“暴走老人”。。。。そこでキレるか？

２００７年に芥川賞作家の藤原智美さんが発表した

『暴走老人！』

老人特有のコミュニケーション不全を憂い、

その原因を考察している。

藤原は、「キレやすい」「奇妙な行動に突っ走る」

高齢者のことを「新老人」と呼ぶことを提唱している。




　　
1、７１歳の男、電車内で隣席の乗客に包丁を突きつける。

２、７４歳の女、近隣女性に怒鳴り散らすなどの嫌がらせを繰り返す。

３、６５歳の男、近隣住民の車９０台のタイヤをパンクさせる。

４、６７歳の男、上の階の住人の玄関ドアに水鉄砲で自分の尿をかける。

５、６０代の男、列車内で喫煙。車掌と口論になり、備え付けのテーブルを破壊。

６、【犯罪まではいかないが…公共の場でキレる老人】

「元気な子産めないわよ」と妊婦を立たせ優先席坐った高齢者〔2014年12月5日 ポストセブン〕
暴走老人　登山鉄道で「子供はあっちに行け」と最前席奪う〔2014年8月19日 ポストセブン〕
電車で、病院で…　傍若無人な暴走トンデモ老人の被害者続出〔2014年7月1日 ポストセブン〕
宅配業者にクレーマー体質の老人　荷物にVIPシール貼られる〔2014年8月14日 ポストセブン〕





　独居高齢者増え「不満を抱えると、はけ口を見つけられない」

東京工業大の影山任佐名誉教授（臨床犯罪学）は、
少子高齢化や核家族化を背景に、
地域や親族から孤立する独居の
高齢者が増えていると指摘した上で
「（高齢者が）何らかの理由で不満を抱えてしまうと、
はけ口を見つけられないまま、
最終的に犯罪行為で解消してしまう」という。





『暴走老人！』
ひとり暮らしの高齢者世帯、

２０１４年は５９５万９千人、

７５歳以上は２０．３％が独居世帯