脂肪吸引は、脂肪を取りたい部位の近くに「カニューレ」という細いチューブを挿入して脂肪を吸引します。このため、手術にあたっては、麻酔をかけて数ミリほど切開しカニューレを挿入して行います。
このように、麻酔をして切開することから、決してリスクのない施術ではありません。
まず考えられるのは、感染症です。身体にメスを入れる限り、どんな手術でも感染症の危険性はあります。カニューレ挿入の際の傷や脂肪組織吸引に伴う内部組織の損傷などによって感染症が起こる可能性があります。
また、手術に伴って適切な止血が行われない、あるいは、出血量の多い施術を行った場合は、多量出血による貧血やショック症状、最悪の場合は死に至ることもあります。
脂肪吸引によってゆるめられた脂肪組織が血管の中に入って血栓症を引き起こすこともあります。肺で血栓を起こすと肺塞栓に、脳に移動すると脳塞栓に至ります。
腹部の脂肪吸引を行う際に。カニューレの操作を誤ると内臓を損傷してしまう可能性があります。
麻酔のトラブルは、全身麻酔など強く作用する麻酔薬を使う、あるいは、身体に合わない麻酔薬を使用した際には、アレルギーやショック症状を起こすことがあります。
手術後の痛みがなかなか引かない、しびれなどの感覚異常、腫れが長期間続く、皮膚の壊死、味覚異常、皮膚のたるみや凹凸の出現などのトラブルが起こることもあります。
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