■韓国映画「パパロッティ」 予告
2013年の韓国映画
出会うはずのなかった二人が奏でる奇跡と感動の実話
歌をあきらめた音楽教師と、歌を信じた高校生。
すべては二人の不協和音から始まったー。
2009年、韓国のオーディション番組で披露した歌声とその不遇な生い立ちで
脚光を浴びた高校生キム・ホジュン。
彼をオペラ歌手へと導いた音楽教師との奇跡の物語を完全映画化!
ヤクザの世界で生きながらもオペラ歌手をめざす高校生を演じるのは、
『高地戦 THE FRONT LINE』での演技も高く評価され、
『建築学概論』では、繊細な若者の心を巧みに表現し、
日本でも多くのファンを獲得しているイ・ジェフン。
一方、教え子に自分の夢を託し、彼を導く音楽教師を演じるのは
韓国きっての実力派俳優ハン・ソッキュ。
日本中を席巻した『シュリ』をはじめ、『八月のクリスマス』、
『ベルリンファイル』などで幅広い演技と圧倒的な存在感で、
国内外でも高く評価されている。
(Webより抜粋)
■韓国映画「パパロッティ」
この映画が実話を元に制作されていて、イ・ジェフンさんが出演していたので
「ムーブ・トゥ・ヘブン 私は遺品整理士です」に続いて観ました。
ハン・ソッキュさんとは「秘密の扉」でも共演していました。
師匠サンジンのセリフは、実際にモデルとなった師匠ソ・スヨン氏が
「音楽だけで生活していけるようにしてやる。僕の全財産をかけるよ」
と言ったのだそうです。
当時、問題児だったジャンホのモデル、キム・ホジュン氏の才能を見出して
「他の場所では金をもらって歌えよ。場所を選ばずに歌ったりするなよ」
と言ったのも本当の話だそうです。
身寄りのないジャンホにとって、父や兄貴のようであり頼もしい師匠で、
「浪漫ドクター キム・サブ」のようでハン・ソッキュさんのキャスティングはぴったりでした。
「ウォッチャー 不正捜査官の真実」ではソ・ガンジュンくんとの共演でしたが、
若手俳優と織り成す作品は、本当にどれも良いです。
チョ・ジヌンさんは前回観た「毒戦 BELIVER」に続いての鑑賞でしたが、
暴力団生活の中でジャンホが「兄貴」と慕うチャンス役で良かったし、
オ・ダルスさんもユニークな校長役で出演していて面白かったです。
一歩間違えば才能も埋もれて横道に反れた人生を送っていたかもしれませんが
賢明な大人たちがジャンホの傍にいて、本当に良かったと思えた映画でした。
■STORY
かつて将来を嘱望されたオペラ歌手だったが、今は音楽教師として
片田舎の高校で漫然と過ごしているサンジン(ハン・ソッキュ)。
ある日、歌がうまいと評判のジャンホ(イ・ジェフン)が転校してくる。
初日から子分を引き連れて黒塗りの車で登校したり、
授業中でも兄貴分からの電話に出るジャンホに、サンジンは眉をひそめる。
オペラ歌手になる夢を持ちながらも、唯一の肉親である祖母を亡くしたジャンホは、
行き場を失った自分を家族として受け入れてくれたヤクザの世界で生きていた。
そんな彼をコンクールで入賞させろと校長は息巻くが、
サンジンは彼の歌声を一度も聴こうとはしない。
そんな中、ジャンホは一人でコンクールに挑むが…。
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