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出産にはどれくらいお金が必要?

2021-06-25 05:58:03 | 妊活
今から12年ほど前、娘が出産する時、病院探しに苦労をしたが、出産費用が意外に嵩むのに驚いたものだ。これでは、収入の低い夫婦だと、出産を躊躇するも無理はないと実感したものだ。

まず、妊娠すれば産婦人科で診察を受けなければなりませんが、普通の妊娠は「病気ではない」ため、医療保険が使えず、妊婦健診は基本的には全額自己負担となります。

検診の回数は人にもよりますが、10~20回は必要で、1回当たり5千~1万円の診察料が必要ですから、まともに計算すれば、 合計7万~20万円もの費用がかかります。

ただ、少子化対策の一環として、2009年からは、14回分の費用の助成を受けられるようになったので、0~5万円程度の負担で済むようになりました。

なお、特殊な検査を受ける人は別途費用がかりますし、交通費も必要ですので、その点は考慮しておきましょう。

出産日が近づくと入院し分娩することになりますが、その費用は、38万円~50万円程度になります。

これも、2009年10月より出産育児一時金として42万円の助成を受けることができますので、自己負担額は0~8万円になります。

個室だと別途「差額ベッド代」が必要となりますが、帝王切開などトラブル出産のときは保険が適用になります。

このように、普通の出産であれば、「出産育児一時金」や「妊婦検診無料化」によって、最大でも10万程度の費用で済むようになりました。

なお、手産後は、紙おむつ代や粉ミルク代が月1万~2万円かかりますので、出来れば、子供保険とか子供の教育資金用の貯蓄を始めておくと後が楽になります。

女性の不妊症原因と治療法
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