街の風景

散歩の時に出会った何気ない風景、手押しポンプ、使われなくなったコンクリート製のゴミ箱、懐かしい洋館付き住宅などなど。

105ウォークラリーの途中に見つけた火の見櫓…佐世保市南風崎

2009-05-17 22:05:01 | 火の見櫓
105ウォークラリーで歩いている途中にマンホール以外の物も探しながら歩いていました。

カテゴリーの中の物はウォーキングする際は常に見つけようとキョロキョロしています。

ですから、今回も105kmの途中にどれだけ見つけることができるか楽しみでした。


歩き始めて14.1kmのところがハウステンボス駅ですが、そこを過ぎて少し歩いた所で火の見櫓を見つけました。

前方の看板の横に電柱と少し重なっていますが火の見櫓の物見台が見えました。


近づくと物見台の上に丸い小屋根が付いています。


三本柱の火の見櫓です。残念な事に小屋根の下に半鐘がありません。

物見台の手すりにはホースを乾かす為に引っかけるフックが取り付けてあります。


横に、佐世保市消防団第一分団 南風崎分駐所の看板が掛っている建物があります。

シャッターの前が駐車禁止のゼブラゾーンになっているので消防自動車の車庫でしょう。


こちら側からみると、3本柱の鉄骨の火の見櫓のこまかい所までわかります。

鉄骨の梯子が物見台まで取り付けてあるし、テレビアンテナも物見台に取り付けてあるので、

当番の団員は分駐所の部屋でTVを見ているのだろう。

№36.長崎県佐世保市南風崎。2009/5/3

これで36台目です。

今まで見つけた火の見櫓は「散歩の途中に見つけた火の見櫓

火の見櫓を見つけて写真を撮っていたら次々に追い抜かれていったが、

まだ90kmもあるので大丈夫だろうと思っていた。

大丈夫ではなかった

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山陽道の火の見櫓…岡山県井原市・広島県福山市

2009-03-08 22:32:56 | 火の見櫓
2月21日・22日に“古き山陽道の面影を求めて”のウォーキングをしましたが、その時に火の見櫓を7基見つけました。

21日は、福山城から鞆の浦までのウォーキングでしたが、途中の田尻地区の漁港の側で1基見つけました。

去年の6月に鞆の浦に車で行った時に、今度見つけた田尻地区で、別の火の見櫓を見つけていましたし、

鞆の浦の消防署にも火の見櫓が遺されていましたので、歩いて探せば見つけることが出来るだろうと思っていました。



福山市消防団田尻分団第二班器具庫の屋上に、4本柱の火の見櫓です。

スピーカーとサイレンが設置されていて、火事などの情報を流すのだろう。

消防ホースを乾かす時に引っ掛けるフックと滑車も付けられているが、半鐘は無い。

№25.広島県福山市田尻町…福山市漁業公道組合田尻支所横。2009/2/21

21日はこの1基しか見つけられなかった。




2月22日は「子守唄の里高屋駅」スタートでしたが、歩き始めて高屋宿に入ると、すぐに見に入りました。

大型の火の見櫓です。

細い鉄骨の4本柱ですが、円形の金物を使ったブレースでがっちりと固めた、背高の火の見櫓です。

物見台も大きく、屋根も付いているし、嬉しい事に半鐘が屋根の下にぶら下がっている。

火の見櫓の隣の「高屋分団第二部機庫」の建物も古いものだろう。

№26.岡山県井原市高屋町。2009/2/22



高屋宿を抜けてしばらく行くと、大きな四辻に格調がある古い建物の横に火の見櫓です。

建物は、擬洋風建物で中々いい。

「御野分団第二部消防屯所」と左から書かれている。

戦前は左から書くのが普通だったし、屯所の言葉は明治時代か大正時代か昭和の初めまで使われていたのだろうか?

物見台にはスピーカー3台、サイレンが取り付けられているが、半鐘は取り外されている。

良い建物と火の見櫓なので、半鐘が無いのは残念だ。

火の見櫓といえば半鐘が付き物なのだから。

№27.広島市県福山市神辺町下御領。20­09/2/22


芦田川を渡り、山陽自動車道の橋脚の下を通り、山手町のくわい畑の向こうに、火の見櫓を見つける。

ここは、お正月料理に使われる「くわい」が名産です。

火の見櫓ですが、半鐘もないし、スピーカーも無いが、サイレンは取り付けてあるようで、

消防ホースを乾かすフックなどの設備も見られた。

№28.広島市県福山市山手町矢田地区。2009/2/22



神辺宿から丁度1里の一里塚があるところに、サイレンと消防ホースを乾かすフックと滑車しかない

火の見櫓を見つけました。

№29.広島市県福山市山手町。2009/2/22


雨が段々ひどくなり、雨宿りとトイレ休憩の為、津の郷公民館に寄りました。

公民館の前に、「福山市消防団津の郷分団第二班」の器具庫と少し離れた所に
火の見櫓がありました。

ここも、前の一里塚の火の見櫓と同じ構造で、サイレンと消防ホースを乾かすフックと滑車が取り付けられています。

№30.広島市県福山市津之郷町。2009/2/22



備後赤坂駅を通り、赤坂バイパスの近くで「福山市消防団神村分団才一班器具庫」の向こうに、

火の見櫓が道路端に建っています。

サイレント、スピーカー、消防ホースを乾かすフックと滑車と、小屋根が取り付けられていた。

31.広島市県福山市神村町三区。


まだまだ、山陽道ウォーキングは続くので、火の見櫓のコレクションは増えそうだ。

上の、火の見櫓の場所を知りたい場合は、「散歩の途中に見つけた火の見櫓」のアルバムを見てください。



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宮島の消火栓…廿日市市宮島町

2009-01-15 23:13:17 | 火の見櫓
宮島で火の見櫓発見の記事を書いたとき、消火栓のことも書きましたが、あれから又宮島に行った時に、

消火栓にも色々なのがあるのに気がつきました。

最近の消火栓は、地下式が多く道路に黄色く四角に縁を取ったマンホールが主流で町を歩けばよく目にします。

しかし、宮島では地下式もありますが、地上式が目に付きます。


宮島小中学校の校門の横にも、石垣をわざわざ下げて赤い消火栓が設置されています。



滝小路に有った消火栓とホース格納庫。                消火栓のみ。          



マンションの前なので、赤い双口消火栓。       海岸通りの松並木の所に赤い消火栓と○ポスト。赤でも色々だ。


大聖院の中の何色?の消火栓。                  厳島神社の境内の近くは、こんな色に塗られた消火栓。


廿日市市宮島消防署。消防自動車と小型のはしご車が配置されていた。それと救急車。


消火栓は目に付く事が重要だと思うので、赤く塗られているのが当たり前だと思っていましたが、

宮島の消火栓は場所に合わせて?色を変えているようだ。

上の写真の色のほかに「うぐいす歩道」では、茶色のも見た。(写真を撮り忘れた)



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宮島で火の見櫓発見…廿日市市宮島町

2009-01-05 21:57:55 | 火の見櫓
厳島神社を参拝を終えて、出口から大聖院に向かう道を歩いていると、

右手にマンションなどに良くある鉄製の廻り階段が見えました。

近づくと廻り階段が独立して立っているし、頂部には見たことがあるフックが取り付けてあり、滑車もある。

もっと近づくと、隣に消防団の文字も読める車庫があるので、火の見櫓でしょう。

残念ながら半鐘は無いが、この様な形状の火の見櫓は初めてだ。




廿日市市消防団第23分団車庫と書かれているので、消防自動車が格納されているのだろう。

ここは、本土の廿日市市の消防局とは離れた所なので、すぐに消防車の応援は来ないだろうから、

消防自動車を島に常駐させていなければ、火事などに対応できない。



この火の見櫓の前の道を下がって行くと厳島神社の出口の所に行く。



木造の古い町並みが密集している宮島の町の道端には、この様な消火栓が数多く設置されている。

最近の都市は道路に消火栓を埋めてあるのが多いが、宮島はこのクラシックな消火栓が似合っている。


世界遺産の宮島を火災から守るために、消防艇や消防自動車、消火栓等の設備は充分に設置して有る様だから、心強い。

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加古川市で火の見櫓…兵庫県加古川市東神吉町升田

2008-11-13 23:40:54 | 火の見櫓
加古川ツーデーマーチの一日目に升田地区のかかしに出迎えられたり、

市民センター升田会館では餅つきをして温かいお汁粉が売っています。

ゴールを急いでいるので、お汁粉を横目に通過したら、目の前に火の見櫓があった。



4本柱で半鐘もぶら下っているし、見張り台も屋根も付いている本格的な火の見櫓です。

№22.兵庫県加古川市東神吉町升田地区…­市民センター升田会館横。2008/11/­8


ズームで見ると北の方角を指した矢も残っている。ホースを干す金物受けもある。



ウォーキングの人たちの交通整理をこの火の見櫓の下では、若い女性消防団員だった。


加古川市の消防団の人が、このウォーキングの交通整理で毎回出動していただいて、

安全にウォーキングをさせて頂けることに何時も感謝しながら歩いています。

火の見櫓は、このほかにもありましたが一本のコンクリート電柱にホースを干す金具やスピーカー付きなどの、

新しい形の櫓になっていました。




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火の見櫓発見…大分県大分市・日田市

2008-09-24 22:56:14 | 火の見櫓
この夏に大分県に遊びに行った時に「火の見櫓」を探しました。しかし、中々見つかりませんでした。

大分市の郊外の「天地庵」に蕎麦を食べに行った時、東院公民館の向かいの建物に、半鐘が下がっているのを見つけました。

火の見櫓はありませんが、消防ホースを干す為の2本のコンクリート柱と消防機材庫の2階建ての屋上の物見台と半鐘。

火の見櫓と同じ機能を備えています。


№21.大分県大分市東院…大分市消防団第­四方面隊・賀来分団・東院部2008/8/21 場所はここをクリック


          半鐘に屋根が付いている。      
          



日田市は天領の古いものを大切に残している町なので、火の見櫓も残っているのではないかと思って探しました。

朝の散歩の時、古い町の隈町をぐるぐる廻りました。

2時間の散歩ぐらいではほんの一部の地区ですので、簡単に見つかるわけはありませんが、

広島の竹原市の町並み保存地区では、短時間で3箇所の火の見櫓を見つけたことがあります。

とうとう、火の見櫓は一台も見つけることは出来ませんでしたが、隈町のはずれで区画整理された広い道路沿いに、

コミュニティ消防センターがありました。



№21.大分県日田市隈町…隈庄手分­団コミュニティ消防センター。2008/­8/22 場所はここをクリック。



現代風の建物の隈庄手分団の機材庫とコミュニティ消防センター。



消防ホースを乾かす2本のコンクリート柱、その上部に防災用サイレン、スピーカーが設置されている、近代的な火の見櫓でした。
          

今回は、昔の火の見櫓を見つけることが出来ませんでしたが、大分県内でも何処かに残されていると思います。

機会があったらまた、火の見櫓を探してみたいと思っています。


こんな火の見櫓を見つけたらそう思いますよ。

№1.山口県周南市太刀野地区・・・鶴の里­に行く途中に見た風景。2008/1/19


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竹原散策3・火の見櫓発見…広島県竹原市

2008-08-16 23:30:47 | 火の見櫓
たけはら町並み保存地区の中ノ小路を歩いていたら、古い町並みの屋根越しに火の見櫓の物見台が見えた。


№18.竹原市本町3丁目4番・・・町並み­保存地区。2008/7/29


路地から覗くと鉄骨三本柱の火の見櫓だ。   
                  物見台にはテレビアンテナが取り付けてある。何とも興醒めだ。物見台の所には半鐘を取り付けるべきだ。
            

  表に行くと、消防団員詰め所や消火機材庫の横に建っている。そして、町並みに溶け込んでいる。
  ただ、ここが江戸時代の町並みという設定なら、木造の火の見櫓だとなお良いが・・・。
        


町並み保存地区を出て少し南に歩いていると、2台目の火の見櫓があった。
こちらは、鉄筋コンクリート造の建物の裏だ。

№19.竹原市中央3丁目16番・・・竹原­市消防団第2分団詰め所裏。2008/7/­29

しかし、隣の建物は古い建物だ。ホースがぶら下げて乾かしている。
                             物見台に半鐘が無い。屋根の鉄骨が残っているので取り外したのかも知れない。




国道185号線の大通りに出て南を見ると、大きな火の見櫓。

№20.竹原市田ノ浦1丁目11番・・・町­並み観光センター横。2008/7/29

物見台、半鐘があり本格的だ。                    竹­原消防団第1分団第1部格納庫。


横­のトイレも瓦屋根、郵便ポストもレトロ。


散歩の途中に見つけた火の見櫓今まで見つけた火の見櫓



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広島県福山市鞆の浦で火の見櫓発見

2008-06-16 23:46:52 | 火の見櫓
最近又、鞆の浦の景観を台無しにする架橋の話題が大きくなったので、昔むかし、30年前には行ったことがあるが、再訪しました。

鞆の浦がもう少しと言う所で、火の見櫓が車の中から見えました。

丁度良いところにバス停があるのですぐ車を止めて写真を撮りました。



福山市消防団田尻分団の器具庫の横に有りました。櫓は4本柱で、物見台がある本格的な火の見櫓ですが、半鐘が無いのは残念です。

現在の火災警報設備には半鐘は必要ありませんが、やっぱり火の見櫓には半鐘です。
       



鞆の浦の町に入り、車を駐車場に止めようとしたら、すぐの所に櫓が有った。


横を見ると赤い消防自動車もいる。福山市消防団鞆分団だ。田尻のより、櫓に登るはしごが安全を重視した造りだ。

しかし、物見台に屋根のフードも無いし、半鐘もないのは寂しい。
       

鞆の浦の町は江戸時代からの古い町なので、昔の物を大切に残そうとしている人も多いいが、

現在の生活には不便が多いので、役所が言う便利で快適な生活が出来る橋を架けようというのに賛成をすると考える人もいる。

他所の人間がどうのこうのと言うことはないけれど、便利になるかと思ってもその様にはなっていないことが多いのに、

気づいた時はもう遅いのを知って欲しい。

火の見櫓に半鐘が無いのは、役所の人間の発想だと思うが、皆さんどうでしょうか?

前にも書きましたが、今の火災警報システムには半鐘は不要なのです。だから、半鐘はいらないというのがお役所だ。

車が渋滞するから、橋を架けて渋滞を無くす。

しかし、無くなる物も多い。



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倉吉市で火の見櫓発見

2008-05-15 10:44:51 | 火の見櫓

5月10・11日に倉吉市で行われた日本海未来ウォークに参加した時、

10日の関金温泉から中国山地を望む40kmコースを歩きましたが、

その途中に火の見櫓を見つけました。

関金の方には沢山あるのではないかと思っていましたが、

消防団の建物はあっても火の見櫓はなく消火用ホースを乾かす電柱だけなど

になっていました。

しかし、雨の中のウォーキングで30kmぐらい歩き少し疲れて来たときやっと出会えました。

三本柱の鉄骨で一番上は物見台が付いているし、半鐘も下の方だが吊り下げてある。

嬉しくなって雨の中デジカメを雨具の下から取り出し撮影しました。

火の見櫓は、もう昔の物で現在の火災通報システムでは不要のもですが、

(この火の見櫓の横には、コンクリート製の電柱が立てられ、防災用のスピーカーが取り付けられている)

消防団の方にとっては自分達のシンボルとして残し大切にされているのでしょう。

街道の残された火の見櫓を見つける度に、ここの消防団は健在だなと思います。

場所:鳥取県倉吉市関金町生竹・・・ポン­プ格納庫の裏

散歩の途中に見つけた火の見櫓クリック
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出雲市平田地区で火の見櫓発見

2008-05-08 22:32:27 | 火の見櫓

現在では、火事の連絡通報は電話、無線機を使うので、

火の見櫓での半鐘を鳴らして知らせると言うことは無くなって久しいが、


なぜか火の見櫓を見つけると懐かしさ覚えます。

大都会では、周辺が高層の建物で囲まれたため火の見櫓がなくなってしまっています。

しかし、地方の町では火の見櫓の周りを高い建物で囲まれていても残しているところもあるし、


まだ、火の見櫓にスピーカーやサイレンを設置して利用しているところもあります。

火の見櫓は、他所の国には同じような物はほとんど無いと言われていますので、

火の見櫓は利用の形を変えてでも、残して欲しい日本独特の風景だと思います。
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