉よりも現実に
即した解釈が必要とされたものと思います。

 このことだけではないと思いますが、当時の聖書
を、都合の良いように解釈するカソリック聖職者の
言動を信じることができなくなったので、やがては
ルターの運動が、民集の支持を得るようになった、
のではないかと思っています。

 時代の変遷とは、いくつかの要因が重なったもの
が複合的に関わりを持った結果なのだ、と思うよう
になりました。

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