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本📖『その島のひずたちは、ひずの話をきかない 粟神科医 自殺垌少地域を行く』森川すいめい 著

2021-06-13 06:49:26 | æ—¥èš˜

 

䞖界の医療団などが提䟛のテレビで、池袋

豊島区圹所 森川すいめいさんが、ホヌムレスのかたがたを支揎する掻動に぀いお詳しく教えおくれる番組を芳た。

 

話の発端は、 

森川さんが行くず必ずそばに来おくれる、ずおも芪しみやすいホヌムレスのおじさんがいた。

森川さんは圌に「生掻保護を受けお集団生掻のアパヌトで暮らすこず」を提案した。

しかし圌はなかなか銖を瞊(たお)に振らない。

圌は、

「集団生掻はいやだ。

自分はりォシュレット付きのトむレでないずいやだ。」

ごくフツヌの圹堎の職員さんや、

私たちならば、

この段階で質問をやめお

自分の䟡倀芳で、たたは偏芋で、自分本意な答えを出しお解決しおしたいがちだ。

 

森川さんがもっずもっず深く聞いおいくず、

少しず぀、少しず぀、圌が、ほんずうはアパヌト生掻がしたいのだけれども、できない理由が浮かび䞊がっおきた。

 

圌は、

「自分はりォシュレット付きトむレがあるアパヌトでないず嫌だ」

ず蚀う。

そのずき森川さんは、 

(さすがに、ホヌムレスの人には

りォシュレット付きトむレがあるアパヌトは

あり埗ない。)ず思ったずいう。

 

それでもよりおいねいに、

ホヌムレスの圌に、 

なぜ集団生掻が嫌で、

トむレにりォシュレットが付いおいないず嫌なのかをたずねるた。

圌は少しず぀答えおくれた。

 

🌕実は自分には「痔(ぢ)」の症状があり、

普通のトむレに入るず、

お尻から飛び出た痔の郚分を拭(ふ)かねばならない。

お尻を拭くためにはティッシュペヌパヌで拭くのだけれど、

🌕自分は手が䞍自由で、しっかりずティッシュペヌパヌを぀かんで自分のお尻を拭く䜜業ができない。

だからい぀もパンツを汚しおしたう。だからアパヌトのみんなに迷惑をかけおしたう。

🌕だから自分は、結論ずしおりォシュレット付きのトむレがあるアパヌトでなければ䜏めない。

圌がいた䜏んでいる堎所(路䞊❔)は、りォシュレットがあっお䜿える建物のそばだずいう。

👧聞く偎のホヌムレスに察する偏芋だったんだ。かわいそうだったね😢

👚うたく話せない人もいるから、その理由がわかるたで、おいねいに耳を傟けおあげなければいけないずいうのは、ほんずうだね。

 

👩人ん家(ち)でテレビを芳たのでよく蚘憶しおいない郚分があるが、

自分(質問者・窓口)の先入芳(偏芋)や䟡倀芳、い぀も同じな習慣的行動を党郚取り払っお、おいねいに盞手の蚀葉を聎くこずが必芁ずされおいるずいう内容で、頷(うなづ)いおしたった。

 

👎人間は䞀人䞀人、身䜓的な䞍安など、さたざたな理由があるのです。

 

👩森川さんず森川さんの著曞から「おいねいに聎いおいくこず」を孊ぶ。

 

👧研修はビデオで。質問はリモヌトで。

質問は埌日たずめお森川さんがお応えに。

👎勝手なこずを蚀うでない。そんなもんはただない。

👚でもお矩父さん、そういうビデオがあったらどんなに良いだろうず思いたす。

👩忍者が忍法で100人、千人になれたす。

森川さんがDVDで千人、䞇人になれたす。

DVDは、高速で残像を残す「分身の術」。

 

YouTube【サスケOPmov歌詞付】ハニヌナむツ

 

🎵ルルルル、ルルルルルルルルル、ルルル、ルルルルルルルルルルルルルルル。

👚サスケ❗お前を切る❗

👧 忍法 🏃『圱分身』🏃🏃🏃🏃🏃

📖📺『サスケ』(癜土䞉平 䜜・画)

䜕の関わりもない人たちを巻き添えにするやり方に我慢できないサスケ。(『サスケ』13話)

 

(👩了解です。今、『サスケ』13話の登堎人物「鬌姫」ず「赀猿」の絵を仲介しおのやりずりを思い出した。

悪い奎にも、䜕か「自分に向いおいお䞀生懞呜取り組めるもの」をいっしょに芋぀けおあげる。

そうすれば、その人が、悪い環境のなかで育ち、仕方なくそうなっおしたった悪の性栌も、改善されおいくのではないかず思った。それには手䌝う人間の存圚が䞍可欠である。

さお鬌姫は赀猿の絵に感動したのに、その絵を砎っおしたう。こんな自分にはこんなすばらしい絵を描くこずは無理だず思い、自分のこれたでしおきた悪いこずず悪い人生に腹が立ったのか⁉

人はなぜ、矎しいものを芋るず砎壊したくなるのだろうず、ずおも䞍思議に感じ、「そうしおしたう理由」を知りたくなった。わたしはこのテレビ番組を芳お、森川すいめいさんに、「そうしおしたう理由」をい぀か尋ねおみたいず思った。)

 

 

 

 

👧孊がう森川すいめいさんのされおいるこずに耳を柄たしお、心に刻んで仕事しよう

 

 

🎵耳をすたしお

感じおいくこずさ

 

きっず䞖界を 

倉えられるから

 

あやたちをおかし

過去に開けたずびら

二床ず繰り返さずに

 

耳を柄たしお感じおいくこずさ

 

(「🎵『Our Love』by アミ☆タメ)

 

 

コロナの圱響で掟遣切りされ、

今たでネカフェの䜏民だった人たちが難民ずなったり、

いたのいたたでごくフツヌの生掻を送っおきた人々が

人生で初めお野宿するこずになる昚今。

 

重く垂れ蟌めた雲、極寒の冬の日の午埌、

森川さんたちは某公園に集合。

これから「今倜初めお野宿する『野宿初心者』、蚀葉に匊害があるが『野宿デビュヌ』の新ホヌムレスの人々に、

『野宿のしかた』を教えに出掛けるずいう。

 

その人たちはホヌムレスであるが、昌間は元気に建築珟堎で働いおいたりする。

 

これからはホヌムレス、䜏む家がないこず、なくなるこずは、ホントに誰にでも自分にも、明日にでもすぐに起こり埗るこずだ。

だから新しいタむプの野宿の人が出おきおいる。

 

 

I Forgive Me.

倧嫌いな自分を蚱したす。 

 

すべおの結果を党郚自分のせいにしお長幎苊しんでいたけれども、

自分を蚱そう。

 

そうしお、これからは他人のために生きるんだ。

目の前に広がる荒野。自分に救いを求める人々。

やるしかない、ず、森川さんは蚀う。

 

 

 

 

🎵『春のからっ颚』

䜜詞・䜜曲・歌  泉谷しげる

 

春だずいうのに 北颚にあおられ

街の声に せきたおられ

圌らに合わないから 远いたくられ

攟浪(さすら)う気は さらさらないのに

誰が呌ぶ声に答えるものか

望む気持ちずは うらはら

今はただ すきた颚を手でおさえ

今日の生恥(いきはじ)をかく

 

䜕でもやりたす ぜいたくは蚀いたせん‌

頭を䞋げわびを入れ

すがる気持で 仕事をもらい

今床こそ たじめにやるんだ‌

誰が呌ぶ声に答えるものか‌

望む気持ちずは うらはら

今はただ すきた颚を手でおさえ

今日の生き恥をかく

 

蚀葉が 足りないばかりに

盞手に自分を䌝えられず

分っおくれない å‘š(たわ)りを恚(うら)み

自分は正しい(のに)‌ず逃げ出す

誰が呌ぶ声に答えるものか‌

望む気持ちずはうらはら

今はただ  すきた颚を手でおさえ

今日の生き恥をかく

 

誰が呌ぶ声に答えるものか

望む気持ちずはうらはら

今はただ すきた颚を手でおさえ

今日の生き恥をかく

 

春だずいうのに 北颚にあおられ

街の声に せきたおられ

圌らに合わないから 远いたくられ

攟浪(さすら)う気は さらさらないのに

誰が呌ぶ声に答えるものか‌

望む気持ちずは うらはら

今はただ  すきた颚を手でおさえ

今日の生き恥をかく

 

YouTube    泉谷しげる[Live]春のからっ颚1973

 

YouTube    J.N.S.=ゞョニヌ吉長 鮫島秀暹 西山毅/春のからっ颚……

 

👚ママは昔、🎀カラオケでよく『春のからっ颚』を歌ったよね。

👩そうね、わたしは『春のからっ颚』、奜きだから。この曲ずか、モップスの『たどり着いたらい぀も雚降り』ずか。

👧それがたたさぁ、倧声のダミ声で、䞀床聞いたら耳にこびり぀いおトラりマになっちゃいそうな恚み節。

👩恚み節❔

📺『鬌平犯科垳』の梶芜衣子。

 

♪『怚み節』

花よ綺麗ずおだおられ

咲いお芋せれば すぐ散らされる

ばかな、銬鹿な、バカな女の

怚み節。

 

👚ママは がくが倧奜きな歌手が党郚リアルタむムだろう。うらやたしい。だからがくはママのこずが倧奜き。

👩あそう。ありがずう。

👧パパは埌远いコレクタヌで、ママの歳幎䞋。

👚♪ずししたのおずこのこ。

👩埌远いファンは、自分のたわりの同じ䞖代が嵐が奜きなのに、わざわざ゚リック・クラプトンに行く。゚リック・クラプトンには♪『いずしのレむラ』もあっお、♪『ワンダフル・トゥナむト』もあっお、もうすでに党郚䞀回䞖間に出回っお流行ったあずだから、゚リック・クラプトンのストヌリヌ、歎史はほが出来䞊がっおいる。

だから埌远いは探求心が匷くなければできない。情報は自分で芋぀ける。

(これは良いなぁ)ず感じる曲を誰かが歌っおいるのを耳にする。

それは♪『いずしのレむラ』ずいう曲で、デレク・アンド・ザ・ドミノスずいうバンドで゚リック・クラプトンが名前を䌏せお歌った曲だった。

デュアン・オヌルマンずいう人がギタヌを匟いおいお、クラプトンずギタヌ・バトルを繰り広げおいる。

デュアンはオヌルマン・ブラザヌズ・バンドに圚籍しおいた。

埌远いは、本の旅も同じだよ。

研究量が違うんだよ。嵐は新曲が出たらすぐにニュヌスを芋れば自動的に䞊曞きされお23か月ずスパンが長く、情報もニュヌスに䞊曞きされるけど゚リック・クラプトンやデュアン・オヌルマンは探さないず出おこない。

わたしも掋楜に関しおは埌远いだ。

 

 

 

森川すいめい さんのお話に戻りたす。

自然䜓で

人間察人間で話す。

フィンランドから始たった

『オヌプンダむアロヌル』ずは、話をし続けるこず。

詳しくは、博報堂教育財団こども研究所、

Wikipedia(りィキペディア)など参照。

👶ムヌミン・トロヌルの囜だ

 

 

産経新聞 THE SANKEI

広告䌁画

10䞇幎埌の安党―「信頌」ず「責任」の意味1 ãƒ•ã‚£ãƒ³ãƒ©ãƒ³ãƒ‰ã¯ãªãœæ žã®ã”み凊分を「決断」できたのか2 åœ°éœ‡å€§å›œãƒ‹ãƒƒãƒãƒ³ã§æ žã®ã”みは埋められるか3 æ žã®ã”みの最終凊分をどう受け止めたか オンカロの町で出䌚ったある少幎の思い

 

10䞇幎埌の安党―「信頌」ず「責任」の意味

 

フィンランドはなぜ栞のごみ凊分を「決断」できたのか

 日本から7900キロ、フィンランドの銖郜ヘルシンキからも240キロ離れた小さな町が、いた䞖界の泚目を集めおいる。その町の名ぱりラペキ垂。原子力発電に䌎い発生する高レベル攟射性廃棄物、いわゆる「栞のごみ」を地䞋深くに埋める最終凊分堎の建蚭に぀いお正匏に囜の蚱可を受けたからだ。䞖界初の商甚原子炉が皌働しおから60幎。人類がいただ手を぀けられなかった栞のごみ察策がようやく䞀歩前ぞず動き出す

 

 



 

📖『その島のひずたちは、ひずの話をきかない 粟神科医、「自殺垌少地域」を行く』 

森川すいめい 著

 

 

レビュヌ

 

①問題が起こらないようにする、だけでなく、

問題がおきたら、即座に解決するように動く組織。

自分をしっかり持぀、が、

倚様性は受け入れる。

察話を重芁芖する。

工倫する力を぀ける。

 

こどもたちに身に぀けおほしい力

 

 

 

 

②なるようになる、なるようにしかならない。

工倫しよう、受け入れよう、ありのたたを認めよう、

自分はどうしたいかを倧事にしおいく、

人を远い詰めたり孀立させたりしない、

ひずずひずずの関係の䞭で粟神病は発症する、

できるこずは助ける、できないこずは盞談する、

䞖間の狭さは倉化や異なるこずぞの察応の匱さ、

察話をしよう‥などなど、生きおいく䞊での圓たり前のこずを気づかされた。

 

🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕

瀟䌚は垞に倉化するこずを䞻県ずするずルヌルは最小限になる、

▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌

ルヌルが組織の機動性を奪う、課題は珟堎を芋ないず圓事者の話をよく聎かないず解決できない、

▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌▌

䌁業のマネゞメントずは人を管理するシステムではない、

🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕

人を倧事にするための仕組みづくり、

🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕🌕

倧切な情報は誰でも芋えるようにするず困り事が生たれない‥

などなど、難しい理論はいらない、より効果のあるこずはよりシンプルなこずである、組織のあり方に玍埗。しかし、できおいないな私の属する組織は。

 

読みやすい文章に森川氏の優しさや穏やかな人柄が䌝わり、匱者ずされおいる方々ぞの支揎掻動を行っおいる点にも興味を抱いた。

 

 

③自殺で亡くなる人数が少ない「自殺垌少地域」を蚪れるドキュメントですが、思っおいたほど堅苊しくなく、気軜に読めお、為になりたした。

 

その地域では、挚拶はもちろん、䌚った時に䜕らかの声かけや䌚話が自然に発生する。声かけは、芋知った人のみでなく、芳光で来おいる等、知らない人にも声をかける。慣れないず、戞惑う人もいるかもしれないが、そこでは、それが圓たり前になっおいる。

 

なぜかずいっおも、特別に倉な意味はなく、単に助けになるず思っお、声かけをしおいる。これに぀いおは、孀独を望んでいる人に察しおも、孀立はさせない効果があり、単玔なようで䟮れない。声かけだけでも続ければ、自然ずその人のこずも分かり、ありのたたを認めおくれおいるず実感できお、生きやすい環境になる。

 

❇❇❇❇❇❇❇

フィンランドで実践されおいる

❇❇❇❇❇❇❇❇❇

「オヌプンダむアロヌグ」ずいうものがあり、そこの人が蚀っおいた蚀葉にいたく感銘を受けた。

 

「ひずが呌吞をするように、ひずは察話をする」

 

私自身、時折、息苊しいず思うこずがあり、そういうずきは倧抵、䜕かしらのストレスを感じおいるこずが倚い。倧人になっお、呌吞の仕方も忘れたのかず、愕然ずしたりもしたが、そういえば、色々な人ず察話を自然にできおいるのかず蚀われれば、それもできおいないず思う。習うより慣れろの粟神で心掛ければ、呚りの人たちも生きやすくなり、それが自分にも還っおくるずいうこずに、すごく玍埗させられた。

 

 

 

 

④自殺率の䜎い地域「自殺垌少地域」には心地よく生きる知恵があるのではないか。そう考えた粟神科医が珟地の雰囲気を肌で感じおきたリポヌトです。

あくたで倖から芋た環境なので、根拠があるわけではないのですが、オヌプンに人の圹に立぀こずを喜べる地域に居る事は、粟神衛生䞊ずおもいいず思いたす。人ず関わる事が蟛い人にはちょっず受け入れがたいかもしれないけれど、自分ひずりならそういう村にいるのもいいかなあず思いたした。

先日読んだ「぀けびの村」も田舎の集萜ですが、䜕が違うんだろうず思っお読みたした。うわさ話が奜きだったり、悪口だっお蚀ったりする。それは共通しおいるのに䜕がちがうのか。

この本を読むず、人ぞの関わりがあたり濃密ではないけれど、誰にでも芪切にする事が基本になっおいる堎所なのかなずいう気がしたす。ゆるやかな共同䜓ずいうんでしょうか。

僕的に思っおいるのは自殺の原因には孀独以䞊に「䞖間の目」ずいうものが䜜甚しおいるような気がしおいたす。

䞖間ずいう抂念を改めお突き詰めるず、仮想された䞍特定の人々なんですよね。はっきり面ず向かっお䜕か蚀われない限り無効だず割り切れれば、ずっおも生きるの楜になるず思うのですが、こういう事を考えおいる事自䜓そうなれない蚌拠でもあるんですが・・・。

 

 

 

 

 

⑀自殺率の䜎い田舎町を歩く旅の゚ッセむ。

そこでの出䌚いや出来事から文化を読み解く。

著者の人柄が滲み出おゆるゆるず読め、その颚景から、人を生かすのは理屈ではなく圚り方行動だず思い盎すこずができる。オヌプンダむアロヌグを牜匕する実践家の実蚌研究のようでもある。

 

 

 

 

 

⑥すごい良かった。自殺の問題に぀いおは、考えざるをえないが、たいぞん勉匷になった。ずりあえず、困っおいるひずがいたら、即、助けようず思いたす。

 

 

 

⑊「自殺が少ない地域」ず聞いお倚くの人が思い浮かべるのは、おそらく「匷い絆」で結ばれた人々が日頃から「密な」コミュニケヌションを取り合う「芪切心」に満ちた「癒し」の楜園でしょう。しかし、統蚈䞊、他の地域に比べお、有意に「自殺が少ない」ず蚀える地域自殺垌少地域は、決しおそんな堎所ではないず著者は蚀いたす。そしお、本曞で描かれる、著者が「自殺垌少地域」をめぐり、人々ず語らう様子からは、確かに著者の蚀うずおりだず感じたす。では、なぜ、それらの地域で自殺が少ないのでしょう。その「秘密」に迫り、分析しおいるのが本曞です。

 察人揎助専門職や地域犏祉に関心のある方は、同じく掚薊図曞である、束本俊圊線『「助けお」が蚀えない―SOSが出せない人に支揎者は䜕ができるか』も䜵せお読んでみおください。様々な生きづらさを抱える人に手を差し䌞べ、支えるずはどのようなこずか、考えるきっかけずなるはずです。

 

 

 

 

⑧衚玙の「自殺垌少地域」ずいうワヌドに興味を持ち、読みたした。

自殺を枛らすために、普通であれば「発生した自殺の根本原因を特定し、原因を解消する」ずいうアプロヌチをずるが、粟神科医である筆者は、自殺垌少地域ず蚀われる地域を自分の足で芋お回るこずで、どういう環境が自殺を発生させにくくしおいるのかを探るずいう、党く違うアプロヌチをしおいく内容でした。

その地域では、孀立させない、適床な察話、過床ではないコミュニケヌション、などがキヌずなっおいるようでした。

 

私自身、珟圚子育お真っ最䞭なのですが、子䟛の匕きこもりや自殺などのニュヌスを芋るず「どうすれば防げるのか」ず途方にくれるこずがありたす。この本はそんな私にヒントをくれたような気がしたす。

 

 

 

 

⑚察話する

 

工倫する

 

人生は䜕かあるもんだ

 

あいさ぀皋床の付き合いが孀独を癒す

 

違う意芋を話し合えるから掟閥がない

 

盞手は倉えられない。倉えられるのは自分。

 

 

 

 

⑩自殺垌少地域、ずいうこずは぀たり「居心地のいい堎所」、のヒントになるのでは、ず読んでみた。

䜏みやすいずか、過ごしやすいずか、生きやすい、だけでなく、職堎などの集団においおの参考にもなる本実際にそういう内容も茉っおいたす。

 

 

 

 

 

⑪題名がむンパクトあり。友人に薊められお読んだ。

ちょうどオヌプンダむアロヌグを調べおいたずころだったので読みやすかった。

フィヌルドワヌクのお仕事倧倉だけどすごく魅力を感じる。

応揎したい。

 

 

 

 

⑫2017.7.1垂立図曞通倚忙に぀き目次眺める皋床で返华期限で無念。

2017.7.22垂立図曞通

借り盎しお旅のお䟛で読了。囜内倖には他ず同じような颚土であっおも他所ず比べお盞察的に自殺が起こりにくい「自殺垌少地域」がありこれは先行研究がある、そうした地域に共通する自殺を予防する因子があるのではないか、ず実際に足を運んでフィヌルドワヌクを通じお感じずったこずをたずめたもの。

「みんな違っおみんないい」を䜓埗しおいお、人が違うこずを前提に是々非々で察応できるこずが生きやすさに぀ながっおいるらしい。これたでに出䌚った人を思い浮かべお、人助けの䞊手い人組織ずそうずはいえないタむプの人組織はたしかにいるなぁず埗心した。

「できるこずは助ける、できないこずは盞談する」「なるようになる、なるようにしかならない」「盞手は倉えられない。倉えられるのは自分」「困難があったら堪え忍ぶずか根性で乗り切るではなく工倫する」などの人生蚓は自分のために芚えおおきたい。

人を孀立させない自殺に远い蟌たないネットワヌクや察話の方法は、自殺ずたではいかなくおも、老若男女さたざたな匱い立堎の人を助けたいずきたずえば子育おに圹に立ちそうだず思えた。たらいたわしや事なかれ䞻矩な察応から、本来うけるべき支揎に期埅できなくなったり、支揎を受けるこずを恥じたり敷居が高く感じたりするようなこずは避けなければいけないのだずいうこずは心に留めおおきたい。

 

 

 

 

⑬新聞の著者むンタビュヌを読んで、手に取った。

 

粟神科医の著者が日本の「自殺垌少地域」(自殺で亡くなるひずが少ない地域)に行っお、それぞれ1週間前埌宿泊した蚘録。

 

どの地域も垣根がない。悪くいえば、個人情報など存圚しない。困ったら、有無を蚀わさず助ける。助けっぱなしで、助けられっぱなし。

 

粟神科の治療の倚くは、病院の蚺察宀で、圢だけ話を聞いお、経隓則で薬を出しお、蚺察終了。これでは治るものも治らない。

 

1)困っおいるひずがいたら、今、即、助けなさい(即時に助ける)

 

2)ひずずひずの関係は疎で倚(゜ヌシャルネットワヌクの芋方)

 

3)意思決定は珟堎で行う(柔軟か぀機動的に)

 

4)「この地域のひずたちは、芋お芋ぬふりができないひずたちなんですよ」(責任の所圚の明確化)

 

5)解決するたでかかわり続ける(心理的な぀ながりの連続性)

 

6)なるようになる。なるようにしかならない(䞍確かさに耐える寛容)

 

7)盞手は倉えられない。倉えられるのは自分(察話䞻矩)

 

「オヌプンダむアロヌグ」をキヌワヌドに、蘇生の珟堎を螏んできた筆者が、ひずずひずの結びあう力、レゞリ゚ンスを問う1冊。

 

 

 

 

⑭゚ビデンスに固執せず、かずいっお無芖もせず。

 

NPOのあたりは、ただただなのにな、リヌチできおいないなのに、過倧評䟡だな、ず感じる。最埌のたずめもおおざっぱすぎる。

 

しかし、その䜓隓、思玢の過皋で玡ぎ出された蚀葉は千鈞の重みを持぀。

 

・重芁なこずはベンチに意味があるこずを知っおいるかどうか。

・困難の解決に慣れおいる。

・うたくマネゞメントされおいなければ、問題を起こした人は排陀される。居堎所を倱う。倚くの人は、再び問題を起こすこずを恐れ挑戊しなくなる。そしお互いを監芖し合う。぀いには倉化を生み出すようなひず、挑戊をしようずする人を排陀するようになる。組織は叀くなりやがお新しい人が入らなくなる。

・「掟閥がない」。よく話し合いをする。誀解があったずしお、誀解をそのたたにしおいたら地域で䜏めなくなる。だからよく察話する。それで掟閥がなくなる。

・自殺で亡くなる人の少ない地域は、倖に出お行く力がない人も死なない地域である。

・぀らいこずも倚いのかもしれないが、地元の人たちはそれを根性ず気合いで乗り越えるのではなくお、工倫をしお越えおいく。工倫をする習慣があるずいうのが正しいのかもしれない。

・呚囲の人の工倫が足りない堎合、特に、盞手を倉えようずする人が呚囲に倚い堎合には、本人ずの喧嘩が絶えなくなるかもしれない。むラむラをぶ぀けおしたう。「䜕床蚀ったらわかるんだ」ず怒られおも、本人は芚えるこずができないから、それを盎すこずはできないから、たた同じ怒られるようなこずをしおしたう。䞀方で本人からしたらなぜ怒られるのかわからない。理䞍尜だずさえ感じる。嫌な感情だけは残り続ける。

・「できるこずは助ける。できないこずは盞談する」

・意向を質問すればするほど拒吊しおいく。匱っおいる時は「入っおいいですか」ず聞くのではなく、「助けに来たよ」ず入っおいく。

・北欧。「この囜の人は、自分が誰かを問う」

・ここの特逊の䞭にいる人たちは、党員、誰がどこに䜏んでいおどういう人生を過ごしおきたかがよく把握されおいた。病歎はあっおも生掻歎は曞かれおいない堎合がおおいのに。

 

 

 

 

⑮ゆったりずした空気感で、なんだか小説を読んでいるような気分になりたす。

タむトルは少々悩たしく、「粟神科医」ず入っおいるので、専門的な芋地から自殺垌少地域の考察をするのかなず思っおいたのですが、どちらかず蚀うず「『自殺垌少地域』を行く」が䞭身を衚す蚀葉で、ルポや旅日蚘ずいうカテゎリが適切なのかなず思いたした。

分析や考察を求めるのなら、この本でも觊れられおいる岡檀さんの「生き心地の良い町 ―この自殺率の䜎さには理由がある―」を読んだほうが良いかず。こちらもちょヌ読みやすく、たっすぐに曞かれた印象を受ける良い本です。

 

読んだ感想ずしおは、人ずゆるく、広く぀ながるずいうこずの良さを改めお認識。しなやかに生きおいきたいものです。

 

 

 

 

 

⑯【冊目】自殺垌少地域ず呌ばれる自殺で亡くなる人が少ない地域数カ所を粟神科医である著者がめぐった際に感じたこずを蚘録にしたもの。その゚ッセンスは、本曞の最埌の章に蚘茉されおいるから、ここには䜕床も出おきお印象に残った蚀葉を蚘茉したい。

・今、即、助ける

・できるこずは助ける。できないこずは盞談する

・コミュニケヌションに慣れる、䞊手䞋手ではない

・助かるたで助ける

・なるようになる、なるようにしかならない

・盞手は倉えられない、倉えられるのは自分だけ

 

ただ、䞍満なのは、きちんずした手法に基いお行われた研究ではないので、著者の旅行蚘ずか゚ッセむずいう偎面が匷いこず。「自殺垌少地域」の定矩が曖昧すぎるし、フィヌルドワヌクず呌ぶにしおもその手法が説明されおいない。自殺垌少地域の母数がいく぀あっお、その䞭から著者はどうしおそのうちの数カ所を遞択したのか説明されおいない。題材が良いだけに、そこが残念。たぁ、だからこそ気楜に読めるのかもしれないけど、ここに曞いおいるこずが「著者が芋たいものだけを芋、感じたいものだけを感じた蚘録」になっおいる可胜性は吊めない。

 

 

 

 

⑰粟神科医が自殺垌少地域の村々を歩きその秘密を探る。

 

 単玔にみんな芪切だからずいうのは䞍正解ではないが正解ではない。地域によった埮劙な違いがあれど、勝手に助ける、問題が解決するたで助けるずいった特城があるようである。それらはオヌプン・ダむアロヌグず぀ながるずころがある。

 この本はそういった特城が実際に䜜者が村々ぞ行き人ず亀流した゚ピ゜ヌドによっお曞かれおいお面癜い。ただ゚ピ゜ヌドの矅列だけではなく最埌にきっちりたずめられおるずころもいい。

 もちろん地方はいいこずばかりではない。これらの地域はあくたで幞せな堎所ではなく自殺が少ない堎所である。過疎化も暗い圱響を䞎えおいるようだ。

 それでもこの本に曞かれおいるこずは地域ず粟神科医療に倧きな意味を持っおいるず思う。

 

 

 

 

⑱粟神科医の著者が「自殺垌少地域」自殺で亡くなるひずが少ない地域に行っおそこで気づいたこずを曞いおいる図曞。

「その島のひずたちは、ひずの話をきかない」ずいうのは盞手の話を聞いお深く同情したり、盞手に合わすずいうのではなく、自分がどうしたいのかずいうのを自分で把握しお発蚀・行動するこずが倧事ずいうこずらしい。こんな解釈でいいのだろうか…

ひずはわかりあえない、ずいう考えで察話しおいくこずっお案倖重芁かもしれない。

 

 

 

 

⑲自殺者が少ない地域、埳島海郚町、青森颚間浊村、青森平舘村、広島䞋蒲刈島、䌊豆神接島を旅し、人びずの特城を蚘述されおたす。どういう状態が生きやすいのか。なかなか説埗力がありたす。

たくさんの人ずのコミュニケヌションに慣れおいお、深い぀ながりは倚くない。困った人がいるず即助け、問題が解決するよう工倫する。

ベンチがいたる所にあるずいうのは、良い雰囲気だなぁず思いたした。

 

 

 

 

⑳人間関係は、緊密ではありたせん。

人間関係は、疎で倚。緊密だず人間関係は少なくなる。

人間関係は、ゆるやかな玐垯。

 

困っおいる人がいたら、今、即、助けなさい

 

意思決定は珟堎で行う柔軟か぀機動的に

 

この地域のひずたちは、芋お芋ぬふりができないひずたちなんですよ

できるこずは助ける、できないこずは盞談する

 

解決するたでかかわり続ける心理的぀ながりの連続性

 

なるようになる。なるようにしかならない䞍確かさに耐える・寛容

 

盞手は倉えられない。倉えられるのは自分察話䞻矩

 

「人生は䜕かあるもんだ」で生たれた組織朋茩組

組織の発祥は玄幎前だずういう。もずもず次男䞉男たちが働く堎所や生きる堎所を探しお集たっお生たれた地であり、みな基盀がないゆえにお互い助け合わなければならなかった。

「問題が起こらないように監芖するのではなく、問題が起こるもんだず思っお起こった問題をいっしょに考えお解決するために組織がある」

組織の構成人数は人から人ずさたざた。同䞖代で構成される。町内䌚ごずではない圢。

䞻に冠婚葬祭のずきにその力は発揮されおきた。誰かの芪がなくなるずする。朋茩組の仲間が集たる。仕事を䌑んで集たる。もちろんそれぞれ事情があるから、どうしおも来られないずきは来られないず蚀うだけでいい。

「家族や芪戚、あずは、町内のひずには蚀えないこずもある。そういうのを盞談するずきに集たるこずもある」

人生は䜕かあるもんだ。䜕かあるもんだから、集たっお、そしお知識を共有しお、それを蓄積しおいく。䜕かあるから助けるために存圚する組織。知識は䌝承され続ける。そのうえ匷制力がない。なんずいう芋事な組織だろうず思う。

 

 

 

 

 

 

 

21)舌足らずな雰囲気の文䜓は䜙り奜みではありたせんでしたが、自殺垌少地域に赎いおのフィヌルドワヌクずいう、取り䞊げた題材のナニヌクさで読み進める事が出来た感じでした。

 

自殺垌少地域ずは、決しお人ず人ずの距離が芪密であるずいうこずではなく、

他人ずの距離が近すぎおも遠すぎおもいけない。挚拶する皋床にそこずなく存圚を意識するぐらいの距離感が良いのだそうです。

攟っお眮かない。面倒は最埌たでみるずいう共通点もあるずのこずです。

 

たた、名前を知らない知り合いが沢山いる状態で、しかも距離感が遠からず近からずなので、掟閥が出来ない。ずいう事も芁因だずいうこずです。

 

日本にずっお党く足りおいない点である「男女平等」であるず幞犏床も高いそうでこれは、蚀い換えるず機䌚が平等で、北欧諞囜は機䌚を平等にするために倚額の皎金が投入されおいるずいうこずでした。

自殺垌少地域は、男女の圹割の違いを分かった䞊で、仕事の皮類が違ったずしおも、平等だず思っおいるずいう事などが述べられおいたした。

 

個人的に印象に残った箇所は䞋蚘の2点でした。

「ひずが倚様であるず知っおいるこずは、生きやすさず関係する」

「倚様性に慣れおいる地域は、ひずはそれぞれだず思うこずに慣れおいる」ずいうくだりにむンパクトが有りたした。

 

22)自殺垌少地域、぀たり生きやすい地域ずはどんなずころなのか、を考える本だが、著者も述べおいるように、そのためにドラッカヌのマネゞメントの考え方を揎甚しおいるため、いい組織づくりずは、ずも読み替えられる。 

 

NPOっおよく分からないでいたが、いわゆる「垂民の倚様化するニヌズ」っおダツに行政の代わりにうたく応じるこずのできる仕組みなのか…。うたい圹割分担が肝腎なのだな、ずも。

 

23)池袋の路䞊生掻者支揎を始めずした掻動で知られおいる著者の最新䜜である。

著者が岡壇氏の自殺垌少地域の研究に觊発されお党囜の自殺垌少地域を旅しお回り、その地域の人達ず察話をしお感じたこずをたずめたルポであるが、文䜓ぱッセむ様で読みやすい。

いろいろな地域を回った埌で出䌚った「オヌプンダむアロヌグOD」で、どの地域もODの7原則で説明できるずたずめられおいる。

著者の人に察する優しさが溢れた本である。察人揎助職に関わる人には䞀読をお薊めする。

 

 

24)生きやすい地域での人間関係は、緊密ではない。

党く反察のこずを考えおいたので、驚いた。

みんなが知り合いだから、陰口は力加枛がある。

著者はこう考える、ずいうずころに、緩やかな感じを受ける。こうすべきではなく。

理想論ではあるけれど、こんなのもいいな。薬づけの自分が䜏めるずは、思えない。でも、こういうずころに身を眮けば、薬が必芁なくなるのかな

 

25)生きる勇気が湧くずか、癒されるずか、そういう本じゃない。盎面した珟実の、倚様で耇雑な生きづらさを芋぀めお、どうしたらより生きやすくなるのかを淡々ず、䞀緒に考えさせおくれる本だ。

読むず自分を振り返っお぀らくなる。けど、぀らさがあるこずに玠盎になれる。

共感できなくおもいいから、倚くの人に共有しおほしいこずがたくさん曞いおある。抌し付けがたしい善意の本ではない。

 

 

 

👧テレビの゚ンドロヌルで、森川すいめいさんが、路䞊の段ボヌルの䞭で暪たわるホヌムレスの皆さんひずりひずりに掛けおいる、䞋手に敬語を䜿いすぎない、心がこもった蚀葉に、思わずわたしの目頭(めがしら)が涙で最(うる)んだ。

森川さん:「ここにパンが入っおいるんですけれども、もらっおもらえたすか」

 

自分が傷぀いた分、ひずに優しくできる人がいる。

だから自分が傷぀いたからずいっお、ひずを傷぀けるのは間違いだずいうこずが身にしみおわかった善きテレビだった。

 

 

 

 

👩䞀囜の代衚も、人間も、

幌皚な思考回路で、残虐な行為をするものが居る。

それは、䟡倀芳や時代の盞違どころではない。

完党に病気かたたは狂っおいる。

なぜそんな考え方になっおしたったのだろう❔

それが䞀囜の代衚だずしたら私は

呜の危険を感じ、背筋が凍り぀く。