最近、読書に励んでいるせいか、読解力が上がった気がします。
数週間前にとったアプリ版の日経新聞(有料)も、以前よりかはスラスラと読めるようになりました(しかし単語の意味を理解しているわけではありません。素読の技術が上がり、難読な文字や文章表現に出くわしてもそのまま読み進められるようになっただけです)し、リビングで誰かがいる時でも、無心になってコラムとかwikipediaとか読めたりします。
以前はそこまで集中力がありませんでした。リビングで誰かがいるとつい話し込んだり、部屋で読書に専念しようとしても、数分で嫌になったりしてました。
ちなみに最近ハマっているwebサイトは「NEUT Magazine」というものです。
ここではたくさんのアーティストや、俗にマイノリティと呼ばれがちな人たち、そしてタブーとされている社会問題に携わる人たちのインタビューなどを取り上げているサイトです。日本ではあまり表沙汰にならないようなものも取り扱っているので、異文化を知る手がかりになります。
取り上げているのは性の問題など、テレビでは取り上げられないものや、入れ墨やAV女優などあまり良いイメージを持たれない傾向のもの、20代のうちに農家として生きていく人などさまざまです。普通に過ごしていたら出会えないような考え方を持っている人たちが多く取り上げられているので、自分が生活していく上でもとてもいい刺激になります。
今の時代、取得できる情報の選択が広がり、好きなものを好きな時間に携わることができます。
その分、しっかり選ぶことのできる人は、自分の価値観に沿ったものを選べますし、映画や音楽など、自由な形で知ることができます。しかしその反面、何を選べばいいのか、人によって答えは定まっていませんし、迷いが生じるのもおかしくありません。
とりあえずYouTubeをダラダラ観ているうちに、恵まれた人生を送られたらいいのですが、それは難しいのかもしれません。私のように真面目のつもりで生きているからといって、幸せの質が最高のものになるとは限りません。
要は人それぞれなのです。人それぞれだから、その自由さの真の価値に気づいた時こそが、本当の幸せなのでしょう。それが見つかるまでは、見つけられなかった結末を迎えるとしても、探すしかないのです。