blogピュア1st.

Teacupブログより引っ越して来ました。
好きなマンガや、創作マンガについて語ります。

吸血鬼ドラキュラ

2005-02-15 21:48:31 | 怪奇・ホラー
もう先々週になるのだけど、ハマー映画の『吸血鬼ドラキュラ』のDVDを借りて観てみた。

ドラキュラは<クリストファー・リー>
あまりに有名な映画で、藤子不二雄Aのマンガにも描かれ印象的ではあるものの、どうも今まで見ないでいた。
だいたい<ドラキュラ>自体、特に魅力を感じていなかったのです。(ただの気取ったおじさん、くらいにしか思えない。笑

それで初めて観てみたわけだけど、これが面白かったね~!

・最初に<城>に乗り込む男は主人公ではないのです(役者の顔と名前が分かる人にはすぐ判断ができるのだろうけど…)。その先に乗り込んだ彼の日記をヒントに、ドラキュラを倒すのが<ヘルシング>で、主人公と言える。
 <ドラキュラ>でさえ「排除される災害」でしかない。

 ドラキュラのキャラクターとか心理状態が、詳しく描かれる事はないのだ。
これはつまり<ゴジラ>だ。・・・この視点はボクには新鮮だったね~。

・けっこう恐かった。
 ドラキュラに魅力を感じなかったワケは、ボクとしては「恐くないから」だった。しかし吸血鬼化した女性の表情や、杭を胸に打たれるシーンはとても迫力があって、当時映画館で見たら恐かっただろうと想像できる。

 いや、CGに馴らされた今だから、逆に恐いのかもしれないなあ~とも思いました。
基本的に素朴なだけに、ショッキング・シーンが際立っていた。
ストーリーもサスペンス調の追跡劇で、面白い。
後々語られる<名作>だというのも納得です。

・・・これまでテレビで観た事もなかったもんなあ~。