リトル積み木崩し・・・

＜７月１７日の晩御飯＞
白ご飯
かぼちゃとたまねぎのみそ汁
きゅうりとオクラとツナの酢の物
ナスと万願寺とうがらしの焼き浸し
鯖のムニエル

それは、朝から始まった・・・

朝食後、いつものように自分の食事用テーブルに腰掛けて、
テレビを見ながらお水を飲んでいた。
私はその間に洗い物。
と、突然、
「ガッシャーン！」
ハッとボクちゃんの方を見ると、ボクちゃんはにんまり不敵な笑みをたたえて
私の方を見ている。
ボクちゃんのテーブルの下にはガラスのコップが粉々に散っていた。。。
さすがにこれは危ないので、かなりの勢いで叱る。
最初はにやついていたボクちゃんも、事の重大さに気づいたのか、
テレビを消した後も愚痴一つこぼさず大人しくテーブルに腰掛けていた。
あまりの怒りの形相の私が怖かったのか、頭をぺこぺこさげるボクちゃん。
これ、一応「ごめんなさい」のポーズ。
謝ったんなら許さないとね。
でも、これからこんな危ないこと二度としないで！！
そして、午前中から宝塚に母と待ち合わせてのお買い物。
そこでも、ボクちゃんの更なるやんちゃは続く。
いつものように、ショッピングカートを私と一緒に押しながら歩くボクちゃん。
カートの前輪の片方の動きが悪い。
その前輪の動きが鈍くなるたびに、その車輪を指さして大声でわめき倒すボクちゃん。
ええやん。そんなことぐらいでいちいち騒ぎたてんでも。
そんな私の言葉もボクちゃんの耳には届かない。
今のボクちゃんには、この前輪の動きの鈍いことが許されないのだ。。。
その場所でのお買い物は案の定、なかなか進まない。
というより、ショッピングカートが前に進まない・・・
疲れ果てて、場所を移動した。
百貨店の中。
「こっち行こうかー。」
といいながら、母と向かおうとしたとき、
「こっちー！こっちー！」
ボクちゃんは眉間にしわをよせながら、反対方向を指さして叫ぶ。
しかも大声で叫ぶ。
母と「しゃーないなー。ほんならこっちから回ろうか・・・」
とボクちゃんの指さす方へ歩き出すと、
「こっちー！こっちー！」
今度は、また反対方向を指さして叫ぶ。
ため息をつきながら、その方へ進もうとすると、
「こっちー！こっちー！」
と、お次は全く違う方向を指さして叫ぶ。。。
ここまでくると、もう知らないっと！
母と目的の方向へボクちゃんを置いて歩き出した。
向こうの方でボクちゃんが
「こっちー！」と叫んでいる声が聞える。
幸い店内は人気もまばらで、ボクちゃんの様子がよく見えたから
放っておいた。
母と洋服を見ながらゆっくり歩いていると、知らない間に近づいてきたボクちゃんんなのでした。
どないやねん！

帰宅後も、あまりお昼寝ができなかったせいかイライラ気味のボクちゃん。
ぬいぐるみは放り投げるわ、車のおもちゃは床に投げつけるわ、電話にはいたずらするわ、お茶のマグは放り投げるわ、
とにかく、私の怒りを買うようなことをひたすら続ける。
でも、決して謝らず、私が怒っても不敵な笑みを浮かべるだけ。。。
誰に似てん！？
これは、ちょっとした積み木崩しやね。
今はまだいいけど、これ、思春期まっさかりの時にやられたら、
どうなるんでしょうなぁ。。。（うんざり）
ま、負けませんけど。

とりあえず、今日は早めに寝てくれたのでそれだけは助かりました。
これでゆっくり小栗旬くんのドラマを見れるわ♪
それだけが救いの一日だったとさ。