■韓国史劇「風と雲と雨」 予告
2021年の韓国ドラマ
パク・シフ、「王女の男」以来9年ぶりの時代劇主演作!
優雅な貴公子から無頼漢へ─。
朝鮮王朝末期を背景に、国家の命運を握る“影の英雄”(キングメーカー)となった男の戦いを描く。
韓国の人気小説「風と雲と碑」(イ・ビョンジュ著)が原作。
「夜警日誌」の脚本家と「師任堂(サイムダン)、色の日記」の監督が強力タッグを結成した。
「検事プリンセス」「黄金の私の人生」などラブコメからメロドラマまで
多くのヒット作でファンを魅了してきた人気俳優パク・シフ。
本作では、両班に生まれながら陰謀により没落するも、
易学を学び朝鮮最高の観相師となる主人公チェ・チョンジュン。
序盤では優雅な貴公子の魅力でプリンスぶりを印象づけたかと思えば、
父を殺され運命の女性と引き離されてからは、
復讐心を胸に秘めたキングメーカーとして華麗なる存在感を発揮。
白い韓服に身を包んだ朝廷での気品ある姿や、
黒装束を纏ったときのワイルドなカッコよさと切れのいいアクション、
さらに愛する女性の前で見せる少年のように無垢な笑顔など、
魅力溢れる幾つもの顔を披露した。
“華のある役者”パク・シフの真骨頂を改めて知らしめる、
パク・シフ最強の時代を謳い上げる代表作がついに誕生した。
興宣大院君(フンソンデウォングン)には「サイン SIGN」などのチョン・グァンリョルが扮する。
史実を巧みに取り入れた、チェ・チョンジュンと興宣大院君の名勝負も見どころとなっている。
(Webより抜粋)
■韓国史劇「風と雲と雨」
ずっと観たいと思っていたドラマでしたが、ようやく観ることが出来ました。
パク・シフさんの史劇と言えば「王女の男」ですっかりハマってしまいましたが、
何と言っても韓服が良く似合ってキリっとした顔立ちと低音ボイスに魅了されてしまいます。
久しぶりの鑑賞だったので、もうワクワク
最愛の人に裏切られて父親を失うところは「王女の男」と同じでしたが
このドラマでは四柱推命を使った易学を絡めたストーリーが面白く
コミカルさもあってお気に入りになりました。
哲宗時代は朝鮮末期に王族と安東金氏の勢道政治のために両者の争いが激しく、
金氏や興宣君、次男で後の高宗が出てきて次期王の機会を窺うところなど、
当時の複雑な力関係が面白かったです。
のちに対立することとなる明成皇后(のちの閔妃)との関係も気になる所でした。
後に起こるこの興宣大院君と明成皇后との対立にも興味があるので
関係する作品があれば観たいところです。
朝鮮も日本のように柔軟に開国を受け入れていたら、きっと朝鮮戦争など起こることなく
違った世の中になって、民衆たちがあれほど苦労させられることはなかったかと思うと
時代の流れというモノは本当に皮肉なものだと感じました。
王座の争いは、「六流が飛ぶ」でも描かれたイ・ソンゲの息子であるイ・バンウォンの時から
ず~っと続いていて、相手を陥れる機会を窺いながら最後の最後まで殺し合い
1392年から1897年の大韓民国となるまで500年も続くなんて、本当に驚きの史実です。
■STORY
19世紀後半の朝鮮。
名家の長男として生まれ、17歳で科挙に首席合格したチェ・チョンジュンは、
ある時、イ・ボンリョンという少女に出会い、惹かれ合う。
彼女は巫女の娘で生まれながら神の力を持ち、時の王、哲宗の隠し子でもあった。
2人に嫉妬したチョンジュンの友人チェ・インギュの陰謀で
ボンリョンは時の権力を握っていたキム一族にその能力を知られ
過酷な運命を辿ることに…。
彼女と引き裂かれ、父を殺されたチョンジュンは山奥で易学を学び、
復讐を目論む。
やがて観相師となった彼は、興宣大院君やキム一族など
野心のある王族たちの戦いにキングメーカーとして頭角を現していくが…。
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